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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 11 | 牡5 | 57.0 | 戸崎圭太 | 栗 大久保龍 | 486(+3) | 1.49.3 | 13.3 | 4 | 36.4 | ⑧⑦⑤④ | |||
2 | 1 | 2 | 牡7 | 57.0 | 和田竜二 | 栗 平田修 | 532(+2) | 1.49.7 | 2 1/2 | 9.9 | 3 | 36.6 | ⑪⑩⑧⑦ | ||
3 | 7 | 13 | 牡6 | 57.0 | 武豊 | 栗 野中賢二 | 518(+7) | 1.49.7 | クビ | 57.5 | 10 | 37.4 | ②②①② | ||
4 | 8 | 15 | 牡4 | 57.0 | 川田将雅 | 栗 音無秀孝 | 554(+12) | 1.49.9 | 3/4 | 1.4 | 1 | 37.3 | ⑦③③③ | ||
5 | 6 | 12 | 牡6 | 57.0 | 横山武史 | 栗 矢作芳人 | 492(+2) | 1.50.0 | 3/4 | 67.9 | 11 | 36.4 | ⑭⑭⑬⑫ | ||
6 | 4 | 7 | 牡3 | 56.0 | C.ルメー | 美 堀宣行 | 504(-6) | 1.50.2 | 1 | 6.0 | 2 | 37.1 | ⑩⑦⑧⑨ | ||
7 | 3 | 6 | 牡7 | 57.0 | 福永祐一 | 栗 笹田和秀 | 492(-2) | 1.50.2 | クビ | 91.0 | 12 | 36.6 | ⑬⑬⑬⑫ | ||
8 | 1 | 1 | 牡5 | 57.0 | 藤岡佑介 | 栗 松田国英 | 482(+6) | 1.50.3 | クビ | 36.6 | 7 | 37.1 | ⑧⑩⑩⑦ | ||
9 | 5 | 9 | 牡5 | 57.0 | 田辺裕信 | 美 栗田徹 | 544(+2) | 1.50.3 | ハナ | 51.5 | 9 | 37.4 | ④⑦⑤④ | ||
10 | 2 | 4 | 牡5 | 57.0 | 松山弘平 | 栗 池添学 | 494(-4) | 1.50.4 | 1/2 | 38.9 | 8 | 38.1 | ①①②① | ||
11 | 3 | 5 | 牡6 | 57.0 | 三浦皇成 | 栗 宮本博 | 494(+4) | 1.50.5 | 1/2 | 19.9 | 5 | 37.2 | ⑪⑫⑫⑩ | ||
12 | 4 | 8 | 牡6 | 57.0 | 松若風馬 | 栗 音無秀孝 | 534(+4) | 1.50.9 | 2 1/2 | 22.9 | 6 | 37.0 | ⑭⑮⑮⑮ | ||
13 | 5 | 10 | セ6 | 57.0 | M.デムー | 美 高木登 | 486(-7) | 1.51.1 | 1 1/4 | 91.1 | 13 | 38.4 | ③③③④ | ||
14 | 8 | 16 | 牡7 | 57.0 | 藤岡康太 | 美 堀宣行 | 592(+8) | B | 1.51.6 | 3 | 546.9 | 16 | 37.8 | ⑯⑮⑮⑮ | |
15 | 2 | 3 | 牡5 | 57.0 | 高倉稜 | 栗 南井克巳 | 542(+6) | 1.52.8 | 7 | 371.5 | 15 | 39.6 | ④⑤⑩⑫ | ||
16 | 7 | 14 | 牡7 | 57.0 | 亀田温心 | 栗 森秀行 | 490(+4) | 1.52.8 | クビ | 313.0 | 14 | 39.9 | ④⑤⑤⑩ |
ラップタイム | 12.7 - 11.1 - 12.7 - 12.0 - 11.8 - 12.0 - 12.1 - 12.0 - 12.9 |
---|---|
前半 | 12.7 - 23.8 - 36.5 - 48.5 - 60.3 |
