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現役4人目となる新人女性騎手の今村聖奈騎手(18)=栗・寺島=が、13日の阪神8R(ダ1800メートル)でブラビオ(栗・寺島、牡4)に騎乗し、デビュー17戦目で初勝利を挙げた。今年の新人では、角田大河騎手に次ぐ2人目の勝利。障害のGⅠジョッキー・康成元騎手を父に持つホープが、大きな一歩を踏み出した。
春の暖かな陽気に包まれた阪神競馬場で、〝聖奈スマイル〟がはじけた。新人女性ジョッキーの今村騎手が、阪神8Rを5番人気のブラビオで初勝利。自厩舎でのVに、検量室前に出迎えた師匠の寺島調教師や、騎手仲間らに「よかった~」と喜びを爆発させた。
「何度も同じミスをしていてはチャンスはすぐになくなると思っていました。馬に感謝したいです。先生(寺島調教師)とスタッフ、オーナーに結果で恩返しできてよかったです」
中団でリズムよく追走し、ラスト100メートル付近で先頭へ。歓喜のゴールに飛び込むと、満面に笑みを浮かべながら、パートナーの首すじを何度もなでてねぎらった。
元騎手で、現在は調教助手の父・康成さんにあこがれ、栗東トレセンの乗馬苑に通い始めた小学生のころ。ポニーで競う草競馬に参加したが、コーナーを曲がり切れず、コース外の崖に突っ込みかけて落馬した。「自分の技術が足りていない。もっとうまくなりたい」とプロ向きの根性と向上心を垣間見せ、心配する父を驚かせた。
社交的で、臆することなく誰とでもコミュニケーションを取るタイプ。競馬場でも、トレセンでもトップジョッキーに助言を求める。貪欲にレベルアップに努める弟子の姿勢に、寺島調教師も「度胸があるというか、物おじしないですね」と精神力の強さを認める。
プロとしての大きな一歩にも、今村騎手は「もっともっとうまくならないといけないので、これからも日々、精進していきたいと思います」と気を引き締める。18歳のヒロインに慢心はない。ここからシンデレラストーリーを紡いでいく。 (山口大輝)
◆藤田菜七子騎手「おめでとうございます。私自身もすごくいい刺激を受けましたし、もっともっと頑張らないといけないなとすごく感じました」
◆永島まなみ騎手「最後の直線は『頑張れ‼』と思って見ていました。すごく良かったなと思うのと、私自身も頑張らないとなと思いました」
◆師匠の寺島調教師「中団から折り合いもついて、追い出しのタイミングもよかったです。4キロ減を生かしただけの競馬ではなかったのは価値があると思います」
◆父で元騎手の今村康成調教助手「本人が一番、ホッとしていると思います。勝つときは上手に見えますね(笑)。ジョッキーとしての人生がスタートしたばかりですし、1勝に満足することなく、次の1勝に向けて、頑張ってほしいです」
■今村 聖奈(いまむら・せいな) 2003年11月28日生まれ、18歳。滋賀県出身。平地と障害でJRA通算45勝を挙げた父・康成元騎手(現在は飯田祐史厩舎の調教助手)の影響で騎手を目指す。15年ジョッキーベイビーズ関西地区代表決定戦に出場(3着)。19年にJRA競馬学校に入学し、今年2月に卒業。目標とする騎手は幸、福永、武豊騎手。趣味はショッピングと馬の写真を撮影すること。159センチ、47キロ。
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