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京都牝馬S G3

日程:2020年2月22日()15:35 京都/芝1400m

京都牝馬Sデータ分析

コース図京都芝1400m

京都牝馬ステークスは2016年から2回京都開催に移設。距離も1600mから1400mに1ハロン短縮されたが、傾向に大きな変化はない。2008年以降の好走馬を振り返ると、マイル以上で勝利経験がなかったのは2011年の3着馬サングレアズールと2018年の3着馬エスティタートの2頭だけ。1400m以下の勝利経験しかない馬は厳しい戦いを強いられている。また、2008年以降の1~3着馬36頭中30頭は重賞5着以内の実績があった。勝ち馬に限ると例外はなく、重賞好走歴のある馬を重視しなければならない一戦である。舞台となる京都外回り1400mは最初のコーナーまでの長い直線でペースが速くなりやすく、逃げ馬は苦しくなることが多い。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
平均配当は、単勝平均と比べて馬連平均と3連複平均が高い印象。その要因となっているのが人気サイド全体の強さと中穴の健闘である。人気別成績を見ると、上位人気馬は全体的に堅調で、なかでも目立っているのが4~5番人気の成績の良さ。トータルの単勝回収率は100%超と、その期待値は非常に高い。6番人気以下もソコソコ馬券に絡んではいるが、ピンポイントで絞り込むのは難しそう。2019年のように人気馬総崩れという年もあるが、軸は基本的に5番人気以内から選ぶのが賢明だろう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 7-3-2-8 35.0% 50.0% 60.0% 97.5% 87.5%
2番人気 4-3-3-10 20.0% 35.0% 50.0% 78.5% 89.0%
3番人気 0-1-3-16 0.0% 5.0% 20.0% 0.0% 40.5%
4番人気 3-1-1-15 15.0% 20.0% 25.0% 115.0% 62.5%
5番人気 2-2-4-12 10.0% 20.0% 40.0% 104.5% 115.5%
6~9番人気 4-9-3-64 5.0% 16.3% 20.0% 121.3% 103.6%
10番人気以下 0-2-3-120 0.0% 1.6% 4.0% 0.0% 46.8%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 2-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0% 170.0% 115.0%
2.0~2.9倍 1-0-0-4 20.0% 20.0% 20.0% 40.0% 24.0%
3.0~4.9倍 8-4-3-10 32.0% 48.0% 60.0% 119.2% 97.6%
5.0~7.9倍 2-4-6-26 5.3% 15.8% 31.6% 36.6% 62.4%
8.0~14.9倍 4-5-4-37 8.0% 18.0% 26.0% 84.2% 85.6%
15.0~19.9倍 0-5-1-25 0.0% 16.1% 19.4% 0.0% 75.8%
20.0~49.9倍 3-2-3-57 4.6% 7.7% 12.3% 130.6% 87.2%
50.0倍以上 0-1-2-86 0.0% 1.1% 3.4% 0.0% 51.5%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 3,620円 170円 949円
複勝 2,180円 110円 404円
枠連 2,200円 350円 1,008円
馬連 86,460円 690円 12,174円
ワイド 22,850円 320円 3,218円
馬単 141,900円 890円 21,104円
3連複 451,980円 2,270円 78,953円
3連単 2,865,560円 10,260円 467,378円

【脚質】
脚質別成績を見ると、逃げ馬が断然の存在。しかし、2008年以降の好走馬は2015年1着のケイアイエレガント1頭のみ。回収率についても9番人気で勝利した同馬が引き上げたものなので、参考程度にとらえておいたほうが無難だ。外回りで最後の直線も約400mあるコース形態。極端に後方に置かれでもしない限り、脚質はそう気にする必要がない。2016年以降の1~3着馬は、ほとんどが4角3~10番手だった。好位~中団がベストポジションと言えよう。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 2-2-1-15 10.0% 20.0% 25.0% 152.0% 84.5%
先行 5-10-5-61 6.2% 18.5% 24.7% 22.1% 96.8%
差し 8-4-12-92 6.9% 10.3% 20.7% 84.0% 69.9%
追込 5-5-1-77 5.7% 11.4% 12.5% 34.5% 50.0%

【枠順】
近年は1枠の不振が目立ち、2008年以降の好走馬は2015年3着のパワースポット1頭のみで、2着連対すら果たしていない。対照的に5~7枠は好調。2013年以降、6勝、2着6回、3着5回という圧倒的な強さを見せつけている。レース当日に極端なバイアス(内外の有利不利)が出現しない限りは、5~7枠をプラス、1枠をマイナスに評価するのが正解だ。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 1-0-2-27 3.3% 3.3% 10.0% 34.0% 37.0%
2枠 2-3-1-28 5.9% 14.7% 17.6% 18.8% 37.1%
3枠 5-0-2-30 13.5% 13.5% 18.9% 115.1% 60.5%
4枠 3-3-3-28 8.1% 16.2% 24.3% 76.5% 86.8%
5枠 3-3-2-31 7.7% 15.4% 20.5% 109.0% 61.8%
6枠 3-2-6-29 7.5% 12.5% 27.5% 34.0% 130.0%
7枠 3-7-1-33 6.8% 22.7% 25.0% 73.9% 120.0%
8枠 0-3-2-39 0.0% 6.8% 11.4% 0.0% 30.2%

【血統】
1400m変更後の1~3着馬は例外なくサンデーサイレンスの血を内包。好走するためにはサンデーサイレンスの血脈は欠かせない。ほかでは、父ミスプロ系の活躍も目立つ。とりわけ、キングカメハメハは特注とも言える存在だ。別表をご覧の通り、単勝と複勝の回収率はディープインパクト産駒を圧倒している。勝率、連対率、複勝率の数値も優秀で、コース適性の高さは疑いようがない。また、直仔にあたるロードカナロアの産駒成績も素晴らしいものがある。キングカメハメハの系統産駒の出走があれば、人気薄でも押さえておいたほうがいいだろう。

◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/1400m/過去5年)集計期間:2015/02/16~2020/02/16

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ダイワメジャー 12-12-12-88 9.7% 19.4% 29.0% 85.7% 80.2%
2 ディープインパクト 11-17-12-89 8.5% 21.7% 31.0% 37.9% 61.9%
3 ロードカナロア 11-1-4-19 31.4% 34.3% 45.7% 99.7% 88.0%
4 キングカメハメハ 6-6-3-28 14.0% 27.9% 34.9% 96.7% 89.8%
5 マンハッタンカフェ 4-4-3-29 10.0% 20.0% 27.5% 113.0% 85.5%
6 アドマイヤムーン 4-3-2-49 6.9% 12.1% 15.5% 115.3% 58.1%
7 ブラックタイド 4-2-2-14 18.2% 27.3% 36.4% 163.6% 87.3%
8 マツリダゴッホ 3-3-3-19 10.7% 21.4% 32.1% 38.9% 71.8%
9 Frankel 3-3-0-5 27.3% 54.5% 54.5% 50.0% 68.2%
10 アドマイヤジャパン 3-1-0-6 30.0% 40.0% 40.0% 933.0% 421.0%
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