後半 | 60.8 - 49.0 - 37.0 - 24.9 - 12.9 |
■払戻金
単勝 | 11 | 1,330円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 11 | 320円 | 2番人気 |
2 | 390円 | 4番人気 | |
13 | 1,490円 | 9番人気 | |
枠連 | 1-6 | 3,040円 | 10番人気 |
馬連 | 2-11 | 4,010円 | 12番人気 |
ワイド | 2-11 | 770円 | 6番人気 |
---|---|---|---|
11-13 | 3,970円 | 34番人気 | |
2-13 | 3,740円 | 33番人気 | |
馬単 | 11-2 | 11,170円 | 27番人気 |
3連複 | 2-11-13 | 35,310円 | 82番人気 |
3連単 | 11-2-13 | 206,940円 | 391番人気 |
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前年同時期の中京開催ならびに土曜日の中京ダートのレース結果、近年のチャンピオンズカップの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
週中の降雨はゼロ。週末の天候にも恵まれ、土曜日のダートコースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。ちなみに、土曜日5時30分時点の含水率はゴール前1.8%、4コーナー2.1%(JRA発表)。冬場らしく、かなりドライな状態にある。
とはいえ、ダート1800mで行われた準メイン・浜名湖特別(2勝クラス・牝馬限定)の勝ち時計は1分53秒7。牡馬混合で施行された前年の同レース(第2週目に開催)は1分53秒3の決着。昨年の同時期とほぼ同様のコンディション、つまりメンバーとペース次第では、高速決着もあり得る馬場とみてよさそうだ。
日曜日午後からの降水確率は0%。雨の心配はしなくてもよさそう。風に関しても予報を確認する限り、レースに影響を及ぼすほどのものではなさそうだ。従って、土曜日と同じような馬場コンディションになることが想定される。
枠順に関しては、真ん中より内(1~4枠あたり)がやや優位と判断したい。最初のコーナー進入までの距離がさほどないことに加え、各コーナーの角度がキツい形状ゆえに、ロス少なく回ってくる馬の利は大きいはずだ。脚質についてはペースにも左右されるが、基本的に先行・差し互角と捉えるべきだろう。
血統面については、直近5回のチャンピオンズカップの1~2着馬延べ10頭を検証すると、いずれも父あるいは母の父に国内芝のG1馬を輩出している種牡馬を配していた。砂に適したパワーだけではなく、芝向きの持続的な末脚の要素も必要ということである。
総合力を求められる最高峰のダート競走ということもあり、直近5回の1~2着馬で前走6着以下に敗れていたのは1頭のみ。その1頭を含む連対馬延べ10頭の前走の単勝人気はいずれも5番人気以内だった。血統面とセットで押さえておきたい傾向といえよう。
今回の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向の要点(1~4枠)をともに満たしている馬は、①タイムフライヤー、⑤クリンチャー。両馬ともに単勝4番人気以下の伏兵で、配当妙味は十分にある。この2頭のうち、最低1頭は馬券に絡むという前提で、フォーメーションを組んでみるのも面白いかもしれない。
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日曜日に行われるチャンピオンズカップの登録馬の水曜追い切り(追い切り映像が確認できた馬に限る)について、1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。なお、出走馬確定後に最終版記事を改めて掲載します。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
