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【京都金杯2025】血統アナリシス 中京開催時はKingmamboとハーツクライの血脈が存在感を示す

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【京都金杯2025】血統アナリシス 中京開催時はKingmamboとハーツクライの血脈が存在感を示す

今年は阪神競馬場スタンドのリフレッシュ工事にともない中京芝1600mで施行される。2021~23年も代替開催の影響で当該コースにて施行されたため、その3年間の結果を中心に考えてみたい。

血統傾向としてはKingmamboとハーツクライの血を引く馬の好走が目立ち、2021年1着ケイデンスコールと2023年1着イルーシヴパンサーの2頭は「父×母の父」がその2系統の組み合わせでもあった。とくにKingmamboは上位入線馬の多くが保持しており、2022年においては1着ザダル、2着ダイワキャグニー、3着カイザーミノル、4着ダイアトニックと該当馬で掲示板の上位を独占。なお、順に7、11、2、12番人気であったように、決して人気馬ばかりの好走ではなかった。

ドゥアイズは、父ルーラーシップ×母ローズマンブリッジ(母の父ディープインパクト)。父はキングカメハメハ~Kingmamboと遡る父系。本馬はハーツクライの血脈こそ持たないものの、サンデーサイレンスとトニービンを保持するため、血統構成の観点からは同条件で施行された過去の勝ち馬と共通点を見出しやすい。従兄に中京巧者のルークズネストがいる血統背景も興味深く、得意のマイル戦とあれば重賞初制覇のチャンスはじゅうぶんだ。

マテンロウオリオンは、父ダイワメジャー×母パルテノン(母の父キングカメハメハ)。父がサンデーサイレンス系、母の父がKingmambo系となる配合の大まかなアウトラインは、22年1着ザダル、23年1着イルーシヴパンサーと共通。また、同産駒で母系にトニービンとBlushing Groomを併せ持つ血統構成から、20年3着ボンセルヴィーソも引き合いに出しやすい。ムラ駆けしやすい血筋でもあるので、きっかけひとつで変わる余地はある。


コナコーストは、父キタサンブラック×母コナブリュワーズ(母の父キングカメハメハ)。こちらも「父サンデーサイレンス系×母の父Kingmambo系」の組み合わせを評価しやすく、中京重賞で穴パターンになりやすいサクラバクシンオーの血を引くことも興味深い。本馬自身、中京芝1600mはエルフィンSで2着になった実績がある舞台。桜花賞リバティアイランドに肉薄したことを鑑みても、秘めたるポテンシャルは重賞級といえるだろう。


【血統予想からの注目馬】
ドゥアイズ ⑥マテンロウオリオン ⑬コナコースト


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