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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 5 | 牡3 | 57.0 | 福永祐一 | 栗 矢作芳人 | 460(-2) | 2.24.1 | 1.4 | 1 | 34.0 | ③③⑤④ | |||
2 | 6 | 12 | 牡3 | 57.0 | D.レーン | 美 堀宣行 | 528(-8) | 2.24.6 | 3 | 4.4 | 2 | 34.1 | ⑩⑩⑩⑪ | ||
3 | 3 | 6 | 牡3 | 57.0 | 池添謙一 | 栗 池江泰寿 | 486(0) | 2.24.9 | 1 3/4 | 66.4 | 10 | 34.7 | ⑤⑤⑦⑦ | ||
4 | 1 | 1 | 牡3 | 57.0 | 坂井瑠星 | 栗 矢作芳人 | 482(0) | 2.24.9 | アタマ | 63.4 | 9 | 34.3 | ⑪⑪⑫⑫ | ||
5 | 7 | 13 | 牡3 | 57.0 | 和田竜二 | 栗 大久保龍 | 484(+2) | 2.25.0 | 1/2 | 61.6 | 8 | 35.1 | ③③②② | ||
6 | 6 | 11 | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 | 美 上原博之 | 498(0) | 2.25.0 | ハナ | 51.6 | 7 | 34.6 | ⑥⑤⑦⑩ | ||
7 | 4 | 7 | 牡3 | 57.0 | 石川裕紀 | 美 相沢郁 | 424(-8) | 2.25.0 | ハナ | 211.2 | 17 | 34.1 | ⑭⑭⑯⑯ | ||
8 | 2 | 3 | 牡3 | 57.0 | C.ルメー | 美 手塚貴久 | 490(-4) | 2.25.1 | 3/4 | 12.8 | 3 | 34.8 | ⑧⑧⑩⑧ | ||
9 | 7 | 14 | 牡3 | 57.0 | 横山典弘 | 栗 友道康夫 | 500(-4) | 2.25.2 | クビ | 87.7 | 11 | 35.4 | ⑰⑭①① | ||
10 | 4 | 8 | 牡3 | 57.0 | 津村明秀 | 美 相沢郁 | 464(0) | 2.25.2 | アタマ | 91.2 | 13 | 34.6 | ⑪⑪⑫⑫ | ||
11 | 7 | 15 | 牡3 | 57.0 | 武豊 | 美 国枝栄 | 488(0) | 2.25.3 | 1/2 | 16.5 | 4 | 34.7 | ⑮⑭⑫⑫ | ||
12 | 5 | 10 | 牡3 | 57.0 | 松山弘平 | 栗 鈴木孝志 | 458(-2) | 2.25.4 | 3/4 | 131.5 | 14 | 35.5 | ②②②② | ||
13 | 5 | 9 | 牡3 | 57.0 | M.デムー | 美 木村哲也 | 520(+4) | 2.25.5 | 1/2 | 30.3 | 5 | 34.7 | ⑬⑬⑫⑮ | ||
14 | 8 | 17 | 牡3 | 57.0 | 三浦皇成 | 栗 友道康夫 | 498(0) | 2.25.5 | アタマ | 46.4 | 6 | 35.5 | ⑥⑤⑤④ | ||
15 | 2 | 4 | 牡3 | 57.0 | 石橋脩 | 栗 池添学 | 480(-2) | 2.25.7 | 1 1/4 | 213.5 | 18 | 34.6 | ⑮⑰⑯⑰ | ||
16 | 8 | 16 | 牡3 | 57.0 | 北村友一 | 栗 斉藤崇史 | 492(+2) | 2.26.0 | 1 3/4 | 179.7 | 16 | 34.9 | ⑱⑱⑱⑰ | ||
17 | 8 | 18 | 牡3 | 57.0 | 田辺裕信 | 美 鹿戸雄一 | 490(+6) | 2.26.2 | 1 1/4 | 141.0 | 15 | 36.1 | ①①②④ | ||