アナザートゥルース【B】
美浦南W併走。推進力が上に逃げる完歩が目につくものの、首をしっかり使えているので、走り全体のリズムは悪くない。抜け出したあとも集中を切らすことなく、脚を伸ばしていた点は評価できる。いい仕上がり具合ではないか。
アルクトス【B】
美浦坂路併走。行きっぷり良く好タイムをマークした。少し前進気勢に過ぎる気もするが、脚さばきはスムーズ。前後のバランスもとれている。攻め巧者なので過度の評価はできないものの、雰囲気は決して悪くない。
インティ【C】
栗東CW併走。頭を低く保っている点はいいのだが、直線半ばで手前を替えてからは、集中力が途切れ気味。そのぶん、しまいの伸びを欠いてしまった。現状維持の範囲内という感が強く、勝ち負けまではどうか。
エアアルマス【B】
栗東坂路単走。序盤の走りこそ地味だったが、鞍上に促されたあとの伸び脚には光るものがあった。実戦を叩いて、調子が上向いているのは間違いない。あとは、他馬がいる場合に落ち着きを保てるか否か。そのあたりが焦点となろう。
エアスピネル【C】
栗東坂路併走。四肢の可動域が狭く、リズムに乗り切れない走り。加速ラップを刻んだとはいえ、元来稽古駆けする馬とすれば、物足りなさを感じてしまう。一変を望むのは難しいかもしれない。
クリソベリル【A】
栗東坂路併走。追走遅れの形になったものの、追い抜くことが目的の調整ではないうえに、先行していたのは末脚自慢のサンライズノヴァ。深刻に捉える必要はない。昨年の同時期と比べて、楽に時計を出せるようになっているし、威圧感も増している。優に合格点だろう。
クリンチャー【B】
栗東坂路単走。序盤こそモタモタしていたものの、中盤以降は小気味の良い脚運びを見せた。やや気負い気味ではあるが、いい頃の躍動感ある走りが戻りつつあり、状態は着実に上昇している。軽んじて扱えない1頭といえよう。
ゴールドドリーム【B】
栗東坂路単走。序盤としまいに手前の切り替えでスムーズさを欠いたが、道中のステップは軽快で活気も十分。ブレの少ないフォームで駆ける姿は見映えがする。順調とみてよさそうだ。
サトノギャロス【D】
栗東坂路単走。体の向きが安定しないし、右前肢の着地ポイントもバラつき気味。鞍上の仕掛けに対する反応も薄いというよりは、嫌がっているように映る。本来のデキにあるとは言い難く、今回は割引が必要だろう。
サトノティターン【D】
美浦南W併走。鞍上の合図に対する反応が鈍く、しまいにかけての伸びは今ひとつ。力むことなく走れている点は評価できるが、もう少し覇気を出してほしいのも確か。良化途上の感は否めず、今回は様子見が正解のように思える。
サンライズノヴァ【B】
栗東坂路併走。ほぼ馬任せの軽めの内容ながら、一定のリズムを保って駆け抜けた。見た目は地味だが、追いかけてくるクリソベリルに馬体を寄せられても、気負うことなく走る姿から、折り合い面の心配はしなくてもよさそう。及第点の仕上がりと判断したい。
タイムフライヤー【B】
栗東CW単走。少し前肢の出が窮屈に映るものの、促されてからの反応はスムーズで、最後まで集中力を切らすことなく走り抜いた。稽古映えするタイプなので過大評価はしづらいが、漂う気配は上質の部類。侮れない存在だ。
チュウワウィザード【A】
栗東坂路併走。中盤から一定のリズムを保ち、持続的に脚を伸ばしていた点は高く評価できる。最後はやや体勢不利の形となったが、これは相手を褒めるべきだろう。少なくとも前年(4着)の最終追い時より雰囲気はいい。
デュードヴァン【D】
美浦南W併走。僚馬が気になるのか、頭が相手のほうに向く場面が多く、フォームが崩れがち。鞍上の仕掛けに対する反応も薄く、モチベーションが不足しているように映る。G1で対等に争うには、もう少し時間が必要かもしれない。
モズアスコット【B】
栗東坂路単走。息を整える程度の内容ながら、気負うところなく制御の利いた走りを見せた。やや頭の位置は高いものの、回転鋭い脚さばきは健在だし、前後左右のバランスもとれている。現状の力を出せる態勢とみたい。
