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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 6 | 牡6 | 57.0 | 菱田裕二 | 栗 岡田稲男 | 458(+6) | 3.06.8 | 3.3 | 2 | 34.8 | ③③③③ | |||
2 | 5 | 9 | 牡5 | 57.0 | 川田将雅 | 美 高木登 | 502(-2) | B | 3.07.6 | 5 | 12.8 | 6 | 35.4 | ⑪⑪⑤⑤ | |
3 | 2 | 2 | 牡5 | 58.0 | 菅原明良 | 栗 吉岡辰弥 | 426(0) | 3.07.6 | クビ | 3.2 | 1 | 35.3 | ⑤⑤⑤⑤ | ||
4 | 1 | 1 | 牝6 | 55.0 | 和田竜二 | 栗 奥村豊 | 474(-8) | 3.07.8 | 1 | 20.9 | 7 | 35.3 | ⑧⑧⑩⑦ | ||
5 | 6 | 11 | 牝4 | 54.0 | 浜中俊 | 栗 田中克典 | 452(-4) | 3.08.0 | 1 1/4 | 30.1 | 8 | 35.3 | ⑫⑪⑪⑪ | ||
6 | 6 | 10 | 牡4 | 56.0 | 池添謙一 | 栗 中竹和也 | 536(+2) | 3.08.1 | 3/4 | 5.5 | 3 | 35.6 | ⑤⑤⑧⑦ | ||
7 | 7 | 12 | 牡7 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 大久保龍 | 510(+10) | 3.08.1 | ハナ | 9.0 | 5 | 36.1 | ③③③③ | ||
8 | 5 | 8 | 牡5 | 57.0 | 酒井学 | 栗 本田優 | 474(0) | 3.08.2 | 3/4 | 52.5 | 10 | 35.4 | ⑬⑬⑬⑪ | ||
9 | 3 | 4 | 牡6 | 57.0 | 小沢大仁 | 栗 小栗実 | 494(+2) | 3.08.2 | ハナ | 161.2 | 13 | 36.5 | ①①②① | ||
10 | 8 | 15 | 牡4 | 56.0 | M.デムー | 栗 須貝尚介 | 498(-2) | B | 3.08.7 | 3 | 67.5 | 11 | 36.2 | ⑧⑧⑧⑦ | |
11 | 7 | 13 | 牡8 | 57.0 | 武豊 | 栗 池江泰寿 | 454(-8) | 3.09.0 | 1 1/2 | 8.6 | 4 | 36.7 | ⑤⑤⑤⑦ | ||
12 | 2 | 3 | 牡7 | 57.0 | B.ムルザ | 栗 高野友和 | 496(-4) | B | 3.09.0 | クビ | 32.0 | 9 | 37.2 | ②②①② | |
13 | 3 | 5 | 牡9 | 57.0 | 荻野琢真 | 栗 友道康夫 | 518(0) | 3.09.6 | 3 1/2 | 154.8 | 12 | 36.7 | ⑩⑧⑪⑬ | ||
14 | 4 | 7 | セ6 | 57.0 | 岡部誠 | 角田輝也 | 452(-8) | 初B | 3.10.1 | 2 1/2 | 356.6 | 14 | 36.3 | ⑬⑬⑭⑮ | |
15 | 8 | 14 | セ9 | 57.0 | 松若風馬 | 美 堀宣行 | 414(+2) | 3.10.1 | クビ | 494.2 | 15 | 36.5 | ⑮⑮⑭⑭ |
ラップタイム | 13.0 - 11.7 - 12.9 - 13.0 - 13.1 - 13.1 - 13.3 - 13.6 - 12.9 - 12.3 - 11.7 - 11.1 - 11.7 - 11.8 - 11.6 |
---|---|
前半 | 13.0 - 24.7 - 37.6 - 50.6 - 63.7 |
後半 | 57.9 - 46.2 - 35.1 - 23.4 - 11.6 |
■払戻金
