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昨年暮れのチャンピオンズCでは除外の憂き目に。フェブラリーS出走を確実にするためには、エアハリファにとってはここが勝負。勝って賞金を加算したい。
それだけに栗東坂路での最終チェックも熱気ムンムンだ。ダノンフェニックスを目標に、テンの1Fを15秒1とゆったりと行き、続いて14秒4のラップ。3F目からギアチェンジし、鞍上から気合が入ったラスト1Fを12秒1で駆け抜けた。加速はスムーズ。体をグッと沈め、トップスピードに入ったゴール前で半馬身先着とダノンをねじ伏せた。瞬発力は健在だ。
「順調に乗り込み、態勢は整った。武蔵野Sは2着でGIを除外されたので、勝ってフェブラリーSに臨めるよう、負荷をかけた。東京への長距離輸送で馬体もちょうど良くなるでしょう」と、辻野助手は状態に自信。
東京ダートは【2・2・0・0】とオール連対。ベストはマイルだが、7Fも4走前のコーラルS(阪神)を快勝と、距離短縮がマイナス材料になることはない。「東京は相性がいいし、距離にも対応できる。前走で先着を許した馬(ワイドバッハ)もいるが、自分の競馬をするしかないですね」とキッパリ。長い直線にすべてを賭ける。(夕刊フジ)
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