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【あの人気馬はココが不安】中山金杯2024 エピファニーは1ハロンの壁を克服できるのか?

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【あの人気馬はココが不安】中山金杯2024 エピファニーは1ハロンの壁を克服できるのか?


京都金杯の記事で触れた、元日に発生した能登半島での地震に関する件ですが、既にインターネット上で募金活動を始めたところもあるようです。お住まいのお近くにあるコンビニなどでも募金の受付が行われているところがあるかもしれません。

JRAや全国の地方競馬場などでも、同様の動きがあると思われます。主催者によるもの、厩舎関係者によるもの、馬主会などによるもの等、いろいろなケースが想定されます。是非ともこうした競馬関係者による活動にもご協力ください。競馬が社会にしっかりと貢献していることを、競馬を知らない人にも知ってもらういい機会となるはずです。偽善だと批判されてもいいでしょう。「やらない善よりやる偽善」という意見に筆者は賛同します。結果が残ることが大切なのですから。

ここからは通常の競馬に関する話です。申し訳ありませんが、仕事ということでお許しください。混戦ムードで、この原稿の締め切り前に上位人気馬がどの馬になるのかを見極めるのも難解な日刊スポーツ賞中山金杯ですが、恐らく、2走前のケフェウスステークスで1分57秒2という好タイムをマークしたエピファニーは、上位人気候補の1頭と思われます。

3歳時に未勝利戦から3勝クラスまで4連勝した実績の持ち主で、オープンでやや足踏みしましたが、前述したケフェウスステークスでの勝利はその地力の高さを見せ付けた結果と考えるべきかもしれません。


しかし、前走のチャレンジカップは4着でした。レース後、手綱を取ったC.ルメール騎手は「ラスト150mくらいで疲れてしまった。距離は1800mがベスト」とコメントしています。同騎手はケフェウスステークスでも騎乗していたのですが、この時も「広いコースの1800mがベスト」という話をしています。

重賞でなければ、2000mでも何とかなるが、重賞では2000m戦はやや長い、というのが、C.ルメール騎手の評価なのでしょう。今回の中山金杯は2000m戦です。1800m戦がベストだとリーディングジョッキーに評価された馬である以上、最後の1ハロンという壁をどう克服するのかが課題となります。

今回は短期免許で日本初騎乗となるR.ピーヒュレク騎手が手綱を取ります。海外でG1・5勝を挙げている実力者であり、乗り替わりに不安はないと思いますが、エピファニーという馬について、C.ルメール騎手からの引き継ぎも含めて、どこまで把握できているのかがポイントとなります。ベストの距離より1ハロン長いのであれば、鞍上もその対応が必要となるはずで、日本での騎乗経験がない騎手への乗り替わりはプラス材料とは言えないでしょう。

ラスト1ハロンの壁を、エピファニーは、その陣営は、そして手綱を取るR.ピーヒュレク騎手はどう乗り切るのか、馬券検討をする際に悩むことになりそうです。


(文・菅野一郎)

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