単勝 | 6 | 330円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 6 | 140円 | 1番人気 |
9 | 280円 | 6番人気 | |
2 | 160円 | 2番人気 | |
枠連 | 4-5 | 1,190円 | 7番人気 |
馬連 | 6-9 | 1,590円 | 6番人気 |
ワイド | 6-9 | 580円 | 6番人気 |
---|---|---|---|
2-6 | 350円 | 1番人気 | |
2-9 | 780円 | 9番人気 | |
馬単 | 6-9 | 2,490円 | 9番人気 |
3連複 | 2-6-9 | 1,770円 | 3番人気 |
3連単 | 6-9-2 | 10,660円 | 24番人気 |
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土曜日の阪神芝のレース結果、近年の阪神大賞典の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は火曜日に19ミリの降水が観測されたが、水曜日から金曜日にかけての降水はゼロ。土曜日も好天に恵まれ、芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。土曜日早朝におけるJRA測定のクッション値は9.3。前週の土曜日と日曜日の朝がともに9.3だったので、大きな変化には至っていない。
土曜日の芝競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は1、1、4、9、4番手。内めを通る逃げ・先行勢がいい踏ん張りを見せる一方、最後の直線で馬場の3分どころに進路を取る差し馬の伸びも増しつつある。ゆえに字面ほど、前有利という印象はない。
事実、上がり3Fタイム1~2位馬は【2.2.3.4】と上々の成績。勝ち馬5頭はいずれも、上がり3ハロンタイム順位を4位以内でまとめている。つまり、ラストの直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかが重要。メンバー上位の上がりを出せる馬が優位という考え方が、もっとも適切のように思える。
枠順については、少頭数のレースが多く鵜呑みにできない部分はあるが、1~3枠が4勝を含む3着以内8頭と優秀な成績を収めている。その一方で、単勝6番人気以下の伏兵による馬券絡みは、みな4枠より外。こうした傾向を踏まえると、堅実性なら内寄り、妙味を優先するのであれば真ん中より外、という評価が妥当だろう。
日曜日開催中の予報は下り坂(17日7時の時点)。ただ、予報どおりであれば、雨量はそれほどでもない感じ。枠順に関しては、都度見直しの必要がありそうだが、脚質面については、傾向が様変わりするケースまでは考えづらい。それゆえ枠順には固執せず、長くいい脚を使えそうな馬を優先したほうが、好結果につながりやすいのではないか。
なお、直近5年の阪神大賞典における優勝馬延べ5頭は、みな上がり3Fタイム3位以内でフィニッシュ。上がり3Fタイム1~2位馬は【4.3.2.1】という、出色の成績を残している。馬場コンディションに関係なく、当レースは末脚のしっかりしたタイプが、活躍する傾向が非常に強い。
その点を考慮すると、いちばん頼りになりそうなのは、近走でメンバー上位の上がり3Fタイムをマークしている馬だろう。そのなかでも、近2走内(海外・地方戦出走馬は直近のJRA戦が対象)に重賞で上がり3Fタイム最速を記録し、なおかつ複勝圏を確保した経験を持つ馬に注目したい。
今回の阪神大賞典の出走馬で、要点(近2走内容)を満たしているのは、②ブローザホーン、⑥テーオーロイヤル、⑨ワープスピード。よって当欄では、この3頭を軸馬候補として推奨する。
日曜日に行われる阪神大賞典の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①プリュムドール【B】
栗東CW併走(13日)。直線で鞍上が追い出そうとする際に、手前を戻す癖のある馬だが、今回はそれが目立たず、そのぶんタイムロスが少ない印象。あと少しラストの反応に鋭さがほしいところだが、全体的な走りの雰囲気は決して悪くない。それなりに立て直してきた感を受ける。