18 | 1 | 2 | 牡3 | 57.0 | 浜中俊 | 栗 池江泰寿 | 454(-2) | 2.26.3 | 3/4 | 88.8 | 12 | 36.0 | ⑧⑧⑨⑧ |
ラップタイム | 12.6 - 11.3 - 12.9 - 12.6 - 12.3 - 11.8 - 12.2 - 12.3 - 11.8 - 11.3 - 11.3 - 11.7 |
---|---|
前半 | 12.6 - 23.9 - 36.8 - 49.4 - 61.7 |
後半 | 58.4 - 46.1 - 34.3 - 23.0 - 11.7 |
■払戻金
単勝 | 5 | 140円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 5 | 110円 | 1番人気 |
12 | 140円 | 2番人気 | |
6 | 520円 | 8番人気 | |
枠連 | 3-6 | 240円 | 1番人気 |
馬連 | 5-12 | 270円 | 1番人気 |
ワイド | 5-12 | 170円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
5-6 | 790円 | 8番人気 | |
6-12 | 1,830円 | 22番人気 | |
馬単 | 5-12 | 350円 | 1番人気 |
3連複 | 5-6-12 | 2,480円 | 5番人気 |
3連単 | 5-12-6 | 5,140円 | 9番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年の日本ダービーの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は木曜日に1.5ミリ程度の雨が降っただけ。連日散水作業を施しているように、馬場はかなり乾いた状態。さらに、B→Cコース変更週も重なって、土曜日の芝コースは、内~中を通る馬に有利な状況と化した。
レース結果を振り返ると、枠順における不利が少ない印象。外枠がガンガン来ているようにも映るが、これは進路取りによるものが大きく、過度の外枠依存は危険かと思われる。脚質についても同様で、展開不向きの後方勢を除けば、おおむね公平なコンディションだったといえよう。
日曜日の降水確率は10%。雷雨などの突発的な大雨でもない限り、進路取りについては土曜日の傾向を踏襲する可能性が高い。よほどの力量差または適性差でもなければ、道中外、直線も外、という馬は苦しい競馬を強いられることが予想される。
ただでさえ、高速決着が頻発している東京芝コース。そのうえ、Cコース変更1週目でもある。よって、道中で内めを先んじて通る馬、もしくは距離ロスが少ない内めの枠(1~3枠あたり)を引いた馬に軸足を寄せたほうが、好結果につながりやすいのではないか。
血統面については、近5年の日本ダービーの好走馬をみると、ディープインパクトなど主流どころのサンデーサイレンス系の産駒と、キングカメハメハ産駒の活躍が目につく。条件を満たす馬には、相応の評価が必要だろう。
とはいえ、今回の出走メンバーと照らし合わせてみると該当馬が多い印象。もうひとつフィルターをかけて、近10年の2着以内馬すべてに共通する、皐月賞7着以内、京都新聞杯2着以内、青葉賞1着、という3パターンの前走着順に当てはまる馬を重視したい。
今年の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(1~3枠)の要点をともに満たしているのは、⑤コントレイル1頭のみ。従って当欄では、⑤コントレイルを本命に指名する。
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日曜日に行われる日本ダービーの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
① サトノインプレッサ【D】
