中央競馬ニュース

34年ぶりの珍事 馬の取り違えで新潟3Rエンブレムボムが競走除外に

 1   4   540
シェアする  x facebook LINEで送る

競走馬を取り違えるという珍しい事案が発生し、19日の新潟3R(2歳新馬、ダ1800メートル)の②エンブレムボム(栗・森秀、牡、鹿毛)が競走除外となった。

最終レース終了後に行われたJRAの説明によると、その日のレースに出走する馬は、装鞍所入所時にマイクロチップの照合および特徴確認を行うが、その際に別の馬であることが発覚。すぐに競走除外とした。

JRAの聞き取り調査によると、エンブレムボムエコロネオ(牡2、鹿毛)は、7月28日に一緒に新規入厩し、8月2日にゲート試験に合格。その後、5日の調教から両馬を取り違えて調教ゼッケンを装着していた。そのまま取り違えに気付かず出馬投票も行ったため、今回の事態となった。両馬は馬体重が30キロほど違うが、森秀厩舎は馬の担当制ではなく当番で管理しており、また森秀行調教師がセリのため3日以降不在だったことも重なり、気付きにくかったとみられる。実際のエンブレムボムは12日にエコロネオとして放牧に出されている。

出馬投票後の競走馬の取り違えは、1989年2月25日中山7Rでホクトサイレンスを別の馬と取り違えた事例と、同年7月15日小倉6Rでイチライムテキとエイティナイナーを取り違えた事例以来、34年ぶりのことだが、競走馬にマイクロチップが埋め込まれるようになった2007年産馬以降では初めて。当時は過怠金10万円が科されたが「調教段階から両馬を取り違えるなど、非常に大きな影響を与えていると判断した」(庄村之伸裁決委員)ことから、森調教師には裁決運用の最高額となる50万円の過怠金が科される。


この記事はいかがでしたか?
ナイス (4)

このニュースへのコメント

あおくんとそらちゃん|2023年8月19日 22:43 ナイス! (0)

最低だな😑馬主厩舎変えたら?

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

5月26日()
日本ダービー G1
目黒記念 G2
5月25日()
葵ステークス G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

5月19日()
オークス G1
5月18日()
平安S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
2 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
3 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
5 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
6 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
7 ライトバック 牝3
11,256万円
8 シンエンペラー 牡3
11,128万円
9 コラソンビート 牝3
9,942万円
10 ジューンテイク 牡3
9,821万円
» もっと見る