栗東所属リーディングジョッキー上位3名の9月15日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
なお、坂井瑠星騎手がアイルランドで騎乗のため、繰り上げて松山弘平騎手を紹介する。
【C.ルメール騎手】
9月15日(日)中京競馬場
4R 2歳新馬(ダ1,800m) テイエムライダー
5R 2歳新馬(芝2,000m) エンマ
9R 茶臼山高原特別(芝2,200m) アドマイヤテラ
10R 納屋橋S(芝1,600m) アルセナール
11R ローズS・G2(芝2,000m) レガレイラ
メインレースのローズSでは昨年のホープフルSを制し、春は牡馬クラシック路線を歩んだレガレイラに騎乗する。牝馬限定戦に出走するのはデビュー以降初めてのこと。ここまで全レースで上がり3ハロン1位のタイムを記録していて、秋華賞へ向けて負けられない立場となる。9Rの茶臼山高原特別ではアドマイヤテラとコンビを継続する。前走の阿寒湖特別ではスタートで後手を踏み、直線でも脚を余す形になるも2着は確保した。ゲートさえ五分に出られれば、勝ち負けできる存在だろう。
【川田将雅騎手】
9月15日(日)中京競馬場
5R 2歳新馬(芝2,000m) フェアリーグレン
6R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) ゼットレジーナ
10R 納屋橋S(芝1,600m) ゴートゥファースト
11R ローズS・G2(芝2,000m) クイーンズウォーク
クイーンCの勝ち馬でオークス4着馬のクイーンズウォークとメインのローズSに挑む。レガレイラなど強豪はいるが、こちらもこのメンバーではオークス最先着の立場。重賞も勝っており実績では引けを取らない。デビュー以降コンビを組んでいる川田将雅騎手を背に、勝利を狙っていく。6Rの3歳上1勝クラスに出走するゼットレジーナにも注目。前走の3歳未勝利戦で初勝利をあげたばかりだが、デビュー以降一貫してダート1,800mを走ってきた。走り慣れた距離、初勝利をあげた舞台ならば昇級初戦から期待をしたい。
【松山弘平騎手】
9月15日(日)中京競馬場
2R 2歳未勝利(ダ1,200m) オトメナシャチョウ
4R 2歳新馬(ダ1,800m) ヴァンアグレアブル
5R 2歳新馬(芝2,000m) スルーザナイト
10R 納屋橋S(芝1,600m) アイスグリーン
11R ローズS・G2(芝2,000m) オーロラエックス
12R 3歳上2勝クラス(ダ1,400m) ヴィヴァン
最注目は2R2歳未勝利で騎乗するオトメナシャチョウ。前走は勝った馬が強すぎたとしか言いようがなく、本馬自身デビュー戦からタイムを0.8秒も短縮する変わり身は見せていた。今回戦うメンバーで掲示板にのったことがあるのは本馬1頭のみ。負けられない一戦だ。10Rの納屋橋Sではアイスグリーンに騎乗。ここまで3勝クラスでは5戦走って掲示板を外さない安定感を見せている。休み明けのレースは2戦2勝。【1-0-1-0】と相性の良い松山弘平騎手とのコンビでオープン入りを目指したい。