②ブローザホーン【B】
栗東坂路併走(13日)。走りが硬めに映るが、そもそも稽古は地味に見せるタイプ。緩い馬場の坂路とあっては、なおさらだろう。転厩緒戦で近走の調整過程とは異なるため、評価するに難しい面はあるが、低い重心を維持して登坂するさまから、体調自体は悪くなさそう。この馬なりに順調と判断したい。
③ディアスティマ【C】
栗東坂路単走(13日)。単走で流す程度の調整。それはいいとしても、四肢のさばきに軽さがなく、ラストの反応と伸びも渋い。もともと稽古映えしないタイプとはいえ、少し不安を覚える内容。現状の走りを活かすためには、他馬のキレが削がれる馬場、加えて展開の助けもほしい。
④ジャンカズマ【C】
栗東CW単走(13日)。姿勢高めの走りだが、もともとそういう馬。それ自体を深刻にとらえる必要はない。ただ、ジョッキー騎乗にもかかわらず、ゴールに近づくにつれて、より首の高さが目立つようになっていたのは気がかり。前肢のかき込みは力強いのだが……。相手強化のG2で、前回を超えるパフォーマンスまではどうか。
⑤ユーキャンスマイル【C】
栗東CW併走(13日)。フットワークは悪くないのだが、首が高く力みがちの走り。そのせいか、いい時と比べてトビが低く映るし、鞍上の仕掛けに対する反応も鈍い。稽古にムラがあるタイプという点を考慮しても、評価しにくい部分が多いように思える。このひと追いでどこまで変わるか。
⑥テーオーロイヤル【A】
栗東CW単走(13日)。お釣り残しの内容ながらも、首を上手に使ってテンポのいい走り。無駄な動きが少なく、手前替えもスムーズ。最後まで低い重心を保ち、そのうえ完歩も広い。追い切りの動きを確認する限り、前走のダメージはなさそう。高いレベルで状態は安定している。
⑦アンタンスルフレ【F】
名古屋ダート単走(12日・映像なし)。前走後に浦和・小沢宏次厩舎から名古屋・角田輝也厩舎に転厩。1週前および今週の追い切りの字面だけを見ると、それなりの負荷をかけてきた様子。ただ、映像がないばかりか、地方所属馬ゆえに近走との比較材料も乏しく、現段階(14日時点)での評価は難しい。今回はF判定とさせていただきたい。
⑧メイショウブレゲ【B】
栗東坂路単走(13日)。完歩が小さくトビも低めだが、それは実戦でも同じ。ピッチ走法寄りの馬と考えるべきだろう。四肢の回転力自体は高く、フォームも比較的安定している。もう少しラストの鋭さが増せば、といったところだが、決して重苦しい動きではない。ひとまず順調とみてよさそうだ。
⑨ワープスピード【B】
美浦W併走(13日)。やや頭の位置が高く、追い出しに対する反応も遅めだが、それは近2走の最終追い切りも同様。四肢のさばきは力強く、手前替えもスムーズ。完歩もそれなりに広い。体勢不利の形で入線したため、見た目は地味だが、元来が攻め駆けしないタイプ。この馬なりに安定。
⑩サヴォーナ【A】
栗東坂路単走(13日)。手前を替える際に少しバランスを崩したが、この馬にはよくあること。気にする必要はない。手前替えを除けば、すいすいと軽快に登坂。荒れ馬場のなか、トビの高さを保ち、それでいて脚さばきは俊敏。鞍上の合図にも、きちんと対応していた。上々の仕上がり。
⑪ゴールデンスナップ【B】
栗東芝併走(13日)。水分を多く含んだターフも影響したのか、反応はさほど鋭くないが、初の3000m戦に臨むことを思えば、ハミを強くかむよりはいいのかも。脚さばき自体は力強く、それでいて硬さもない。直線を向いた際に手前を上手に替えていたことも好感が持てる。力関係はともかく、稽古の気配は悪くない。
⑫ディープボンド【B】
栗東CW単走(13日)。絶好調時に比べると、前肢の力感が気持ち薄く、フォームも若干小さく映るが、それでも四肢の可動域の広さや、トビの大きさはここに入ると上位級。仕掛けに対する反応も、前回より良くなっている。もっと上の走りがある馬ゆえ、評価はBにとどめておくが、気配自体は悪くない。
⑬シルヴァーソニック【B】
