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好走馬を最も送り出しているステップは前走弥生賞組。ただし、出走馬が多いローテでもあるので好走率は低めになっている。勝ち馬は2010年のヴィクトワールピサ(1番人気)を最後に出ておらず、強調材料は少ない。それよりも注目すべきはトライアルを経由しない別路線組だ。とりわけ、2012年以降は共同通信杯や毎日杯など、前走で1800m以下を使われていた馬に好走例が集中。5勝含む6連対という、圧巻のパフォーマンスを見せつけている。「最も速い馬が勝つ」の格言通り、相応のスピードを要求される一戦であることは間違いない。舞台となる中山2000mは、ゴール前の高低差のある急坂が大きな特徴。長くいい脚を使える馬が幅を利かせやすいコースである。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)
【人気】
別表の平均配当を見ると、いずれの券種も高めの水準。9番人気→4番人気→12番人気で決着した2017年を筆頭格に、荒れ模様の強い一戦となっている。人気別で検証すると、2008年以降の1番人気の成績は【2.2.2.4】。悪くはないが、信用するには少し足りない印象。一方で、2~4番人気は【5.5.4.16】という上々の成績。1番人気の「足らず」を補ってあまりある活躍を見せている。また、人気サイドが強い半面、中穴である6~9番人気の好走が多いのも皐月賞の大きな特徴だ。人気別成績を見ればわかるように、単勝全通り買いでもプラス計上なのだから、狙わない手はない。ゆえに「人気サイド×中穴」が馬券戦術上、最も有効な組み合わせと結論付けられる。
◆人気別成績(過去20年)
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 5-4-4-7 | 25.0% | 45.0% | 65.0% | 61.0% | 86.5% |
2番人気 | 3-4-4-9 | 15.0% | 35.0% | 55.0% | 69.5% | 90.0% |
3番人気 | 2-3-4-11 | 10.0% | 25.0% | 45.0% | 53.5% | 87.0% |
4番人気 | 2-1-2-15 | 10.0% | 15.0% | 25.0% | 89.5% | 99.5% |
5番人気 | 1-0-0-19 | 5.0% | 5.0% | 5.0% | 55.5% | 15.5% |
6~9番人気 | 5-5-3-67 | 6.3% | 12.5% | 16.3% | 127.8% | 87.0% |
10番人気以下 | 2-3-3-168 | 1.1% | 2.8% | 4.5% | 84.1% | 55.9% |
◆単勝オッズ別成績(過去20年)
単勝オッズ | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1.9倍以下 | 2-0-1-1 | 50.0% | 50.0% | 75.0% | 65.0% | 80.0% |
2.0~2.9倍 | 1-2-2-5 | 10.0% | 30.0% | 50.0% | 23.0% | 69.0% |
3.0~4.9倍 | 4-7-5-4 | 20.0% | 55.0% | 80.0% | 76.5% | 121.0% |
5.0~7.9倍 | 4-1-3-19 | 14.8% | 18.5% | 29.6% | 87.8% | 60.4% |
8.0~14.9倍 | 3-2-1-26 | 9.4% | 15.6% | 18.8% | 113.8% | 60.3% |
15.0~19.9倍 | 2-4-3-25 | 5.9% | 17.6% | 26.5% | 101.2% | 104.4% |
20.0~49.9倍 | 3-1-3-69 | 3.9% | 5.3% | 9.2% | 112.5% | 61.3% |
50.0倍以上 | 1-3-2-147 | 0.7% | 2.6% | 3.9% | 75.8% | 59.9% |
◆配当(過去10年)
馬券種 | 最高配当 | 最低配当 | 平均配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 3,090円 | 230円 | 1,101円 |
複勝 | 1,470円 | 130円 | 376円 |
枠連 | 5,170円 | 330円 | 1,365円 |
馬連 | 11,940円 | 790円 | 4,342円 |
ワイド | 16,960円 | 320円 | 2,336円 |
馬単 | 20,720円 | 1,530円 | 9,112円 |
3連複 | 176,030円 | 1,210円 | 29,555円 |
3連単 | 1,064,360円 | 5,920円 | 176,349円 |
【脚質】
脚質については、先行勢と中団待機組がほぼ互角の成績。一方、追い込み勢の信頼度はかなり低い。2007年以降(東京開催を除く)、4角11番手以下から勝利した馬は皆無。4コーナー地点で最も後ろの位置取りだった2016年の優勝馬ディーマジェスティは4コーナー10番手。同馬は3コーナー手前あたりから徐々に進出し、直線手前では完全に先行勢を射程圏内にとらえていた。また、道中は最後方に位置していた2012年の優勝馬ゴールドシップにしても、4コーナーでは6番手まで押し上げている。つまり、後方から直線一気を決めるのは至難の業で、2~3着に食い込むのが精一杯。勝負どころでまくれる馬か、中団より前目のポジションを取れる馬から入ったほうがベターであるのは間違いない。