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アナザートゥルース・デムーロ騎手「調教は右回りでモタれたが、レースは左回りだからOK」
アルクトス・栗田調教師「馬は良くなっている。クリソベリルがいるのでどれだけやれるか」
インティ・野中調教師「馬体の張りはいいし、柔らかみもある。前向きさが戻ってくれれば」
エアアルマス・池添学調教師「上々の動き。メンバーが強くなるので、うまく立ち回りたい」
エアスピネル・笹田調教師「使って状態は上向き。直線の長い中京に替わるのもいい」
クリンチャー・宮本調教師「後続に脚を使わせるような、スタミナを生かした競馬ができれば」
ゴールドドリーム・平田調教師「コース替わりはいい。坂路での追い切りもさすがの動き」
サトノティターン・堀調教師「最終追い切りの反応は悪くなかったが、いいころにはもう一歩」
サンライズノヴァ・松若騎手「距離は延びても大丈夫。長くいい脚を使えるところを生かす」
タイムフライヤー・松田調教師「描いたとおりの動きだった。前走を1走して良化している」
チュウワウィザード・大久保調教師「いい時計でデキは上々。速い時計への対応がカギ」
メイショウワザシ・南井調教師「単走でしまいを伸ばした。状態は申し分ない。相手が強いので自分の競馬をするだけ」
モズアスコット・玉井助手「カッとしなくなった。コーナー4つの9Fにどう対応するか」
ヨシオ・日高助手「ジャパンCからの連闘になるが状態は変わりない。ダートでどこまで」(夕刊フジ)
★チャンピオンズCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
名称がチャンピオンズカップに変わり、場所も中京に移った2014年以降の3着以内延べ18頭の馬齢をみると、3歳から7歳までの範囲。ただし、7歳馬の最高着順は3着止まり、3歳の好走はJpn1で優勝経験があった馬に限られる。その点には注意したい。
2014年以降、栗東所属馬の【4.5.5.59】に対し、美浦所属馬は【2.1.1.13】。連対率、複勝率ともに後者が上回っている。だが、後者の好走は前走が重賞1着、もしくはG1・Jpn1で3着以内だった馬のみ。相応の戦歴がない関東馬は割引が必要となる。
2014年以降の3着以内延べ18頭の前走使用レースを大まかに分けると、JBC諸競走、南部杯、日本テレビ盃、JRA・G3競走の4パターンに限定される。これ以外のステップで臨んだ馬は、複勝圏に達していない。
前走の人気については、G1・Jpn1であれば5番人気、それ以外の場合は4番人気がボーダーライン。2014年以降、この条件を満たしていなかった馬は、例外なく4着以下に敗れている。
2014年以降の3着以内延べ18頭のうち、13頭にダート1800m以上のG1・Jpn1で3着以内の経験があり、残りの5頭にはダート1800m以上の重賞で連対歴があった。ダート重賞の良績が1800m未満の距離に偏っている馬は、疑ってかかるべきだろう。
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このレースは、結果がU指数に反映されない地方交流重賞を中心に使われている馬や、古馬と対戦経験の少ない3歳馬など、高い指数の出にくい馬の出走が多く、指数通りになかなか決まってくれない。U指数泣かせの重賞としては、一二を争うレベルだろう。昨年も16位のクリソベリルが1着となり、改めて指数とマッチしないことが示された。
ただし、システム上指数が伸びていないだけで、能力的に通用することはファンも理解しており、馬券に絡む指数下位の馬はたいていが上位人気。過去5年間において二桁順位かつ二桁人気で3着以内に入ったのは、2015年1着のサンビスタ(13位、12番人気)1頭しかいない。いくら指数が機能しないといっても、無謀な穴狙いは避けるべきだろう。
