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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 13 | 牡5 | 56.0 | C.ルメー | 栗 松田国英 | 490(+6) | 1.43.4 | 3.0 | 1 | 35.7 | ⑦⑦⑦④ | |||
2 | 5 | 8 | セ8 | 57.0 | 藤岡佑介 | 栗 佐々木晶 | 488(+8) | 1.43.7 | 2 | 4.2 | 2 | 35.5 | ⑭⑭⑫④ | ||
3 | 6 | 10 | セ6 | 58.0 | 大野拓弥 | 美 高木登 | 484(0) | B | 1.43.8 | 3/4 | 11.1 | 5 | 36.5 | ②②②① | |
4 | 7 | 12 | 牡6 | 56.0 | 横山和生 | 美 土田稔 | 470(-4) | 1.44.0 | 1 | 10.2 | 4 | 36.6 | ②③③② | ||
5 | 3 | 4 | 牡7 | 57.0 | 横山典弘 | 栗 安田翔伍 | 532(+6) | 1.44.0 | クビ | 21.6 | 9 | 35.7 | ⑫⑬⑭⑬ | ||
6 | 7 | 11 | 牡5 | 56.0 | 田辺裕信 | 美 栗田徹 | 546(-12) | 1.44.1 | クビ | 12.5 | 6 | 36.3 | ⑨⑨⑨⑧ | ||
7 | 2 | 2 | 牡7 | 56.0 | 武豊 | 栗 笹田和秀 | 488(0) | 1.44.1 | クビ | 6.3 | 3 | 36.5 | ④⑥⑥⑥ | ||
8 | 5 | 7 | 牡6 | 56.0 | 北村宏司 | 美 木村哲也 | 532(-14) | 1.44.2 | 1/2 | 42.1 | 12 | 36.3 | ⑩⑨⑩⑧ | ||
9 | 4 | 5 | 牡6 | 56.0 | 吉田隼人 | 栗 須貝尚介 | 508(-2) | B | 1.44.8 | 3 1/2 | 36.3 | 10 | 37.1 | ⑦⑦⑦⑧ | |
10 | 4 | 6 | 牡6 | 56.0 | 国分恭介 | 栗 中竹和也 | 484(-2) | 1.44.8 | クビ | 17.2 | 7 | 37.6 | ①①①② | ||
11 | 6 | 9 | 牡5 | 57.0 | 池添謙一 | 栗 藤岡健一 | 482(+8) | 1.45.1 | 1 3/4 | 39.3 | 11 | 37.1 | ⑫⑨⑩⑪ | ||
12 | 8 | 14 | 牡6 | 56.0 | 浜中俊 | 美 加藤征弘 | 482(-4) | 1.45.5 | 2 1/2 | 55.2 | 13 | 38.0 | ④③③⑥ | ||
13 | 3 | 3 | 牡7 | 56.0 | 藤岡康太 | 美 堀宣行 | 584(+2) | 初B | 1.45.9 | 2 1/2 | 19.0 | 8 | 37.7 | ⑩⑨⑫⑭ | |
14 | 1 | 1 | 牡5 | 56.0 | 横山武史 | 栗 大久保龍 | 530(+7) | 1.47.0 | 7 | 69.7 | 14 | 39.5 | ④③③⑪ |
ラップタイム | 6.7 - 11.2 - 12.4 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 12.2 - 11.7 - 12.3 |
---|---|
前半 | 6.7 - 17.9 - 30.3 - 42.7 - 55.0 |
後半 | 60.7 - 48.4 - 36.2 - 24.0 - 12.3 |
■払戻金
単勝 | 13 | 300円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 13 | 140円 | 1番人気 |
8 | 150円 | 2番人気 | |
10 | 260円 | 5番人気 | |
枠連 | 5-8 | 800円 | 2番人気 |
馬連 | 8-13 | 900円 | 1番人気 |
ワイド | 8-13 | 380円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
10-13 | 730円 | 7番人気 | |
8-10 | 630円 | 5番人気 | |
馬単 | 13-8 | 1,560円 | 1番人気 |
3連複 | 8-10-13 | 2,680円 | 3番人気 |