栗東坂路単走(13日)。水分を多く含んだ馬場を苦にすることなく、首をしっかり使って活気良く登坂。四肢のさばきは力強く、体も柔らかく使えている。ラストで甘さを見せたものの、それはいつものこと。動きの質は好調時と大差がない印象を持つ。長期休養明けだが、稽古の雰囲気は決して悪くない。
⑭ゼーゲン【C】
美浦W併走(13日)。力みがちで掛かり気味。それでも、なんとか鞍上がなだめて運んでいたが、ラストで併走相手がひと伸びしてきたのに対応できず、あっさり遅れての入線。もともと攻めで良く見せるタイプではないにしても、もう少し走りにメリハリがほしいところ。評価は上げづらい。
⑮ショウナンバシット【B】
栗東CW併走(13日)。道中は2頭の後ろに控えて折り合いに専念。体の使い方は悪くなく、フットワークのバランスもいい。もう少し仕掛けに対する反応に鋭さがほしいが、ステッキにまったく反応しなかった、昨秋のジャパンカップ当時と比べれば、様子は良くなっている。悪くない状態。
◆アンタンスルフレ・角田輝師「力を付けた今なら芝でも結果が出ないか。距離は歓迎です」
◆ゴールデンスナップ・田中克師「距離は歓迎。力試しの一戦です」
◆サヴォーナ・中竹師「状態はいい。あとは乗り役に任せます」
◆ジャンカズマ・小栗師「切れ味勝負では分が悪い。自分の形なら」
◆ショウナンバシット・須貝師「距離は経験済み。うまく立ち回れば」
◆シルヴァーソニック・池江師「体に少し余裕。使って天皇賞・春でちょうどよくなれば」
◆ゼーゲン・堀師「前走より状態はいい。じりじりと脚を使う感じで、この条件はベスト」
◆ディアスティマ・高野師「持久力勝負はきつい。リズムよくいければ」
◆ディープボンド・大久保師「休養は十分。ここは実績を残しているだけに見直したい」
◆テーオーロイヤル・岡田師「メリハリがついて体が大きくなったと思う。不安はない」
◆プリュムドール・奥村師「順調にこられた。スタミナ勝負なら」
◆ブローザホーン・吉岡師「体は小さいが、心肺機能は高い。距離はもちそうです」
◆メイショウブレゲ・本田師「エンジンのかかりが遅いので、早めに動いた方がいい」
◆ユーキャンスマイル・友道師「持久戦になった方がいい。一番得意な条件なので楽しみ」
◆ワープスピード・高木師「前走は位置どりが悪くなった。早め早めの競馬をしたい」
2014年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4歳から6歳までの範囲となっている。近年の傾向を重視するならば、7歳以上のベテラン馬は疑ってかかったほうがいいかもしれない。
(減点対象馬)
③ディアスティマ ⑤ユーキャンスマイル ⑫ディープボンド ⑬シルヴァーソニック ⑭ゼーゲン
2014年以降の性別成績は、牡馬【10.9.10.67】、牝馬【0.1.0.4】、せん馬【0.0.0.11】。出走頭数の違いがあるとはいえ、傾向的にせん馬は強調しづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
⑦アンタンスルフレ ⑭ゼーゲン
2014年以降の1~2着馬延べ20頭の前走をクラス(レース格)で分けると、JRA・G1、JRA・G2、JRA・G3、JRA・3勝クラス(旧1600万下)の4パターン。これ以外のステップで臨んだ馬は、2着連対圏に届いていない。
(減点対象馬)
①プリュムドール ④ジャンカズマ ⑦アンタンスルフレ ⑧メイショウブレゲ ⑮ショウナンバシット
2014年以降の2着以内馬延べ20頭のうち、9頭は前走の着順が3着以内。4着以下から臨戦の11頭中8頭は前走JRA・G1組。残りの3頭はいずれも、JRA・菊花賞において4着以内に入った経験があった。菊花賞での善戦・好走(4着以内)歴がないうえに、前走がJRA・G1以外のレースで複勝圏を逃している馬は、連対(2着以内)候補から外したほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
①プリュムドール ③ディアスティマ ④ジャンカズマ ⑦アンタンスルフレ ⑭ゼーゲン ⑮ショウナンバシット
