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2024年11月2日(土) | 京王杯2歳S G2 | ファンタジーS G3 |
---|---|---|
2024年11月3日(日) | アルゼンチン共和国杯 G2 | みやこS G3 |
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 9 | 牡5 | 58.0 | 横山和生 | 美 小西一男 | 500(0) | 1.44.0 | 9.8 | 5 | 36.7 | ⑤③④④ | |||
2 | 6 | 10 | 牡4 | 57.0 | 武豊 | 栗 池添学 | 522(--) | 1.44.1 | クビ | 3.4 | 1 | 37.0 | ②②②② | ||
3 | 7 | 12 | 牡5 | 57.0 | 丸山元気 | 栗 梅田智之 | 496(0) | 1.44.3 | 1 1/4 | 26.0 | 10 | 37.1 | ③③③③ | ||
4 | 5 | 8 | 牡5 | 57.0 | 石川倭 | 米川昇 | 472(-10) | 1.44.7 | 2 1/2 | 54.4 | 12 | 36.4 | ⑭⑭⑪⑩ | ||
5 | 5 | 7 | 牡4 | 58.0 | 松山弘平 | 美 牧光二 | 506(-12) | 1.44.8 | 3/4 | 5.1 | 3 | 37.7 | ①①①① | ||
6 | 3 | 3 | セ6 | 58.0 | 池添謙一 | 栗 池添学 | 480(-12) | 1.44.9 | クビ | 43.3 | 11 | 36.8 | ⑬⑫⑩⑧ | ||
7 | 8 | 14 | 牡7 | 58.0 | 西村淳也 | 栗 野中賢二 | 526(-4) | 1.45.1 | 1 1/2 | 7.4 | 4 | 37.7 | ⑤⑥④④ | ||
8 | 3 | 4 | 牡4 | 57.0 | 永野猛蔵 | 美 黒岩陽一 | 466(-10) | B | 1.45.2 | 3/4 | 4.9 | 2 | 37.8 | ③③④⑥ | |
9 | 8 | 13 | 牡7 | 57.0 | 富田暁 | 栗 本田優 | 464(-4) | 1.45.3 | 1/2 | 23.9 | 9 | 37.4 | ⑨⑨⑧⑧ | ||
10 | 1 | 1 | 牡5 | 57.0 | 水口優也 | 栗 浜田多実 | 482(-12) | 1.45.3 | クビ | 22.0 | 8 | 37.6 | ⑦⑦⑦⑦ | ||
11 | 7 | 11 | 牝5 | 55.0 | 古川吉洋 | 栗 長谷川浩 | 500(+6) | B | 1.45.6 | 1 1/2 | 156.5 | 14 | 37.3 | ⑩⑪⑪⑪ | |
12 | 4 | 6 | 牡6 | 57.0 | 岩田康誠 | 栗 上村洋行 | 530(-2) | 1.45.8 | 1 1/2 | 11.2 | 6 | 37.6 | ⑦⑧⑪⑬ | ||
13 | 4 | 5 | 牡6 | 57.0 | 菱田裕二 | 栗 矢作芳人 | 524(+6) | 1.46.1 | 1 3/4 | 86.2 | 13 | 37.5 | ⑫⑬⑭⑬ | ||
14 | 2 | 2 | 牡4 | 57.0 | 佐々木大 | 栗 須貝尚介 | 514(-6) | 1.46.5 | 2 1/2 | 17.8 | 7 | 38.5 | ⑩⑨⑧⑫ |
ラップタイム | 6.9 - 11.5 - 12.5 - 12.4 - 11.9 - 11.9 - 11.9 - 12.3 - 12.7 |
---|---|
前半 | 6.9 - 18.4 - 30.9 - 43.3 - 55.2 |
後半 | 60.7 - 48.8 - 36.9 - 25.0 - 12.7 |
■払戻金
単勝 | 9 | 980円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 9 | 270円 | 4番人気 |
