会員登録はこちら

毎日杯 G3

日程:2019年3月23日()15:35 阪神/芝1800m

毎日杯データ分析

コース図阪神芝1800m

皐月賞に向けた「東上最終便」と言われる3歳限定のG3戦。ゆえに、新馬&未勝利勝ち上がり直後の駆け込み出走が多いが、現行条件で施行された2007年以降の連対馬は2008年2着のアドマイヤコマンド(1番人気)のみ。「東上最終便」の謳い文句にかこつけて祭り上げられることがあっても、初勝利直後の馬は馬券の中心には据えないほうがいいだろう。対照的に、近年は「西下」してきた関東馬が好調。なかでも前走500万下連対もしくは重賞5着以内の馬が狙い目となる。2013~2016年は条件をクリアした馬が毎年連対。2017年は該当馬ゼロ。2018年はただ1頭の該当馬ブラストワンピースが快勝。出てくるようであれば目が離せない存在だ。舞台となる阪神外回り1800mは直線が長く、瞬発力の有無を問われやすいコースである。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
1着馬に関しては、素直に人気サイドを信頼すべき。1998年以降、1~3番人気が17勝を挙げており、人気薄を1着で狙うのはかなり難しい状況ができあがっている。もっとも、1~3番人気の2着は8回にすぎず、ヒモが紛れるケースのほうが圧倒的に多いのも毎日杯の大きな特徴。波乱傾向は決して弱くはない。人気馬を軸に据え、中穴をヒモ付けする組み合わせが最もオススメだ。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 10-3-3-4 50.0% 65.0% 80.0% 102.5% 98.0%
2番人気 4-1-4-11 20.0% 25.0% 45.0% 82.5% 63.0%
3番人気 2-4-5-9 10.0% 30.0% 55.0% 55.0% 108.5%
4番人気 0-2-4-14 0.0% 10.0% 30.0% 0.0% 73.0%
5番人気 1-4-0-15 5.0% 25.0% 25.0% 40.0% 94.0%
6~9番人気 3-3-3-69 3.8% 7.7% 11.5% 58.3% 37.6%
10番人気以下 0-3-1-77 0.0% 3.7% 4.9% 0.0% 67.4%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 4-2-0-1 57.1% 85.7% 85.7% 85.7% 91.4%
2.0~2.9倍 8-0-2-2 66.7% 66.7% 83.3% 162.5% 98.3%
3.0~4.9倍 2-2-5-7 12.5% 25.0% 56.3% 46.9% 87.5%
5.0~7.9倍 2-5-5-13 8.0% 28.0% 48.0% 60.0% 92.0%
8.0~14.9倍 3-3-4-32 7.1% 14.3% 23.8% 73.1% 62.6%
15.0~19.9倍 0-2-0-16 0.0% 11.1% 11.1% 0.0% 44.4%
20.0~49.9倍 1-3-3-40 2.1% 8.5% 14.9% 48.5% 57.7%
50.0倍以上 0-3-1-88 0.0% 3.3% 4.3% 0.0% 59.3%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 1,400円 150円 484円
複勝 1,040円 110円 227円
枠連 5,670円 550円 1,574円
馬連 12,300円 370円 2,899円
ワイド 4,080円 170円 845円
馬単 17,320円 780円 4,867円
3連複 18,690円 660円 4,564円
3連単 115,030円 2,410円 27,815円

【脚質】
脚質については、格段に差し優勢。別表を見る限り、逃げ&先行が上々の成績を残しているようにも見えるが、近年は下降の一途をたどっている。2007年以降の勝ち馬の位置取りを検証すると、12頭中9頭が4角5番手以下の馬であり、信頼度の高さにおいては中団待機組がベストと断言できる。それを裏付けるのが上がり最速馬の強さ。2007年以降【5.3.4.1】という、圧巻のパフォーマンスを見せつけている。好走率が最も高いのは差し馬であることは明白だ。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 1-3-1-16 4.8% 19.0% 23.8% 11.0% 131.9%
先行 9-6-8-47 12.9% 21.4% 32.9% 89.7% 81.3%
差し 7-7-5-67 8.1% 16.3% 22.1% 35.3% 54.2%
追込 3-4-6-69 3.7% 8.5% 15.9% 7.3% 48.8%

【枠順】
阪神1800mは3~4コーナー間の距離が長いため、馬場の内側のコンディションが良ければ、最初から内を通れる内枠の馬が有利になりやすい形態。枠順別成績からも「やや内枠有利」の傾向が読み取れる。勝率トップは5枠だが、それ以外は全項目で1~4枠がトップ。大きな差があるわけではないものの、コースの特徴と合致するため、軽く扱うことはできない。真ん中よりも内寄りに入った馬は、少しだけ評価を上げたほうがいいだろう。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 3-2-0-16 14.3% 23.8% 23.8% 84.8% 39.5%
2枠 3-3-1-18 12.0% 24.0% 28.0% 48.8% 46.0%
3枠 2-4-3-22 6.5% 19.4% 29.0% 37.1% 109.4%
4枠 2-3-5-24 5.9% 14.7% 29.4% 17.6% 116.2%
5枠 4-3-1-26 11.8% 20.6% 23.5% 58.2% 42.1%
6枠 1-3-2-30 2.8% 11.1% 16.7% 5.6% 69.2%
7枠 2-2-5-30 5.1% 10.3% 23.1% 64.4% 74.6%
8枠 3-0-3-33 7.7% 7.7% 15.4% 18.2% 24.9%

【血統】
ディープインパクト産駒とダイワメジャー産駒の活躍が顕著で、毎年のように上位を賑わせている。ほかでは、キングカメハメハやハーツクライなど、別表のリーディング上位に位置している種牡馬の産駒の好走が多い。系統面に視点を向けると、父もしくは母父にキングマンボ系またはロベルト系種牡馬を持つ馬の好走が目立つ。とりわけ前者は2015年に上位を独占、2017年には唯一の該当馬だったキセキが3着に好走、2018年には該当馬が1、3着に入るなど、近年の躍進が著しい。好配当の使者になることもあるので、狙ってみて損はない。

◆同コース種牡馬別成績(阪神競馬場/芝/1800m/過去5年)集計期間:2014/03/17~2019/03/17

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 67-43-48-239 16.9% 27.7% 39.8% 81.9% 82.9%
2 キングカメハメハ 17-19-16-117 10.1% 21.3% 30.8% 39.5% 100.8%
3 ハービンジャー 17-13-16-115 10.6% 18.6% 28.6% 62.2% 79.1%
4 ハーツクライ 12-15-17-132 6.8% 15.3% 25.0% 25.1% 53.5%
5 ダイワメジャー 12-8-10-81 10.8% 18.0% 27.0% 348.2% 108.3%
6 マンハッタンカフェ 9-6-9-77 8.9% 14.9% 23.8% 82.3% 60.3%
7 ネオユニヴァース 9-5-4-64 11.0% 17.1% 22.0% 209.0% 99.1%
8 ブラックタイド 8-2-4-47 13.1% 16.4% 23.0% 120.8% 120.2%
9 ステイゴールド 7-10-9-112 5.1% 12.3% 18.8% 59.0% 83.0%
10 アドマイヤムーン 5-5-7-41 8.6% 17.2% 29.3% 42.2% 117.6%
会員登録(無料)でできること

今週の重賞レース

2024年5月4日()
京都新聞杯  G2
2024年5月5日()
新潟大賞典  G3
NHKマイルC  G1
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る