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【ローズS】コンクシェル充実の夏から収穫の秋へ 〝変身〟の理由はあの馬具を使うタイミングだった

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【ローズS】コンクシェル充実の夏から収穫の秋へ 〝変身〟の理由はあの馬具を使うタイミングだった

今週の中央競馬は3日間開催。日曜の阪神メインは秋華賞トライアルのローズSが行われる。夏の中京、小倉で連勝し、勢いに乗るコンクシェルが重賞タイトルを狙う。桜花賞では15着に敗れたが、ブリンカー装着のタイミングを工夫して、それまでの詰めの甘さをカバー。夏の上がり馬が、2冠女王リバティアイランドへの挑戦権を狙う。



充実の夏を過ごし、実りの秋へ。2連勝中のコンクシェルが、満を持して重賞タイトルを狙う。トレセン全休日の11日朝、本田助手が笑顔で近況を伝えた。

「チャカチャカするところがなくなって、大人になりました。攻め馬でも落ち着いているし、成長してくれていますね」


昨年7月の新馬勝ち以降、なかなか勝ち切れず、ブリンカーを初めて装着した今年3月のアネモネSで2着と変身の兆しを見せた。だが、その後も最後にフワフワする面が災いして、ひと押しが足りない競馬が続いていた。

そこで清水久調教師の提案で、厩舎を出発するときに着けていたブリンカーを、2走前からゲート裏で着けるように変更。すると、ウソのような鮮やかな逃げ切りで1勝、2勝クラスを連勝した。同助手は「集中する時間が短くなったのが良かったかもしれないですね。ここ2戦も、最後までしっかり走り切れています。精神的に成長した今なら、さらに効果を見込めそうです」と分析する。

芝1800メートルは2戦2勝と相性のいい距離。阪神は2度走ってともに着外だが、集中力が増した今なら違う結果が出るはず。何より今回の鞍上はモレイラ騎手。騎乗馬を魔法にかけたように自在に操ることから〝マジックマン〟の異名を取る名手だ。世話役は「舞台どうのこうのは、あまり関係ないと思っています。それよりも最後まで集中して走れるかどうか。鞍上がいい面を引き出してくれればいいですね」と期待している。

直近の馬体重は476キロで、新馬戦出走時(444キロ)から比べると、30キロほど増加。馬体面も成績面も、夏を経て上昇カーブを描いている。春の桜花賞では15着に大敗したが、秋の大舞台での逆転へ。まずはここで弾みをつける。(丸橋正宣)



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