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子供の頃は、楽しいものの筆頭といえばTVだった。特撮ヒーローものやゴジラシリーズの怪獣ものもそうだし、毎週土曜夜8時にはドリフターズの「全員集合」も必ず見ていた。夜更かしの私は22時からのGメン75までぶっ通しで見たが、土曜の夜は天国だった。
年末になるとそこにもう一つ楽しみが加わる。正月が近づくと各局がお金をかけて特番を組み、普段見られない豪華な内容の企画が盛りだくさんなのだ。
そんな年末特番の一つに“徳川埋蔵金伝説”を追う企画があった。江戸時代、徳川幕府が日本の何処かに隠したとされる埋蔵金のありか探すという、なんとも素敵な番組だ(笑)。
最初は地元に伝わる古い巻物とか、童謡の歌詞とか、そんなものの一節が紹介され、歴史研究家がこれに独自の解釈を加える。それが埋蔵金の在りかを表す根拠を説明するあたりから話は一気に盛り上がり、巻物の記述や童謡の歌詞に合致するとされる風景が紹介されるともはやテンションはMAXだ。「この辺りではないか」と推測される場所にスタッフが赴き、いよいよ“金属探知機”の登場。性能のほどは知らないが99%くらいの確率で、毎回地中深くに金属反応がある。莫大な予算を投じて重機が一斉に入り込む。そこから先はひたすら、掘って……掘って……掘りまくる、という番組だが(笑)この特番を二十歳くらいまで毎回真剣に見ていた。
巻物の記述などの解釈あたりまでは面白いが、いざ掘る段階までいくとそこから先はひたすら「土」を見る。時折、金属探知機に表れる強い反応や、掘り進められない“何か”(大抵は岩石)に対する大げさなナレーションに振り回され、結局、ただただ大きな穴ぼこが残され、番組は終わる。娯楽とは言え、今思えばひどい番組だったと思う(笑)。
さて「徳川埋蔵金伝説」は数年に一度、同時期に組まれた特番だが、毎年同時期と言えばやはり競馬だ。今日は“同じ時期”に関連する、競馬のとある金言を紹介しよう。
曰く「夏馬は夏、冬馬は冬」。
人間でも夏が好きな人、冬が好きな人がいる。それは馬も一緒で、競走馬には何故だか特定の季節にしか走らない厄介な馬が存在する。
今週土曜、東日本エリアのメイン競走はステイヤーズステークス。今回は勝ち馬検討の鍵に“季節労働馬”を据えてみる。
キングズレインは3歳馬。クラシック3冠を終え影は薄くなったが、昨年のこの時期はホープフルステークスで3着に食い込み、世間を沸かせた馬だ。彼がいわゆる「冬馬」なら、春から夏にかけて走りがピリッとしなかったのも納得できるし、ここで復活し世をあっと言わせても不思議ない。
もうすぐ年末。久しく見ていないが、徳川埋蔵金を追う、あの馬鹿げた番組を久々に見てみたい気もする。埋蔵金のレベルまでは行かないが、「王政」を意味するキングズレインの馬名に相応しく、圧倒的な強さでここを勝ち、掘り当てた私に“年末手当金”くらい、運んではくれまいか……(笑)。
(文:のら~り)
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