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かつて行きつけにしていた北海道料理屋の大将は私の知る一番の馬券上手だ。人気薄の逃げ馬をこよなく愛し、本命と言われる馬券はまず買わない。伯楽と呼ぶに相応しい眼力で馬体の良し悪しを見抜き、独特の調教理論で過去数々の穴馬券を的中しては私を驚かせてきた。その大将の口癖が次の言葉だ。
「ドバイ(メイダン)と札幌で勝つ馬は本物だ」
無論これは格言ではないが、実際にドバイに、そして札幌にも足を運び、その目で芝を見た大将の言い分はこうだ。札幌競馬場やドバイ・メイダンの洋芝は、日本の他の競馬場に比べて格段に深く、重く、そして走りづらい。単にスピード自慢の馬は札幌やドバイでは勝てない。逆に言えばここで勝つ馬は力がある“本物”で、人気薄でも国内G1に出走してきたら必ず押さえなさい、というのである。
昨今レコード決着が増えているメイダンが今もそうかどうかは置いておいて、札幌競馬場の洋芝が国内の他の競馬場とは性質を異にすることは明らかだ。保水性が高く良馬場発表でも若干重い。そして傷みが比較的早いという際立ったその特徴から、同競馬場の芝のレースは傾向も掴み易く、格言も出来やすい。
「札幌芝は端枠(はしわく)を狙え」、これが今回紹介する格言だ。
厳密に言うと、ここでの“端枠”とは「開催前半の1枠逃げ・先行」と「開催後半の8枠差し・追い込み」を指す。開催日程が浅い時期の芝コースにおいて内枠の逃げ・先行馬の活躍が目立ち、後半に外差しが決まり易くなるのはどの競馬場でも一緒なのだが、日程の進みに伴う芝の傷み・損傷が激しい札幌競馬場においては、その傾向が更に強まるのだ。
火曜日に掲載されるこのコーナーで、まだ見ぬ枠順について触れるのはなかなかに間抜けな試みとも言えるが、それでもハッキリ傾向が掴めているレースで結果に沿う格言が存在するのなら、これを使わない手はあるまい。
実際の過去のレースに照らしてみよう。同レースは毎年8月末に行われるが、これは夏の札幌開催の概ね4日目か6日目だ。中盤から後半にさしかかるタイミングのこの日程で、過去10年間に枠別出走頭数に偏りがない「16頭立て」(どの枠も2頭ずつ)で行われたのは6回(函館施行の13年を除く)。合計18頭の「3着以内馬」がいるわけだが、18頭中13頭が「5枠から外」に入っていた。その割合は理論値の50%を遥かに超える全体の72%だ。もっというと、7枠から外に入っていた馬が8頭で、馬券圏内に来た馬の44%は7枠か8枠だったことになる。枠順発表後はとにかく外枠2枠の中から馬券の中心にする馬を探し出せばいいのだ。
さて、件の外枠に入ってくれるのを祈りつつ、全身全霊を傾け応援の◎を打つ馬だが、今回はウインマーベルを指名したい。なんとも不名誉なことに、このコーナーで本命を打った馬7頭のこれまでの成績は【0-0-1-6】というサラブレッドならば崖っぷちの成績だ。ボチボチ格言が格言たる理由を示せる結果を出したいものだ。
(文:のら~り)
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