10 | 180円 | 1番人気 | |
12 | 510円 | 10番人気 | |
枠連 | 6-6 | 1,770円 | 9番人気 |
馬連 | 9-10 | 2,020円 | 6番人気 |
ワイド | 9-10 | 780円 | 6番人気 |
---|---|---|---|
9-12 | 2,370円 | 32番人気 | |
10-12 | 1,770円 | 24番人気 | |
馬単 | 9-10 | 5,170円 | 20番人気 |
3連複 | 9-10-12 | 12,380円 | 46番人気 |
3連単 | 9-10-12 | 86,710円 | 318番人気 |
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土曜日の札幌ダートのレース結果、近年のエルムSの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は月曜日に50.5ミリの降水を観測。その後も終日カラッと晴れる日はなかったが、まとまった降雨はなく、土曜日のダートコースは良馬場(JRA発表)でスタート。時間の経過につれ、だんだん曇り空が広がってきたものの、開催中に雨が降ることはなく、良発表のまま土曜日の開催を終えた。
土曜日施行のダート1700m戦4鞍の結果を振り返ると、ペースや力関係を抜きにしても、中団より前めに位置した馬の活躍が目を引いた。そのかたわら、待機組は大苦戦。最終4角4番手以下通過馬の2着連対圏入りはゼロ。同6番手以下通過馬に至っては3着すらなしという、低調な結果に終わっている。
ただし、先行力だけでの押し切りは難しいようで、勝ち馬4頭はいずれも上がり3Fタイム4位以内でフィニッシュしている。機動力(追走力)とスピードの持続力の双方を兼ね備えた、総合力を求められるコンディションと考えたほうがいいだろう。
日曜日開催中の天気は不安定(4日7時の時点)。馬場が軽くなって序盤のペースが上がれば、多少なりとも待機組の優位性が増す可能性もある反面、脚抜きが良くなるぶん、先団勢の踏ん張りも増す。結局のところ、後方待機組の利は薄い、とみるのが正解のように思える。
なお、札幌で施行された直近5回のエルムS(2018~2020、2022~2023年)における1~3着馬延べ15頭中14頭は、前走が国内のダートかつ、4角通過順が6番手以内だった。位置取りという要素は先に述べた傾向にもマッチすることから、今回も条件を満たす馬には相応の評価をすべきだろう。
さらに、上がり上位馬が幅をきかせているコンディションであることを考慮して、前走(海外・地方戦を挟む馬は直近のJRA戦)で出走メンバー上位の上がり3Fタイムを記録している馬を重視。そのなかでも、上がり3Fタイム3位以内をマークしている馬に的を絞りたい。
今年のエルムSの出走メンバーで、先述した要点(前走内容)をクリアしているのは、④ナチュラルハイ、⑥サヴァ。従って当欄では、この2頭を有力候補として推奨する。
日曜日に行われるエルムSの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①フルム【A】
函館W単走。しまい重点の内容ながらも、コーナーから体を上手に使って活発な走り。この馬としては、手前替えもスムーズにこなせたほう。その後も低重心の安定したフォームを保ち、軽く促されるとしっかり加速。函館Wのやや重馬場を感じさせない、はつらつとした動きだった。状態は良く映る。展開がかみ合うようなら、面白い存在になりそうだ。
②ユティタム【F】
函館W併走(映像なし)。函館Wで併せ馬を3本消化し、そのいずれも先着を果たすなど、中間の調整は順調に進んでいる様子。それだけに動きを映像で確認できないのは残念な限り。今回はF判定とさせていただきたい。
③ヴィクティファルス【B】
函館ダ単走。頭が少し高く映るが、もともとそういう馬。動き自体はパワフルだし、この馬とすれば直線部分の走りにも集中力を感じる。テンションが高くなりつつある点は課題だが、馬自身の体調は良さそう。あとは落ち着いた状態で、本番に臨めるかどうか。レース当日の気配には注意したい。
