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鳴尾記念 G3

日程:2018年6月2日()15:35 阪神/芝2000m

鳴尾記念データ分析

コース図阪神芝2000m

伝統ある重賞ながら、たびたび開催時期やレースの条件が変更されてきた一戦。ここでは、現行の開催時期&条件に移された2012年以降のデータを中心に傾向を探っていきたい。年齢別で見ると、【4.3.3.11】という、上々の成績を残している4~5歳馬が馬券の軸としてオススメ。一方で、6~7歳のベテラン勢も侮れない。2012年以降、馬券に絡んだ8頭中5頭が7番人気以下の人気薄。そのうち2頭は2桁人気で、高配当演出の一役を担っている。悩むようなら「4~5歳馬×重賞好走歴のある6~7歳馬」を中心に、馬券を組み立てるのが有効な手段だ。舞台となる阪神2000mは、スタート直後に上り坂があるため、あまりペースは速くならない。従って、基本的には先行有利のコースである。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
人気別成績を見ると、1番人気は上々の結果を残しているが、2012年以降は【1.2.0.3】というように、人気を裏切りがち。ただし、1~3番人気のトータルは【5.3.1.9】と、人気サイドが強いレースであることは間違いない。一方で、7番人気以下が2013年から5年連続で馬券に絡んでおり、人気薄の激走も十分に期待できる。「人気サイド×中穴」がいちばんの狙い目になると結論付けたい。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 5-6-2-7 25.0% 55.0% 65.0% 69.5% 88.0%
2番人気 4-2-3-11 20.0% 30.0% 45.0% 74.5% 72.5%
3番人気 3-2-3-12 15.0% 25.0% 40.0% 92.0% 73.0%
4番人気 1-3-3-13 5.0% 20.0% 35.0% 30.5% 83.5%
5番人気 1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0% 47.0% 71.0%
6~9番人気 5-6-2-67 6.3% 13.8% 16.3% 157.0% 66.5%
10番人気以下 1-0-5-89 1.1% 1.1% 6.3% 53.9% 79.1%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 2-2-0-0 50.0% 100.0% 100.0% 87.5% 115.0%
2.0~2.9倍 1-3-1-5 10.0% 40.0% 50.0% 28.0% 63.0%
3.0~4.9倍 7-2-5-13 25.9% 33.3% 51.9% 97.4% 82.6%
5.0~7.9倍 3-2-4-13 13.6% 22.7% 40.9% 94.1% 79.1%
8.0~14.9倍 3-8-4-35 6.0% 22.0% 30.0% 69.4% 88.0%
15.0~19.9倍 0-1-2-15 0.0% 5.6% 16.7% 0.0% 59.4%
20.0~49.9倍 3-2-3-56 4.7% 7.8% 12.5% 156.7% 74.1%
50.0倍以上 1-0-2-77 1.3% 1.3% 3.8% 64.0% 66.5%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 2,420円 180円 710円
複勝 2,760円 110円 379円
枠連 16,060円 370円 2,533円
馬連 17,070円 590円 4,162円
ワイド 9,050円 250円 1,905円
馬単 29,790円 1,050円 7,420円
3連複 33,750円 1,420円 13,084円
3連単 199,150円 5,660円 66,843円

【脚質】
1着に限定して見ると、明らかに先行優勢。2012年以降の勝ち馬6頭のうち5頭が4角5番手以内で通過していた。最も後ろの位置取りだった2014年の勝ち馬エアソミュールにしても4角7番手。ゆえに、後方一手のタイプについてはヒモまでと考えたほうがいい。一方で、相手に関しては差し優勢。2~3着の半数以上が4角6番手以下に位置していた馬で占められている。メンバーの顔ぶれ次第では「先行→差し」で決め打つのも面白いかもしれない。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 4-2-1-15 18.2% 27.3% 31.8% 383.6% 151.4%
先行 8-7-7-44 12.1% 22.7% 33.3% 88.2% 81.8%
差し 8-5-8-79 8.0% 13.0% 21.0% 96.9% 74.4%
追込 0-6-5-76 0.0% 6.9% 12.6% 0.0% 50.8%

【枠順】
近年の結果だけを踏まえると、枠順については外枠有利・内枠不利になっている印象。なかでも8枠が好調で、2012年以降4勝という素晴らしいパフォーマンスを見せつけている。しかし、馬番に視点を変えると12番より外は未勝利。多頭数で行われる場合、過度の外枠依存は禁物だ。ゆえに、2012年以降未連対の1~2枠を若干割り引く程度で、他枠はおおむねフラットと考えるべきである。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 1-0-1-25 3.7% 3.7% 7.4% 34.8% 36.7%
2枠 2-2-5-19 7.1% 14.3% 32.1% 115.7% 181.4%
3枠 2-0-1-28 6.5% 6.5% 9.7% 21.3% 17.1%
4枠 1-2-5-26 2.9% 8.8% 23.5% 40.3% 55.0%
5枠 1-6-3-26 2.8% 19.4% 27.8% 32.2% 106.1%
6枠 2-2-1-32 5.4% 10.8% 13.5% 143.0% 64.6%
7枠 3-6-4-27 7.5% 22.5% 32.5% 143.3% 92.3%
8枠 8-2-1-31 19.0% 23.8% 26.2% 132.4% 52.9%

【血統】
当レースは、立ち回りの上手さだけではなく、速い上がりも求められる。ゆえに、サンデーサイレンスの血脈が強く、2012年以降の3着以内18頭中、実に17頭が父もしくは母父にサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬で占められている。なかでも、ディープインパクトとブラックタイドの両産駒の相性はバツグンで、毎年のように上位争いに加わっている。ほかでは、父もしくは母父にナスルーラ系種牡馬を持つ馬の活躍も目立つ。とりわけ、サンデーサイレンスの血を内包した馬の好走例が多く、2013~2016年の間は4年連続で連対を果たしていた。2017年は出走馬ゼロ。条件を満たす馬が出てくるようであれば、積極的に狙っていきたい。

◆同コース種牡馬別成績(阪神競馬場/芝/2000m/過去5年)集計期間:2013/04/15~2018/04/15

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 35-27-19-133 16.4% 29.0% 37.9% 100.9% 68.0%
2 キングカメハメハ 18-13-13-97 12.8% 22.0% 31.2% 265.3% 112.1%
3 ハーツクライ 15-24-14-94 10.2% 26.5% 36.1% 53.5% 90.1%
4 ステイゴールド 12-10-8-80 10.9% 20.0% 27.3% 75.1% 129.9%
5 ハービンジャー 11-13-20-63 10.3% 22.4% 41.1% 52.4% 92.9%
6 マンハッタンカフェ 6-11-14-64 6.3% 17.9% 32.6% 56.0% 108.8%
7 ゼンノロブロイ 6-3-8-49 9.1% 13.6% 25.8% 160.9% 136.2%
8 ネオユニヴァース 5-7-5-49 7.6% 18.2% 25.8% 47.7% 62.7%
9 ジャングルポケット 4-3-5-56 5.9% 10.3% 17.6% 24.1% 67.1%
10 メイショウサムソン 4-3-1-42 8.0% 14.0% 16.0% 98.8% 54.4%
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