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“競馬の祭典”で東西のサンケイスポーツ予想担当が対決! 3歳NO・1を決める日本ダービー(GI、芝2400メートル)が6月1日、東京競馬場で開催される。大阪サンケイスポーツのサンケイスポーツ予想・宇恵英志(うえ・ひでゆき)記者は、金曜前売りで単勝1番人気の(2)ワンアンドオンリーに◎。東京サンスポのサンケイスポーツ予想・加藤隆宏記者は2番人気で皐月賞馬の(13)イスラボニータを本命に推した。注目の戦いを制するのは-。
皐月賞で◎を打ったワンアンドオンリーを、再び本命に推す。前走の皐月賞は、不向きな舞台で敗れてなお強しの4着。今回の東京芝2400メートルは満点の舞台設定だ。気配も絶好。好勝負を信じて疑わない。
近2走は中山コースで弥生賞2着、皐月賞4着と連敗したが、力負けではなく、舞台適性の差が出ただけとみている。フットワークが大きく、追えば追うほど伸びる持続力のある末脚が武器。小回りで直線も310メートルと短い中山では、器用さや一瞬の切れ味で勝る馬に軍配があがってしまう。
それでも2戦とも馬群の外を回って小差まで追い上げたのだから、悲観する必要はない。
今回の舞台は直線が525・9メートルと長い東京。昨秋の東京スポーツ杯2歳Sで6着に負けているが、充実期を迎える前の話。皐月賞から400メートルの距離延長、コーナーが広いコースなら、ゆったりと運べてレースの組み立てもしやすい。皐月賞で先着を許したライバルたちにリベンジできるだろう。
状態も素晴らしく、見事なまでに磨き上げられたピカピカの馬体に仕上がっている。担当の甲斐助手は「皐月賞のときにノリさん(横山典騎手)に『弥生賞とは別馬のようになっている』といってもらったんです。(前走から)特に“いじらず”に調教してきました」と自信の表情。ムードは最高潮だ。
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