④ナチュラルハイ【A】
札幌ダ併走。僚馬を先行させて、追いかけるメニュー。力強い脚さばき、無駄の少ないコーナリングで、徐々に差を詰めて直線に入る。その後も低い重心を保ち、鞍上と息を合わせてリズムのいい走り。手ごたえに余裕を残したまま、頭ひとつ前に出たかたちでフィニッシュした。状態の良さがうかがえる内容。高く評価したい。
⑤ホウオウアマゾン【B】
札幌ダ単走。直線の立ち上がりでは外のほうに顔を向け、やや集中力を欠く走り。だが、まっすぐ前に向いてからは、首と背中を使ってリズミカルな動きに。馬場を苦にする様子はなく、鞍上の仕掛けに対する反応も悪くなかった。過去のダート成績はさえないが、もっとパフォーマンスを上げてきても、おかしくない雰囲気ではある。
⑥サヴァ【B】
函館W併走。パワフルな脚さばきで、推進力のある走り。ゴールを過ぎてからもステッキを入れて負荷をかけており、これで少し余裕を感じる体つきも絞れてきそう。中間の一頓挫が懸念されているようだが、動きを確認する限り、それほど悪い面は見受けられない。このひと追いでさらに上向くようなら、怖い1頭になりそうだ。
⑦ミトノオー【B】
札幌ダ併走。パートナーと歩調を合わせる程度の控えめな内容。派手さには欠けるものの、きちんとハミを取って集中力を感じる走り。この馬なりに低めの姿勢を保ち、脚どりもしっかりしている。あと少し動きにキレがあれば文句なしだが、大きく減点するほどではない。実戦に向けての下地は整ったように思える。
⑧シルトプレ【F】
門別坂路単走(映像なし)。字面的には前年5着当時とそう変わりないメニューを消化している様子。体調面に大きな問題はなさそうだが、映像で動きを確認できない(1日時点)ため、他馬との兼ね合い的に明確な判定は難しい。いずれにせよ、当日の気配はしっかり確認しておいたほうがいいだろう。
⑨ペイシャエス【B】
札幌ダ併走。直線を向いて間もなく、鞍上が手前替えを促すもすんなりとスイッチできない。ただ、手前変換後は推進力を感じる走りだった。輸送疲れを考慮して当該週の追い日をスライド、なおかつ単走で済ませた前年(8着)よりも体調は良さそう。それなりに整えてきた印象を受ける。
⑩ドゥラエレーデ【B】
函館ダ単走。1週前にビシッと追って負荷をかけたことが功を奏したのか、当時の重苦しさが解消されつつある印象。そのぶん完歩が広くなり、推進力も増してきた。100%には至らずとも、徐々に状態が上向いているのは確か。ゴール標識を過ぎてからも手を緩めておらず、このひと追いでいちおうの態勢は整いそうだ。
⑪タガノクリステル【D】
函館W単走。力みがちの走りはいつものこと。それはいいとしても、鞍上の促しに対する反応が薄く、ギアチェンジにモタついている感じ。ゴールに近づくにつれて、頭の高さが目立つようになっていたのも気がかり。あまり攻め駆けしないタイプということを考慮しても、見映えが良くない内容。今回は期待より不安のほうが先立つ。
⑫テーオードレフォン【B】
札幌ダ単走。少し前さばきが硬く、頭の位置もやや高めに映るが、それはいつも同じ。特に大きな割引は必要ないだろう。この馬なりに前向きさがあって、集中力も最後まで途切れていない。大きな上積みまではどうかだが、少なくともデキ落ちの心配はなさそう。いい意味での平行線だろう。
⑬ベルダーイメル【A】
函館ダ単走。鞍上扶助の手前替えだが、この馬とすれば比較的スムーズにこなしたほう。その後の脚元の動きは力強く、走りの軸も安定。四肢の回転力が目立ち、推進力もきちんと前に向いている。久々をひと叩きされた効果がうかがえる内容。デキの良さを活かせるようなら、前走8着敗退からガラリ一変の場面があってもいい。
⑭プロミストウォリア【C】
函館W単走。いい意味での浮遊感がある走りは健在。その一方、連続好走していた当時の弾力性に富んだフットワークには及ばない印象。ゴール前で脚力が緩んだのも気になるところ。丹念に調教本数を積み上げてきたことは評価できるが、もっと上の走りがある馬。今回はC判定にとどめておきたい。
◆ヴィクティファルス・寺田助手「いつも動きはいいけど、それにしてもすごく良かった。あとは気持ちですね」