栗東CW併走。先着したものの、道中は気負うところが出ているし、腰高でいかにも粗削りな走り。見た目以上に折り合いの面で苦労しているように映る。今回は様子見のスタンスが正解ではないか。
② アルジャンナ【D】
栗東坂路併走。中盤まではキビキビと安定した走りを見せていたが、しまいはフォームが乱れ気味。そのため、時計ほどの伸びは感じられなかった。相手強化のG1では強調材料に欠ける。
③ ワーケア【C】
美浦南W併走。前肢の出が窮屈に映るが、反応は悪くなく後肢の踏み込みも力強い。ただ、休養前と比較すると少し前向きさを欠いているように見える。このひと追いでどこまで変われるか、という塩梅ではないか。
④ レクセランス【D】
栗東坂路単走。それなりの時計を刻んだ一方で、追われてからの伸びは今ひとつ。力むことなく走れている点は評価できるが、もう少し覇気を出してほしいのも確か。G1で対等に戦うには、もう少し時間が必要かもしれない。
⑤ コントレイル【A】
栗東坂路単走。調整色の濃いメニューながら、行きたがる面を見せず、キッチリと加速ラップをマークした。前回の中間時と比べると、楽に時計を出せるようになっているし、落ち着きも増している。好仕上がり。
⑥ ヴェルトライゼンデ【B】
栗東坂路併走。パートナーのアイスバブルに並んだところで鞍上に促されると、好反応を返して難なく突き放した。攻め巧者なので過度の評価はできないが、醸し出す雰囲気は上等の部類。侮れない存在だ。
⑦ ブラックホール【D】
美浦坂路併走。4ハロン50秒6という速いタイムを刻んだものの、小さめな馬体もあってか走りに余裕がなく非力な印象。さらなる上積みを感じるまでには至らない。この舞台では足りないだろう。
⑧ ビターエンダー【C】
美浦南W併走。ゴール前では体勢不利も、力強い脚取りで間もなく盛り返した。その走りにデキ落ちの様子はうかがえない。ただし、スピードに乗るまでに時間を要するのは相変わらず。良くも悪くも平行線、といったところか。
⑨ ダーリントンホール【B】
美浦南W併走。懸命にシゴかれる僚馬に対し、楽な手応えを維持したまま追走先着を果たした。やや気持ちが先走っているようにも映るが、全体的な雰囲気は悪くない。あとは、実戦でテンションを維持できるどうか。そのあたりが焦点となる。
⑩ コルテジア【B】
栗東CW併走。6ハロンから余力残しで及第点のタイムを記録&先着を果たした。キレはさほど感じないが、最後までリズムを崩すことなく、脚をしぶとく伸ばしている点は好感が持てる。この馬なりに順調だろう。
⑪ ガロアクリーク【B】
美浦南W併走。軽く仕掛けられると楽に抜け出し、先着でゴールした。やや四肢の可動域が狭い走りではあるが、後肢の踏み込みの深さでカバーし、良い意味で推進力が前に伝わっている印象。いい状態をキープしている。
⑫ サリオス【B】
美浦南W併走。前を行くセントレオナードに、ほぼ馬なりで並びかけ、手応えを十分に残したまま、併入の形でフィニッシュした。手前が替わらない点は気になるが、少なくとも素軽さの面では、前回より上の段階にある。
⑬ ディープボンド【C】
栗東CW単走。タイトなローテではあるが、その動きに硬さはない。反面、スピード感やキレに乏しく、そのぶん鈍重な走りに映る。一定以上の決め手を求められる東京芝2400mでは、期待よりも不安のほうが大きい。
⑭ マイラプソディ【B】
栗東CW単走。火曜日にしまい重点の調整を施した。発汗こそ目につくが、気合い乗りは良く脚元の動きも力強い。この馬らしい鋭い伸び脚も戻りつつある。状態は着実に上向いており、警戒を怠れない1頭といえよう。
⑮ サトノフラッグ【B】
美浦南W併走。しまい重点の内容ながら、リズムを保って歯切れのいい身のこなしを見せた。やや前肢が浮き上がるような場面もあったが、大きく割り引くほどでもない。力を出せる態勢とみる。
⑯ マンオブスピリット【C】
栗東CW併走。まずまずのラップを刻んだものの、頭の位置が高く、首の動きも安定しない。しまいにかけての伸び脚は悪くなく、ひと追いごとに良くなっているのは確かだが、上積みを見込めるかどうかについては疑問符が付く。
⑰ ヴァルコス【A】