◆脚質別成績(過去20年)
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 2-1-2-19 | 8.3% | 12.5% | 20.8% | 143.3% | 165.4% |
先行 | 5-8-4-60 | 6.5% | 16.9% | 22.1% | 76.0% | 68.3% |
差し | 13-7-11-127 | 8.2% | 12.7% | 19.6% | 141.3% | 63.7% |
追込 | 0-4-3-90 | 0.0% | 4.1% | 7.2% | 0.0% | 52.3% |
【枠順】
「内枠有利」と言われることが多い中山芝の多頭数。しかし、枠順別成績を検証すると、内・中・外の差はほとんどなし。どの枠も複勝率はおおむね横並びで、勝率と連対率も五十歩百歩の状況だ。1枠の単勝回収率がズバ抜けて高いが、これは2002年のノーリーズン(15番人気)の一発が大きく引き上げたもの。同馬を除くと、1枠の単勝&複勝回収率はかなり低い水準まで下がってしまう。2~3枠の複勝回収率も並以下で、期待値を鑑みると内枠を優先すべき理由はなきに等しい。メディアやファンのイメージとは異なり、枠順の有利不利はほとんどない極めてフラットなレース。それが皐月賞である。
◆枠順別成績(過去20年)
枠順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 2-2-3-31 | 5.3% | 10.5% | 18.4% | 318.4% | 109.5% |
2枠 | 3-4-0-33 | 7.5% | 17.5% | 17.5% | 34.0% | 59.3% |
3枠 | 2-2-2-34 | 5.0% | 10.0% | 15.0% | 79.0% | 40.5% |
4枠 | 2-1-3-34 | 5.0% | 7.5% | 15.0% | 12.5% | 34.3% |
5枠 | 0-4-2-34 | 0.0% | 10.0% | 15.0% | 0.0% | 131.0% |
6枠 | 3-2-4-31 | 7.5% | 12.5% | 22.5% | 110.8% | 73.0% |
7枠 | 4-2-3-50 | 6.8% | 10.2% | 15.3% | 72.7% | 63.9% |
8枠 | 4-3-3-49 | 6.8% | 11.9% | 16.9% | 97.8% | 49.5% |
【血統】
最も安定感があるのはディープインパクト産駒。2016~2017年は2年連続で優勝馬を輩出、2016年には1~3着を独占するなど、近年の活躍ぶりは他を圧倒している。ほかでは、キングカメハメハ産駒が好調。2013~2015年の間は3年連続で複勝圏内入りを果たし、2016~2017年は3着入りこそ逃したが、掲示板をしっかり確保している。ちなみに、2017年3着のダンビュライトはキングカメハメハの直仔であるルーラーシップの産駒。キングカメハメハの血が、皐月賞と好相性であることは疑いようがない。視点を変えて、血統面と関連性の深い生産者別の傾向を検証すると、ノーザンファームや社台ファームなど、社台系だけで2008年以降8勝を含む17連対という破格の成績。なにしろ今世紀に入って連対を逃した年は一度もないのだから、他G1と比較しても皐月賞での強さは別格と言える。血統面に関しては、シンプルに「リーディング上位の産駒かつ社台系生産馬」の良血馬を優先するのが正解だ。
◆同コース種牡馬別成績(中山競馬場/芝/2000m/過去5年)集計期間:2013/04/08~2018/04/08
位 | 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ディープインパクト | 34-22-25-147 | 14.9% | 24.6% | 35.5% | 72.6% | 71.7% |
2 | ステイゴールド | 21-22-27-193 | 8.0% | 16.3% | 26.6% | 72.8% | 77.4% |
3 | ハーツクライ | 18-17-18-142 | 9.2% | 17.9% | 27.2% | 70.6% | 102.8% |
4 | キングカメハメハ | 16-13-18-104 | 10.6% | 19.2% | 31.1% | 52.9% | 65.6% |
5 | ハービンジャー | 16-13-11-104 | 11.1% | 20.1% | 27.8% | 57.2% | 57.8% |
6 | ゼンノロブロイ | 12-8-8-86 | 10.5% | 17.5% | 24.6% | 67.7% | 99.8% |
7 | シンボリクリスエス | 10-5-5-86 | 9.4% | 14.2% | 18.9% | 88.7% | 95.6% |
8 | マンハッタンカフェ | 7-10-4-74 | 7.4% | 17.9% | 22.1% | 39.6% | 59.7% |
9 | メイショウサムソン | 7-7-6-50 | 10.0% | 20.0% | 28.6% | 51.6% | 69.1% |
10 | ルーラーシップ | 7-6-5-27 | 15.6% | 28.9% | 40.0% | 63.6% | 107.8% |
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