3連単 | 13-8-10 | 9,480円 | 3番人気 |
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土曜日の札幌ダートのレース結果、近年のエルムステークスの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は雨量こそ少ないものの、連日ぐずついた天候。その影響もあって、土曜日のダートコースは適度に湿り気のある状態で競馬が行われた。
土曜日の結果を振り返ると、ペースや力関係を抜きにしても、好位から前めに位置した馬の粘り強さが印象的だった。一方で、中団あたりに控えていた差し馬の上位進出も目につく。
事実、条件クラスのダート1700m戦2鞍では、上がり3ハロン上位3番手以内の馬が【2.2.1.1】という好成績を残している。基本的に前有利ではあるが、展開ひとつで待機勢も間に合うコンディションとみて差し支えない。
枠順に関しては、ダート1700mに限ると、中~外めが優位の情勢。先週もほぼ同様の傾向だった。つまり、距離ロスなく走れるメリットよりも、インで揉まれるなどのデメリットのほうが大きいということだ。
日曜日の降水確率は10%。雨の心配はあまりしなくてもよさそう。となれば、前週ならびに土曜日の傾向を踏襲する可能性は高い。よって、軸足は中~外枠(5~8枠あたり)に寄せたほうが、好結果を期待できるのではないか。
血統面については、近5年のエルムステークスにおける1~2着馬の父系をみると、サンデーサイレンス系、ノーザンダンサー系、ロベルト系、グレイソヴリン系の4パターンに集約される。該当馬はプラスに評価したい。
また、前走の4角通過順位が5番手以内だった4~6歳馬の活躍が目立つのも特徴的。しっかりと頭に入れておきたいポイントといえるだろう。
今回の出走馬で、血統面および先述した馬場傾向(5~8枠)の要点をクリアしているのは、⑪アルクトス、⑫ハイランドピーク、⑬タイムフライヤー。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
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出演:スガダイ(予想神) nige(ダート神) 岡田大(ウマニティ編集長)
◆アナザートゥルース・大野騎手 「いつも休み明けはモサッとしている感じはあるけど、気持ち的にピリピリしているので動けるかも」
◆アルクトス・田辺騎手 「仕上がりはいいですね。休み明けのこの条件で、秋に向けてどういう競馬ができるか」
◆ウェスタールンド・藤岡佑騎手 「仕上がりは悪くないと思う。馬自身は小回りも上手に走れますし、流れやさばきひとつ」
◆エアスピネル・武豊騎手 「馬なりで確かめる程度。久しぶりに乗ったけどいい動きでした。距離的には前走より今回の方がいいかも」
◆サトノティターン・齊藤助手 「先週の段階でしっかりやっていますし、ブリンカーをつけたきょうの感覚は悪くなかった。精神状態もいいですね」
◆タイムフライヤー・ルメール騎手 「単走でリラックスさせる感じ。反応、フットワークも良かったし、コンディションは良さそう。瞬発力もあるし、きついコーナーでも速い反応ができる」
◆バスカヴィル・加藤征師 「具合がいいので美浦からの直前輸送で出走。スタートを決めて流れに乗れれば、ここでもやれていい」
◆ヒラボクラターシュ・山口助手 「感触を確かめる程度で、いい感じ。休みは長いけど、いい状態に持って来られたと思います」
◆リアンヴェリテ・国分恭騎手 「しまい重点でしっかり動いたし、反応も良かった。ハナにこだわって行きたいです」
◆ロードゴラッソ・藤岡師 「間があいているので、しまいまでしっかりやりました。体もできているし、小回りでも結果を残している」
◆ワイルドカード・太田助手 「輸送で体が減ったので、回復させることに主眼を置いてやってきました。前半のハミの取り方に物足りなさがあるので、修正しながらやっています」
◆ワンダーリーデル・吉田助手 「脚元に負担をかけないように、芝で追い切りました。順調です。小回りになりますが、自分の競馬に徹してどこまでやれるかですね」
★エルムSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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2016年1着のリッカルド(U指数11位・7番人気)や2019年2着のハイランドピーク(U指数8位・10番人気)のように、低指数の人気薄の激走がたまに発生するが、全体を通して見ると高指数の上位人気が安定して力を発揮するレースで、過去5年は毎年「6位以内かつ5番人気以内」の条件を満たす馬が必ず2頭3着以内に入っている点で共通する。軸を決める際は無理に捻る必要はない。人気と実力を伴った馬を素直に信頼すれば、自ずと好結果につながるだろう。
今年の登録馬の平均指数は97.3で、過去5年間の出走馬平均95.9を大きく上回っている。つまり、今年のメンバーは非常にレベルが高いということ。例年は97以上100未満あたりの馬の好走が目立つが、取捨の基準は少々厳しめに設定したほうがよさそうだ。上位人気確実だが、初ダートの前走で適性を見せた1位のエアスピネル(101.8)、8歳ながらにいまだ衰えを見せない2位のウェスタールンド(101.5)、このレースと相性の良いマリーンS組で3位のタイムフライヤー(101.2)の3頭は、しっかり押さえておくべきだろう。ほか、リピーターの好走が散見されるレースでもあるので、昨年の3着馬で5位のサトノティターン(99.3)にも注意の目を光らせておきたい。
2010年以降(2013年は函館開催)の1~3着馬の前走使用競馬場をみると、中央・地方を問わずバラエティに富んでいる。ただし、東京・中山・阪神をステップに臨んだ馬の最高着順は3着止まり。該当馬は疑ってかかるべきだろう。
2010年以降、前走重賞1着馬や前年のエルムステークスで2着以内に入っていた馬を除くと、前走の単勝オッズが7番人気以下だった馬の連対例はゼロ。相応の勢いや舞台実績がないと、前走が低評価だった馬の上位進出は難しい。
2010年以降、ここが年明け初戦で複勝圏入りを果たした馬は2頭。ともに前走G1出走馬だった。前走でG2/Jpn2以下使用の年明け初戦馬は、評価を下げる必要がある。
2010年以降、前走が芝のレースだった馬の好走例は皆無。該当馬に手を出すのはリスクが高い。
2010年以降、前走函館戦4着以下敗退からエルムステークスで巻き返しに成功した馬は2頭。ともに前年の当レースで2着以内に好走していた。舞台実績に乏しい、前走函館凡走馬は狙いづらい。
昨年は後方から進めたモズアトラクションの追い込みが鮮やかに決まっていたが、レース上がりを要すると15年ジェベルムーサや11年ランフォルセなどTom Rolfeの血を引く馬が勝利しており、15年においては該当馬が1~3着を独占してみせた。
また、総じて小回りコースを力任せに立ち回れる血統を評価しやすく、ブライアンズタイムを筆頭にRoberto持ちが幅を利かせていることも特徴と言えるだろう。
タイムフライヤーは、父ハーツクライ×母タイムトラベリング(母の父ブライアンズタイム)。04年ジャパンCダート‐G1を制するなど、JRAダート重賞3勝、地方交流重賞6着と活躍したタイムパラドックスの甥。昨年は本競走で6着に敗れているが、母系を踏まえても休み明けよりは一叩き欲しいタイプでもあり、初ダートであったことを考慮すれば上々の内容を示していた。臨戦過程は昨年よりも評価しやすいだけに、上位人気でも素直に信頼すべきだろう。
ハイランドピークは、父トーセンブライト×母ハイランドダンス(母の父ゼンノロブロイ)。09年毎日杯‐G3を制したアイアンルックの甥で、3代母ダンスダンスダンスは牝馬ながら91年皐月賞‐G1で5着。父がブライアンズタイムの直仔なので、18年1着・19年2着の連続好走も頷ける。ただし、脚抜きのいい馬場を得意にしている節もあり、パサパサに乾燥した馬場状態には一抹の不安を残す。
ヒラボクラターシュは、父キンシャサノキセキ×母ヒラボクウィン(母の父ワイルドラッシュ)。12年平安S-G3を制したヒラボクキングの甥で、3代母Florameraはブライアンズタイムの半妹。10年に本競走を制したクリールパッションも同牝系の間柄で、血統的には最も注目に値する一頭と言えるだろう。前走大敗はノド鳴りの影響とあれば致し方なく、手術した効果も見込めるとのことなので改めて見直してみたい。
エアスピネルは、父キングカメハメハ×母エアメサイア(母の父サンデーサイレンス)。母は05年秋華賞‐G1の勝ち馬で、全弟エアウィンザーも18年チャレンジC-G3を制している。近親にも重賞勝ち馬がズラリと並ぶ血統馬で、本馬もマイル重賞で3勝を挙げるほか、クラシック戦線でも上位を賑わせてきた。こちらも遡ればブライアンズタイムと同じGolden Trail牝系で、同牝系のモズアスコットがダート替わりで根岸S-G3、フェブラリーS-G1と連勝したことは記憶に新しい。
(文・シンヤカズヒロ)