まずは、前年覇者で2位の評価を受けている国内無敗のクリソベリル(101.7)に注目。そして、ダートではまだ伸びしろがありそうな4位タイのエアスピネル(101.2)、ダート路線転向後は大きく崩れていない4位タイのクリンチャー(101.2)を押さえておく。また、指数の低い3歳馬の好走が頻繁に見られるレースなので、12位のカフェファラオ(98.2)も警戒しておきたい。
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ダートのチャンピオンを決める戦いではあるが、過去の優勝馬の種牡馬を並べてみると、キングカメハメハ、スズカマンボ、フレンチデピュティ、ゴールドアリュール(2回)、シンボリクリスエス、と5頭のうち4頭が芝のG1ウィナーを出しており、非該当のゴールドアリュールにおいても延べ3頭の産駒が芝G3勝ち、自身は02年日本ダービー5着の実績を持っていた。
なお、2勝を挙げるゴールドアリュールは母の父NureyevがSadler's WellsやFairy Kingの叔父にあたる血統で、この血脈はKingmambo(ホッコータルマエ、サンビスタ、クリソベリル)やジャングルポケット(アウォーディ)、Northern Afleet(インティ)の母の父としても本競走で存在感を放っている。
クリソベリルは、父ゴールドアリュール×母クリソプレーズ(母の父エルコンドルパサー)。クリソライトの全弟、マリアライト、リアファルの半弟にあたり、叔父に06年ジャパンCダートを制したアロンダイトがいる血統。本馬は昨年の勝ち馬でもあり、国内では8戦8勝といまだに底を見せていない。前々で立ち回れる先行力、瞬時に抜け出す加速力、しっかり最後まで脚を使える持続力、昨年のJRA賞最優秀ダートホースに違わぬ実力の持ち主だ。
タイムフライヤーは、父ハーツクライ×母タイムトラベリング(母の父ブライアンズタイム)。04年ジャパンCダートなどダートグレード競走を9勝したタイムパラドックスの甥で、サクラローレルやエピセアローム、カポーティスターが出たBold Ladyに遡る牝系。本馬は母系の血統を考慮すれば、ワンターンよりもコーナー4回、休み明けよりも叩き2戦目でパフォーマンスを上げる可能性が高く、前走よりも条件は好転するはず。古馬になってもう一皮むけるあたりに父の成長力も垣間見える。
チュウワウィザードは、父キングカメハメハ×母チュウワブロッサム(母の父デュランダル)。アイアンテーラーの甥で、同い年のいとこに18年チャンピオンズC-G1などダートグレード競走を5勝したルヴァンスレーヴがいる血統。本馬は浦和競馬場で開催された19年JBCクラシックでJpn1初制覇を飾っていたように、器用に立ち回れる機動力が最大の武器と言えるだろう。昨年のチャンピオンズC-G1ではポジション取りに失敗したことを敗因に挙げており、それでいて4着なのだから一線級の力は示せていた。
(文・シンヤカズヒロ)
砂の走りに覚えのある強者が初冬の尾張で覇を競う。レース名称がジャパンカップダート時代の第2回(2001年)は、クロフネが衝撃のマクリを見せて後続に7馬身差をつける圧勝。目標とするダート競走における世界最高峰のひとつ、ドバイワールドカップ制覇に向けて夢を膨らませる勝利だったが、屈腱炎を患い、結果的にこのレースがラストランとなってしまった。第6回(2005年)、「砂のディープインパクト」の異名そのままに、3歳にして古馬を力でねじ伏せたのはカネヒキリ。その後は故障に見舞われ、4歳夏から6歳秋には2年4カ月もの休養を余儀なくされるも、前哨戦をひと叩きされて臨んだ第9回(2008年)を快勝し、復活どころか、挫折を経てさらなる成長を遂げている姿をまざまざと見せつけた。第11~12回(2010~2011年)はトランセンドが2年連続の逃げ切り勝ちでレース史上初の連覇を達成。同馬はのちにドバイワールドカップでも逃げの手に出て2着に粘り、勝ち馬ヴィクトワールピサとともに日本調教馬によるワンツーフィニッシュを果たした。あの日、クロフネで思い描いた夢――その志を継いだ偉業に誰しもが感慨にふけたことだろう。