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【有馬記念】「最後は少し馬体を離して」池江師助言ピタリ

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 GPにこだわり続けるトレーナーが、開業13年目で早くも歴史を塗り替えた。菊花賞ではルメールに「アイ・トラスト・ユー」としか言わなかった池江調教師が、パドックでこう伝えた。

 「キタサンは馬体を寄せるとまた伸びる。最後は少し馬体を離して追い出したほうがいい」。ゴール前、息をのんだ最強古馬とのせめぎ合い。最後の最後にダイヤモンドが“少し離れた”外からねじ伏せ、史上最多4度目の栄冠を手に入れた。

 「パドックで、抜けて素晴らしく良く見えた。馬体に触れると、皮膚がとんでもなく薄くてね。あんな感触、今まで味わったことがない」

 落鉄もあり8センチ差に泣いたダービー後、疲れ果てた愛馬を見て「調教をやりすぎた。もっと余裕を残して仕上げていれば直線はもっと弾けた」と自らを責めた。それを教訓に秋は力を信じる調教に切り替えて、MAXには達しない仕上げを施した。その答えが“国内最強”となったが、それでもまだ夢の途中。来年はもうひとつ、こだわり続ける凱旋門賞が待つ。

 「春は国内に専念して夏以降に具体的なプランを立てます。本当に良くなるのは来年の秋。背腰がしっかりしたら、もう1、2段、ギアを使えるでしょう」。丹念に磨きをかけてきた超原石。その輝きは増すばかりだ。(夕刊フジ)

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