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サマー2000シリーズ第4戦札幌記念(19日、札幌、GII、芝2000メートル)の追い切りが15日、札幌と函館の両競馬場で行われた。ドバイ遠征から帰国初戦となるダークシャドウは函館ダートコースで馬なりながら絶好の動きを披露して併入。復活を期す昨年春の天皇賞馬ヒルノダムールは札幌ダートで迫力満点のフットワークを見せた。
満を持しての復帰戦へ、態勢は整った。ダークシャドウが、函館競馬場を覆った冷気を切り裂いた。手綱を取った高橋調教助手が好感触を口にした。
「疲れを残さないように反応を確かめる程度でしたが、いい反応をしていました。先週に続いて動きもよかったです」
ダートコースでの最終追いは、同じく札幌記念に出走するアリゼオ(牡5、オープン)を追う形でスタートした。ゆったりとしたペースで進み、4コーナーを回って軽く仕掛けられると、鋭く反応。外から馬体を併せて脚を伸ばす。馬なりでラスト1ハロン12秒4(6ハロン83秒9)をマークし、余裕たっぷりに僚馬と併入。高橋助手は「こちらの指示に忠実にスッと動いてくれて、直線でも指示を待っている感じでした」と満足げにうなずいた。
3月のドバイデューティフリー9着後は、休養して疲れをとった。7月13日に函館に入厩し、ここを目標に徐々にペースアップ。「まだちょっと硬さはあるけど、ほとんど解消されていますね」と、陣営の思惑通りに上昇カーブを描いてきた。500キロを超える大型馬ながら、3カ月以上の休み明けは過去(2)(1)(2)着と苦にしない。さらに昨年の天皇賞・秋2着をはじめ、4歳以降、国内重賞では(2)(1)(1)(2)(2)着と抜群の安定感を誇り、GIタイトルこそないが、実力はトップクラスだ。
コンビを組む福永祐一騎手は6月末から米国遠征中だが、ダークシャドウの手綱をとるために、土曜日に一時帰国する。「ドバイまで連れていってくれた馬だからね」。遠征当初から札幌記念だけは騎乗する方向で米国でのスケジュールを調整してきた。ユーイチの相棒に賭ける思いは強い。
「昨年は抜け出すと気を抜く面があったけど、チーク(ピーシズ)を付けてあまりそれを出さなくなった。態勢は整ったので、変な競馬にはならないと思います」
高橋助手は力を込めて締めくくった。実りの秋に向け、北の大地で弾みをつける。 (川端亮平)
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