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東京開幕週の日曜メーン、サンケイスポーツ賞フローラステークス(27日、東京、GII、芝2000メートル)の追い切りが24日、美浦トレセンで行われた。マローブルーは、軽快な動きを披露して状態の良さをアピール。17分の12の抽選を突破して出走にこぎつけた。オークス(5月25日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権(3着まで)獲得を目指す。
1勝馬同士による17分の12の抽選をクリア。運を味方につけたマローブルーが、オークスの前哨戦に参戦する。
「もともと高い素質を感じていた。乗りやすくて、ディープ(インパクト)産駒らしい切れ味がある」
関東リーディングを走る戸崎騎手は、能力の高さに太鼓判を押す。
この日の最終調整は同騎手が手綱を取ることはなく、単走、馬なりという控えめな内容。しかし、バネのきいたフットワークが好調ぶりを物語る。Wコースで4ハロン54秒2-39秒8-13秒3をマークし、態勢を整えた。
「気がいい牝馬なのでサラッと。仕上がりやすいタイプなので体はできている。馬体も前走(438キロ)と比べて、大きな増減はない」と橋本助手。1週前追い(Wコース5ハロン68秒9)でほぼ仕上がっており、雰囲気は上々だ。
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