◆サヴァ・黒野助手「暑さに弱い馬だけど、函館は涼しいので状態がいい。体もシャープに締まっています」
◆シルトプレ・米川師「準備は万端です。中央の方がレースはしやすいと思うし、昨年(5着)以上を目指します」
◆タガノクリステル・谷川助手「ずっと滞在で乗り込めていて、いい状態です。展開や馬場が向いてくれれば」
◆テーオードレフォン・寺田助手「競馬はしやすいタイプ。去年のように暑くないのも、この馬にはいいですね」
◆ドゥラエレーデ・寺田助手「ひと追いごとに素軽くなっている。コースは経験済みで、距離も大丈夫だと思う。結果を出したいですね」
◆ナチュラルハイ・・永野騎手「硬くなりやすいタイプだが、気にならない感じ。雨は降らないほうが良さそうです」
◆フルム・水口騎手「前走より具合は良さそう。前回、この距離を経験したことで、いいイメージで乗れそうです」
◆プロミストウォリア・野中師「栗東でしっかり仕上げてきて、ようやく張りが出てきた。能力は足りる。大型馬の久々がどうかでしょう」
◆ペイシャエス・吉開助手「暑さに弱いので、涼しいのはありがたい。前走と比べてとてもいい雰囲気。コースも大丈夫」
◆ベルダーイメル・本田師「ひと叩きして良くなった。前々で競馬する馬が多そうなので、その後ろで流れに乗れれば」
◆ホウオウアマゾン・菱田騎手「もう少し反応するかと思ったが、緩さがあった。このひと追いで変わってくれれば」
◆ミトノオー・牧師「体が大きくなって成長を感じる。スタートが速く、小回りの1700メートルも苦にしないはず」
◆ユティタム・山田助手「体調は良さそう。メンバーは強いけど、かみ合えば通用する能力はあります」
2014年以降(2021年は函館で施行)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4歳から9歳まで幅広い。その一方、7歳以上の好走(3着以内)は、重賞5着以内からの参戦馬に限定される。意識しておきたいポイントだ。
(減点対象馬)
⑬ベルダーイメル
2014年以降(過去10年)の1~2着馬延べ20頭の前走使用コースを確認すると、大井ダート2000m、函館ダート1700m、福島ダート1700m、東京ダート1600m、中京ダート1400m、京都ダート1900m、阪神ダート1800mの7組に集約される。なお、前走左回り組の2着連対圏入りは、中5週以内の臨戦馬のみ。気にとめておきたい傾向といえよう。
(減点対象馬)
②ユティタム ⑤ホウオウアマゾン ⑧シルトプレ ⑨ペイシャエス ⑩ドゥラエレーデ
前走の着順については、JRA重賞であれば12着以内、それ以外の場合は6着以内が理想。2014年以降の1~2着全馬が、この条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
②ユティタム ③ヴィクティファルス ⑪タガノクリステル ⑬ベルダーイメル
2014年以降、前走連対(2着以内)馬を除くと、前走の単勝人気が7番人気以下だった馬が、当レースで2着連対圏入りを果たしたケースはゼロ。該当馬は評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
③ヴィクティファルス ⑤ホウオウアマゾン ⑩ドゥラエレーデ ⑪タガノクリステル
2014年以降の1~3着馬延べ30頭のうち、28頭が前走4角6番手以内通過馬。例外の2頭は、ともにJRA・G1で2着以内の好走歴を有していた。前走が早めの進出だった馬、ならびにG1実績馬が優位の傾向にあるようだ。
(減点対象馬)
①フルム ③ヴィクティファルス ⑤ホウオウアマゾン ⑪タガノクリステル
2014年以降の1~2着馬延べ20頭のうち、19頭にはダート1700mのレースで2着以内の連対歴があった。例外の1頭は、前走重賞1着からの臨戦馬。当該距離での連対(2着以内)経験ゼロかつ、前走重賞1着以外の臨戦馬は、過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
①フルム ③ヴィクティファルス ⑤ホウオウアマゾン ⑧シルトプレ ⑨ペイシャエス ⑭プロミストウォリア