栗東坂路単走。余力残しの内容ながら、気負うところなく制御の利いた走りを見せた。鈍さが目についた前回と比べて、身のこなしが軽くなっているし、良い意味の前進気勢も出てきた印象を持つ。好気配。
⑱ ウインカーネリアン【B】
美浦南W併走。馬場の外側を深く入り、僚馬と並ぶ格好で直線へ。楽な手応えのまま優勢の形でゴールした。前肢の出がやや窮屈に映るが、大きく割り引くほどでもない。及第点のデキにはある。
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アルジャンナ・浜中騎手「追い切りは予定どおり。上がりの息づかいは先週より良かった」
ヴァルコス・友道調教師「前走のダメージは少なかった。使った上積みは大きいと思う」
ウインカーネリアン・鹿戸調教師「回復が早く体も増えている。力をつけているので見せ場を」
ヴェルトライゼンデ・池添騎手「追い切りはいい反応。軸がしっかりしてブレなくなってきた」
ガロアクリーク・上原調教師「母系から距離はまったく問題ない。枠順や流れが噛み合えば」
コルテジア・鈴木孝調教師「今週は上がり重点。真面目で根性もあるので距離はこなせる」
コントレイル・矢作調教師「想定を超える進化。特にバランス面と精神面は良くなった」
サトノインプレッサ・矢作調教師「折り合いに課題があるので、ジョッキーがうまく乗れば」
サトノフラッグ・国枝調教師「前走は仕上がりすぎていた気もするので、少し余裕を残した」
ダーリントンホール・木村調教師「普通にこうして出せることはそうそうない。うれしい」
ディープボンド・和田騎手「決め手勝負では厳しいが、折り合って余力を残して直線へ向けば」
ビターエンダー・相沢調教師「動きは良かった。前走のダメージもそれほどなく、いい状態」
ブラックホール・相沢調教師「状態は絶好。テンに行けないのでスタミナ勝負の流れなら」
マイラプソディ・友道調教師「この中間は馬具を工夫。その効果で走りにリズム感が出てきた」
レクセランス・池添学調教師「そんなに動く馬ではないが、いい追い切り。この舞台はプラス」
ワーケア・手塚調教師「状態はいい。硬い馬場がどうかだが、2400メートルまでなら距離はもつ」(夕刊フジ)
★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2010年以降の2着以内20頭における前走使用レースをみると、皐月賞、京都新聞杯、青葉賞の3パターンに限定される。これ以外のステップで臨んだ馬は2着連対圏に達していない。
前走の着順については皐月賞ならば7着、京都新聞杯であれば2着、青葉賞の場合は1着がボーダーライン。2010年以降の2着以内馬は例外なくこの条件を満たしていた。ちなみに、レースを問わず前走でタイム差1秒0以上の敗北を喫していた馬の連対例はゼロ。該当馬の巻き返しはかなり難しい。
2010年以降の連対馬20頭すべてに、JRA重賞で2着以内の好走経験があった。この条件を満たしていなかった馬は、いずれも3着以下に敗れている。
2012年以降の1~2着馬の前走馬体重を検証すると、510キロ以上で2着連対圏を確保した馬は皆無。該当馬は過信禁物とみるべきだろう。
U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。
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基本的にU指数上位馬を信頼できるレース。毎年必ず3位以内の馬が1頭以上3着以内に入っており、2018年以外は1位か2位のいずれかあるいは両方が馬券に絡んでいる。U指数上位総崩れは想定しないほうがいい。
低指数馬の激走はほとんどない。指数90未満は【0.0.0.18】。指数10位以下は【1.1.2.68】。指数10以下の低指数馬同士の組み合わせは期待薄。絡めるとしてもヒモまで。
レース傾向を鑑みると、安定感抜群の指数1〜3位、それ以外の指数上位、人気に関わらず指数90以上の馬を満遍なくカバーするのが理想的。指数1〜3位+指数95以上+指数90以上という3連複フォーメーションを購入した際の回収率は764.7%。
