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1週間の密着取材で勝ち馬を探り出すGI企画。天皇賞・秋を担当する東京サンスポの森田実記者(43)は5日目、春の天皇賞2勝馬フェノーメノに注目した。今回は天皇賞以来、6カ月ぶりの実戦となるが、綿密な臨戦過程から勝ち負けできる仕上がりであることを確認した。
31日の美浦トレセンは午前6時の調教開始から1時間ほどして雨が降ってきたが、戸田厩舎へ向かう10時前にはすでに雨が上がっていた。思わず足取りも軽くなる。
ターゲットのフェノーメノは角馬場から坂路に出て4ハロン66秒3をマーク。青鹿毛の馬体は内に闘志を秘めているようで、上々の雰囲気だ。
「追った後も順調。(今年の)日経賞(5着)の前のような高ぶりはなく落ち着いている。力がみなぎっている感じですごくいい」と戸田調教師の表情は明るい。
フェノーメノは今年の天皇賞・春で連覇を達成した。秋の盾でテイエムオペラオーに次ぐ天皇賞3勝の偉業を狙う関東の総大将は5月の天皇賞以来、6カ月ぶりの実戦となる。休み明けでぶっつけのGI参戦は容易でないが、これは綿密に組み上げられたプランだ。
「3200メートルを走った疲れを取った。秋のGI3戦(天皇賞、ジャパンC、有馬記念)をしっかり使うため、このローテーションになった」と戸田調教師は説明する。
昨年は天皇賞・春に続いて宝塚記念(4着)にも出走した。その後に左前繋靱帯炎を発症して秋を全休した経緯があり、春のグランプリをパスして秋に備えた。
調整は青写真通りに進み、8月28日に放牧先の美浦トレセン近くのムラセファームから帰厩。レースまでの約2カ月をじっくり乗り込まれ、併せ馬も3本消化した。調教量は十分過ぎるほど。最終追い切りの反応も素晴らしく、張りのある馬体は久々を感じさせない。
「仕上がりはいいと思う。恥ずかしくない状態で出走できる」とトレーナーは胸を張る。
フェノーメノは3歳時に天皇賞・秋で古馬に挑み、2着に惜敗した。そのときから精神的にも肉体的にも成長している。そして調整過程も申し分ない。天皇賞3勝目へ準備は万端と感じた。
2日は、いよいよ連載の結論を出す。
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