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2022年1着のフルデプスリーダー(9位、9番人気)や2023年3着のロッシュローブ(11位、10番人気)のように、低指数の人気薄の激走がたまに発生するが、全体を通して見るとこのレースは高指数かつ上位人気の馬が安定して力を発揮する傾向にある。直近5年は5位以内の馬が必ず1頭以上3着以内に入っている点で共通。例外の1頭を除き、該当馬は4番人気以内となっている。軸を決める際は無理に捻る必要はない。人気と実力のともなった馬を素直に信頼すれば、自ずと好結果を呼び込めるだろう。
まず注目したいのは、メンバー中ただ1頭U指数100以上をマークしている1位⑦ミトノオー(100.0)だ。前走の平安S勝ちを含めた重賞実績は十分で、初の58キロも馬格からは守備範囲内。札幌は初となるが、前に行ける脚質的にも心配はなさそう。メンバー的に大崩れは考えづらい。
これに次ぐのが、芝・ダートの二刀流でいずれもG1好走歴のある4位⑩ドゥラエレーデ(98.6)。久々かつ海外遠征帰りと条件的に楽ではないが、初勝利を挙げた札幌ダ1700mが舞台なら格好はつけてくれるだろう。
このほか、北海道のダートで高いパフォーマンスを発揮し続けている7位④ナチュラルハイ(96.0)、昨年の5着馬でU指数2位の高評価を得ている道営馬⑧シルトプレ(99.4)にも注目したい。
2022年はヘニーヒューズ産駒の9番人気フルデプスリーダーが勝ち、2着にも同産駒の6番人気ウェルドーンが入線する小波乱。また、2023年も1着セキフウ(父ヘニーヒューズ)が6番人気、2着ワールドタキオン(父アジアエクスプレス)が4番人気と、配当妙味のあるヘニーヒューズ直系2頭によるワンツー決着となった。ヘニーヒューズはStorm Cat直系の種牡馬となるが、同系統に属する馬では2017年3着&2018年2着とリピート好走したドリームキラリ(父Giant's Causeway)も挙げられる。
ほか、古くは2003年1着アドマイヤドン、2006年3着オーガストバイオ、2010年1着クリールパッション、と母の父にトニービンを配された馬が上位を賑わせていた。近年においてもトニービンの血脈は施行場を問わず有力で、2019年モズアトラクション(父ジャングルポケット)、2020年タイムフライヤー(父ハーツクライ)、2021年スワーヴアラミス(父ハーツクライ)、2022年フルデプスリーダー(母の父ジャングルポケット)といった具合に、同血脈を保持する馬たちで4連覇を飾っている。
ユティタムは、父Justify×母ジペッサ(母の父City Zip)。父はScat Daddy~ヨハネスブルグ~ヘネシーと遡る父系で、現役時にはアメリカ競馬史上2頭目となる無敗の三冠を達成した逸材。目下2年連続でヘニーヒューズ(父ヘネシー)の直系が1・2着を占めていることを思えば、まずは本馬も同系統に属することを念頭に置くべきだろう。気性面に難しさがあるため勝ち負けはハッキリしやすいが、自分の競馬ができれば重賞戦線でも侮れない。
テーオードレフォンは、父ドレフォン×母エミネントシチー(母の父ブライアンズタイム)。同産駒は好相性を示すヘネシーの直系でこそないものの、近年の結果を鑑みれば広義的にStorm Catの直系であることを評価しやすい。本馬においては半兄エスポワールシチーが12年エルムSで59kgの斤量を背負いながらアタマ差の2着。その半兄に実績面では劣るものの、同馬が8歳まで活躍をしていたことを思えば、まだ一皮むける余地があっていい。
ヴィクティファルスは、父ハーツクライ×母ヴィルジニア(母の父Galileo)。同産駒からは20年タイムフライヤー、21年スワーヴアラミスと2頭の勝ち馬が出ているが、後者とは「母の父がSadler’s Wells系」という配合面も共通。また、父はトニービンを持つことも強調しやすく、昨年は同血脈を保持する馬の出走がなかったため、出走機会の限りでは内包馬の連覇が続いている。本馬の直近2走も力負けではないだけに見直しが必要だろう。