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2歳秋にデビュー戦を勝ち、3戦目には仏GIクリテリウムドサンクルーを快勝。順風満帆のスタートを切ったが、3歳時は5戦すべて5着以内と安定しながら未勝利に終わった。
そんな“善戦マン”が一変したのは今年に入ってから。5月のGIIIエドヴィル賞で久々の重賞勝ちを飾ると、GIIシャンティイ大賞、GIサンクルー大賞と本格化を遂げた。ひと息入れて臨んだ前走のGIIフォワ賞も2馬身半差で文句なしの勝利。ガリレオ産駒らしい成長力と芝2400メートルの適性を示した。
英国馬優勢とみられる勢力図にあって、地元の期待を背負う存在。管理するのは史上最多の凱旋門賞7勝を誇るA・ファーブル調教師だ。勝ち方を知り尽くした名伯楽が、2014年のトレヴ以来、地元に4年ぶりの栄光をもたらすか。
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