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【沢田康文の欧州リポート】女性騎手の減量特典を初めて導入した仏、リーディング20傑に3人が入るなど活性化

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【沢田康文の欧州リポート】女性騎手の減量特典を初めて導入した仏、リーディング20傑に3人が入るなど活性化

 JRAの女性騎手に対する減量特典制度が今週から導入される。藤田菜七子騎手や今後デビューする女性騎手にとって、騎乗数の確保とさらなる活躍の後押しになるはずだ。

 海外の統括機関では同様の制度をフランスギャロが2017年3月から主要国として初めて導入し、成果を上げている。フランスには100人以上の現役女性ジョッキーがおり、日本と環境は大きく異なるが、昨年はリーディングの上位20傑に3人の女性騎手が入った。

 フランスギャロの女性騎手に対する減量制度は重賞、リステッドレース、一部のハンデ戦を除いた全レースを対象とし、平地、障害ともに2キロ減でスタート。昨年3月以降は平地については1・5キロ減に改定。また、女性見習い騎手への最大減量が当初の4・5キロから現在は4キロに調整されている。

 フランスは男女問わず見習い騎手の減量制度がユニークで、通算49勝以下は2・5キロ減(ハンデ戦は1・5キロ減)、50~85勝は1・5キロ減。他に若手騎手を育てる厩舎を支援するため、全ての見習い騎手は自厩舎の馬に騎乗した場合、さらに1キロ減の恩恵がある。

 多くのレースに騎乗して腕を磨き、減量のない大舞台でも対等に戦う女性騎手が増えれば、日本の競馬界はさらに活性化するだろう。 (在仏競馬記者)

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