2014年以降の1~2着馬延べ20頭のうち、19頭にはJRA重賞で3着以内の好走経験があった。例外の1頭は4歳馬。重賞実績に乏しい5歳以上の馬は、過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
④ジャンカズマ ⑦アンタンスルフレ ⑧メイショウブレゲ ⑭ゼーゲン
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このレースの直近5年を振り返って目立つ傾向として挙げられるのは、U指数100以上の馬が毎年3着以内に入っている点、1位と2位が揃って3着以下に敗れた年がない点、二桁順位もしくは二桁人気の馬が2着以内に入った年がない点など。これらを踏まえると、1位か2位(指数100以上なら加点材料)を軸として信頼し、それ以外の上位勢と人気サイドに流す作戦が最善策と結論付けられる。
まずは、メンバー中ただ1頭、U指数100以上をマークしている1位⑫ディープボンド(101.0)に注目する。長距離重賞実績はもはや説明不要。昨年のこのレースは5着に敗れたが、2年前、3年前は勝利しているように、能力&適性の高さは疑いようがない。初めて手綱をとる岩田望来騎手の手綱さばきにも期待したい。
一昨年のこのレースの3着馬で、国内外の長距離重賞で結果を残している2位⑬シルヴァーソニック(99.4)も外せない1頭。昨年の天皇賞(春)3着以来となる久々の競馬が影響しなければ、あっさり勝つシーンがあっても不思議はないだろう。
そのほか、ステイヤーズS2着、ダイヤモンドS1着と、長丁場の重賞で安定した走りを見せている3位⑥テーオーロイヤル(98.6)、明け4歳でまだまだ伸びしろのありそうな菊花賞5着馬の5位⑩サヴォーナ(97.7)の名前も挙げておきたい。
2022年にはキズナ産駒の1番人気ディープボンドが勝ち、レース史上6頭目となる2連覇を達成。なお、2015年2着デニムアンドルビー(父ディープインパクト)は7番人気、2020年2着トーセンカンビーナ(父ディープインパクト)は5番人気、2021年3着ナムラドノヴァン(父ディープブリランテ)は9番人気、とディープインパクト系は配当妙味のある好走も多い。
ほか、2022年は2着アイアンバローズと3着シルヴァーソニックがオルフェーヴル産駒、3着とはハナ差だった4着マカオンドールがゴールドシップ産駒、とステイゴールドの直系がそろって上位入線を果たしていた。大きなロスがありながら2着まで盛り返した2012年オルフェーヴル。レース史上初となる3連覇を達成した2013~15年ゴールドシップ。どちらも現役時の阪神大賞典でのレースぶりが語り草となっている種牡馬でもあるので、今後も産駒の動向を興味深く注視していきたい。
プリュムドールは、父ゴールドシップ×母シュヴァリエ(母の父フレンチデピュティ)。父は現役時に13~15年の阪神大賞典で史上初となる3連覇の偉業を達成。一方、母の父も種牡馬として08年1着アドマイヤジュピタ、母の父として18年1着レインボーラインなどを出している。なお、後者は本馬の父系祖父にあたるステイゴールドの産駒であることも強調しやすい。本馬は父を彷彿とさせる阪神巧者なので、その舞台適性には一目置きたい。
ディープボンドは、父キズナ×母ゼフィランサス(母の父キングヘイロー)。今年で4年連続の出走となるが、21年1着、22年1着、23年5着とレース適性の高さは折り紙付きで、リピーターの活躍が目立つ傾向からもぞんざいには扱えないだろう。目下3年連続で2着の天皇賞(春)が目標であることは否めないが、メンバー随一の実績の持ち主であることも事実。総じてディープインパクト系に配当妙味があることからも相応の注意が必要だ。
サヴォーナは、父キズナ×母テイケイラピッド(母の父スニッツェル)。同産駒からは21~22年に2連覇を飾った上記ディープボンドが出た。父は現役時に重馬場のニエル賞を勝ち、同じく重馬場の凱旋門賞でも4着に好走したスタミナがあったが、そういった特徴をよく伝えているせいか、牡駒は長距離戦線で真価を発揮する馬が少なくない。大まくりをみせて5着に粘った菊花賞のレースぶりを鑑みれば本馬もステイヤーとしての資質は高い。