※データは2012年以降の傾向
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昨年は12人気と伏兵扱いをされていたロジャーバローズが世代の頂点に立つ波乱となったが、いとこには牝馬三冠やジャパンC連覇などG1を7勝したジェンティルドンナがいる血統馬でもあり、改めて牝系の魅力に感服した記憶がある。
種牡馬としてディープインパクトは日本ダービーを5勝しており、これはトウルヌソルとサンデーサイレンスの6勝に次ぐ記録。直近2年は産駒が連覇を果たすほか、2017年の勝ち馬レイデオロ(父キングカメハメハ)も2代母レディブロンドがディープインパクトの半姉にあたるため、それらの母ウインドインハーヘアの血を引く馬が2016年マカヒキ(父ディープインパクト)から4連覇中とも言えるだろう。
コントレイルは、父ディープインパクト×母ロードクロサイト(母の父Unbridled's Song)。2代母Folkloreは2005年BCジュヴェナイルフィリーズ-米G1など、アメリカのG1を2勝。父の産駒で母系にStorm CatとRelaunchの血を引くパターンは、昨年2着のダノンキングリーと同じ。土付かずの4連勝でクラシック一冠目を制してみせたが、どちらかといえば東京向きの配合でもあり、日本ダービーでこそ真価を発揮するのではないか。
サリオスは、父ハーツクライ×母サロミナ(母の父Lomitas)。母は2012年独オークス-独G1の勝ち馬で、日本ではブエナビスタやマンハッタンカフェ、ソウルスターリングなどを出したドイツの名牝Schwarzgoldに遡る牝系。昨年はハーツクライの直系で牝系も共通するヴェロックスが3着に好走しており、自身も血統表の並びだけ見れば距離が延びることに不安はない。
サトノフラッグは、父ディープインパクト×母バラダセール(母の父Not for Sale)。母は2011年亜1000ギニー-亜G1、亜オークス-亜G1を制したアルゼンチンの二冠牝馬で、牝系はアルゼンチンを代表するBambucaのライン。父の産駒でアルゼンチン牝系といえば、マカヒキやサトノダイヤモンドを挙げられるだけに、皐月賞からの巻き返しにも色気を持てるはず。
ダーリントンホールは、父New Approach×母Miss Kenton(母の父Pivotal)。いとこに2018年メルボルンC-豪G1などを制したCross Counterがいる血統で、父は2008年英ダービー-英G1などG1を5勝。また、ヌーヴォレコルトを出したFager's Glory牝系でもあり、遡れば1998年日本ダービーで15人気3着のダイワスペリアーも同牝系の間柄。手綱を取った騎手たちが口々に小回りは不向きであることを示唆しており、血統的にも東京芝2400mで見直したい一頭だ。
(文・シンヤカズヒロ)
「競馬の祭典」と称される、日本競馬の頂点に君臨するレースで、その年の3歳ナンバーワンを決める大一番。皐月賞に続く、クラシックの2冠目としても知られる。名馬、名勝負の宝庫であり、そのすべてをわずかなスペースで語り尽くすことはできない。それほど偉大なレースである。過去にはセントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルの8頭が、1冠目の皐月賞に続きこのレースを制し、さらには秋の菊花賞にも勝って3冠馬となった。平成以降だけを見ても、約20万人の大観衆が集まり場内に「ナカノコール」が響き渡ったアイネスフウジンの第57回(1990年)、父シンボリルドルフに次いで親子制覇を達成したトウカイテイオーの第58回(1991年)、名手・柴田正人騎手が19回目の挑戦で涙の戴冠を果たしたウイニングチケットの第60回(1993年)、戦後初めてキャリア3戦目で頂点をきわめたフサイチコンコルドの第63回(1996年)、64年ぶりにして史上3頭目の牝馬による制覇となったウオッカの第74回(2007年)など、話題性にあふれる年は枚挙にいとまがない。