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火曜午後から行われたシャンティイ調教場の見学会。副場長のマランドゥクールグランメゾン氏の案内で、クリンチャーが追い切ったダートコース(エーグル調教場)や芝コースを歩いた。
馬場は3種類。芝、ファイバーサンド(日本で言うオールウエザーやポリトラックコース)、ダートで、8割の馬がダートで追い切るのだとか。芝コースは蹄跡がボコボコと残っており、日本のように整地をしないからだという。何よりも驚いたのが、芝コースでの追い切りに使用料がかかること。通常の芝コースが20ユーロ(約2600円)、通常よりもきれいな芝コースが100ユーロ(約1万3000円)の“経費”が必要となる。
また、シャンティイ調教場で調教している馬は、優勝賞金の1%を収めなければならない。毎日75人が馬場のメンテナンスに従事しており、維持費もそれなりにかかるのだろう。調教場ひとつとっても、各国の工夫があるというのは大きな発見だった。 (山)
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