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5月20日の京都9R・メルボルントロフィー(3歳1勝クラス、芝・内1600メートル)は、1番人気でミルコ・デムーロ騎手とコンビを組んだラケマーダ(牡、栗東・千田輝彦厩舎)が好位追走から早めに抜け出して押し切り、うれしい2勝目を挙げた。タイムは1分33秒9(稍重)。
1馬身1/4差の2着は内でしぶとく粘ったアンジュフィールド(4番人気)。さらにクビ差の3着には外からじりじり伸びたベルシャンブル(2番人気)が入った。
スタートからしばらくはトウシンカーリン、アンジュフィールド、オックスリップ、ラケマーダの4頭が横に広がって互いの出方をうかがう形。結局は枠順の利を生かしてトウシンカーリンとアンジュフィールドが先行したが、3ハロンほど走ったところで後方にいたファニーボーイが一気に仕掛けて先頭を奪う。ラケマーダは4番手に控えて競馬を進めた。直線に向くとファニーボーイは失速。ラケマーダが早めに前をかわして先頭に立ち、内でアンジュフィールドが粘るが、ラケマーダの脚いろは鈍らず、そのまま押し切って連勝を飾った。
◆M・デムーロ騎手(1着 ラケマーダ)「強かったね。馬なりで楽勝でした。久しぶりに気持ち良かった」
◆千田輝彦調教師(同)「京都が合うのか、それまでちょっとだらしない競馬だったのに、強い競馬を見せてくれました。馬がガラッと変わった感じはなかったので、京都が合っていたんでしょう」
※次走は未定。
ラケマーダは、父アメリカンペイトリオット、母アプト、母の父アドマイヤムーンという血統。通算成績は7戦2勝となった。
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