栗東所属リーディングジョッキー上位3名の9月29日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【C.ルメール騎手】
9月29日(日)中山競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,200m) リアルショット
2R 2歳未勝利(芝1,600m) シホリーン
3R 2歳新馬(芝1,200m) カシオペア
7R 3歳上1勝クラス(芝2,200m) トライデントスピア
9R サフラン賞(芝1,600m) エンブロイダリー
11R スプリンターズS・G1(芝1,200m) ヴェントヴォーチェ
12R 外房S(ダ1,200m) ガビーズシスター
メインレースのG1スプリンターズSではヴェントヴォーチェに騎乗する。1年6か月の休み明けと厳しい戦いが予想はされるが、C.ルメール騎手とは重賞で2戦2勝と相性は抜群。過去2回のG1挑戦でも0.6秒差と大きくは負けていないだけに、関係者の想いが届くか注目したい。7Rの3歳上1勝クラスではトライデントスピアに騎乗。スタートが速いタイプではないが末脚は堅実で、C.ルメール騎手とのコンビでは2戦2連対で初勝利もあげている。前走から1ハロン延長となるがここまでの走りからは問題なさそうだ。2勝目に期待をしたい。
【川田将雅騎手】
9月29日(日)中山競馬場
5R 2歳新馬(芝2,000m) ラッフルズドリーム
11R スプリンターズS・G1(芝1,200m) ママコチャ
2レースのみの騎乗となる川田将雅騎手。スプリンターズSではママコチャとのコンビで連覇を目指す。この1年間、勝ち星はあげられていないが先行力など力の衰えは見えない。叩き2走目は【2-0-0-0】と得意としており、主役の一角としてレースに挑む。5Rの新馬戦ではラッフルズドリームに騎乗。母キングスローズはニュージーランドの3歳牝馬チャンピオンにも輝いた活躍馬。母としても重賞2勝のサトノアーサーを輩出するなど優秀な成績をあげている。初戦から注目の存在だ。
【坂井瑠星騎手】
9月29日(日)中山競馬場
3R 2歳新馬(芝1,200m) カンシン
5R 2歳新馬(芝2,000m) タールベルク
7R 3歳上1勝クラス(芝2,200m) アレナリア
10R サクラバクシンオーC(芝1,800m) ガールズレジェンド
11R スプリンターズS・G1(芝1,200m) マッドクール
12R 外房S(ダ1,200m) タマモダイジョッキ
メインレースのG1スプリンターズSでは、今年の高松宮記念覇者のマッドクールに騎乗する。海外遠征帰りとなるがその点はすでに経験済みで心配は無用だろう。デビュー以降、安定して先行できる脚力を披露しており、昨年のスプリンターズSでも2着に来ているように中山コースも心配なし。ここまで坂井瑠星騎手とは【4-1-1-2】と好相性で、スプリントG1春秋連覇の期待が高まる。10RサクラバクシンオーCではガールズレジェンドに騎乗。前走では終始ハナを奪う競馬を披露し、見事に2勝目を飾った。昇級初戦となるが、先行競馬が得意な坂井瑠星騎手とのコンビならば、いきなり対応できても何ら不思議無い。