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英国王室主催のロイヤルアスコット開催が14日に開幕し、そのオープニングレースであるクイーンアンS(GI、芝・直線1600メートル、13頭立て)に日本のエイシンエルヴィン(栗東・中尾秀正厩舎、牡5歳)が出走した。クリスチャン・デムーロ騎手とのコンビで強敵相手に挑んだものの、10着に終わっている。
前走、フランスの準重賞モントルトゥー賞を勝った勢いに乗って名誉あるロイヤルアスコットに臨んだエイシンエルヴィンだったが、スタートでやや後手を踏み、最後方からのレース。末脚にかけたものの、バテた馬をかわすのが精いっぱいで10着に敗れた。
勝ったのはアメリカから遠征したテピン(マーク・カッセ厩舎、牝5歳)。昨年のブリーダーズCマイルなど重賞6連勝で臨んだ米国最強牝馬が、主戦ジュリアン・ルパルー騎手とのコンビで叩き合いを制し、欧米マイル界制圧を果たした。通算成績は20戦12勝。GIは5勝目となった。タイム1分43秒98(重)。
★エイシンエルヴィンの競走成績はこちら
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