覆面ドクター・英さんの競馬日記

覆面ドクター英の菊花賞・2022

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まずは秋華賞の回顧から。本命打ったアートハウスは、川田騎手らしく好位置からのレースで直線一旦先頭でもらった、と思ったのですが、結果的に前がかり気味な厳しい流れだったようで、後ろから一気に来られました。まあ人気馬3頭なので、実力を発揮したとも言えます。週なかの交流重賞のエーデルワイス賞は、ガツンと当たったので、その流れで週末も頑張りたい。

それでは恒例の全頭診断へ。枠順決まったのですが、昨夜は仕事で夜中呼ばれ、今日も仕事あり、10番人気以下には出走できない馬も入ってますが、なおす時間なくそのままアップでいきます。

<全頭診断>
1番人気想定 ガイアフォース:クラシック路線には初登場で7月に1勝クラスを勝って臨んだセントライト記念でも、ダービー最先着のアスクビクターモアをきっちり差し切り、キタサンブラック産駒らしい成長力みせている。1番人気はどうかと思うがまだまだのびしろもありそう。調教もよく地味な実力者の松山騎手というのも良い。

2番人気想定 アスクビクターモア:今回出走メンバーではダービー最先着の3着馬で、前哨戦のセントウルSでは1番人気の推されて、終い差されての2着だった。皐月賞を勝ち、皐月賞も逃げて5着と安定して上位には来ているが、ディープインパクト産駒にしては瞬発力いまひとつか。安定感ある先行馬だけに、ヒモには良さそう。調教の動きよく、仕上がり良好。初の関西遠征でこの距離だけに終いの粘り欠けなければよいが・・。

3番人気想定 ジャスティンパレス:2歳時はデビューから2連勝してホープフルSでも2着と結果出した。ただ皐月賞もダービーも9着とイマイチなところから秋の始動戦の神戸新聞杯で圧勝して、再度トップクラスに戻ってきた。ただ今年の神戸新聞杯が例年より低レベルだった印象もあり、神戸新聞杯勝ち馬だからと高評価しすぎない方がよいか。最近さらに存在感増してきた鮫島駿騎手がどう乗るか楽しみではある。

4番人気想定 ヴェローナシチー:1勝馬ながら、京成杯やすみれSで3着、若葉Sと京都新聞杯と白百合Sで2着、神戸新聞杯でも5着と、この世代上位グループには入っている。川田騎手の騎乗で人気になりすぎそうで、妙味はあまり無いが調教しっかり動いており仕上がり良さそう。「得意の惜敗」ならあるか。

5番人気想定 ドゥラドーレス:春は毎日杯3着でクラシック路線に乗り損ねた。ドゥラメンテ産駒らしい成長力と、母ロカ自身は、大成しなかったが、デビュー戦を近親のディープインパクト譲りの飛んでいるような末脚で圧勝して阪神JFで1番人気に推されたように、血統的に秘めた能力は相当ありそうな馬だったので、ここでも激走期待したいが、肝心の調教の動きがいまひとつで、突き抜けるまではいかないか。

6番人気想定 ポルドグフーシュ:デビュー以来ずっと2000M以上を使われているようにスタミナたっぷり。ただスタートが悪く8戦のうち6戦で出遅れたり躓いたり接触したりで、G1だと挽回はなかなか難しいか。ポンと出れば、の馬。

7番人気想定 プラダリア:春は2400Mの未勝利、青葉賞と連勝みせ、ダービーでも5着と好走。秋の始動戦の神戸新聞杯は出遅れて2番人気8着と凡走。兄弟馬は短いところ向きで母系もあまりこの距離が向く感じではないが、キャリア浅く、前走ノーカンで再度狙ってみて良い馬では。

8番人気想定 ディナースタ:夏の札幌洋芝2600Mを連勝してきての参戦で古くはマンハッタンカフェなどのパターンだが、ちょっと違うかなあというのは、毎度のように出遅れてまくる競馬。G1では前を潰してくれる要員で、そのまま勝ち切るのは厳しいんじゃないかと思われる。

9番人気想定 セレシオン:新馬、梅花賞と連勝したが、すみれS4着、プリンシパルS7着と春はクラシック路線に乗れず。夏の新潟2200Mでは、2勝クラスとはいえ突き抜けて圧勝みせハーツクライ産駒らしい上昇みせる。半姉に桜花賞2着のクルミナルの居る良血馬で、上昇度含め、穴で楽しみ。

10番人気以下想定 
フェーングロッテン:春はクラシック路線乗れなかったが、夏にラジオNIKKEI賞勝ち、古馬相手の新潟記念でもカラテの3着と好走。半兄ピクシーホロウがG1馬になっているように母父キングヘイローは世界的良血だったのもあり底力十分。これも穴には楽しみ。

ビーアストニッシド:スプリングS勝ち馬だが、皐月賞11着、ダービー10着、神戸新聞杯9着と、頭打ちな状況。アメリカンペイトリオット産駒だけにダート試してみた方が良いのでは。

ヤマニンゼスト:12番人気ながら2着と神戸新聞杯で激走。鷲頭騎手で3戦した後の武豊騎手だったのもあるだろうが、G1でどうこういうレベルにまだないのでは。

インプレス:まだ2勝馬で、2勝目が阪神2400Mでの勝利でスタミナはあるのだろうが、ここではまだまだでは。

セイウンハーデス:プリンシパルS勝ち馬だがセントライト記念で2番手から差されたようにシルバーステート産駒でこの距離向かなそう。

マイネルトルファン:3戦2勝でユーバーレーベンが近親に居るようにスタミナあるのだろうが、8月に札幌で勝って、ここにぶっつけになったのはマイナスでは。

ボーンディスウェイ:弥生賞3着馬だが皐月賞14着、ラジオNIKKEI賞で1番人気6着、セントライト記念でも6着とトップクラスが遠ざかってきている現状。

アスクワイルドモア京都新聞杯を8番人気ながら、うまいこといって勝ったが、ダービー12着、神戸新聞杯10着とこれが実力な感じ。

ポッドポレット:すみれS勝ち馬だがそれ以降さっぱり。8頭立てと少頭数でのすんなり先行が良かったのかもしれず、ヨーロッパでないので、滅多に少頭数とはならず厳しい。

レッドバリエンテ:9月にようやく1勝クラスを勝ちあがった。中内田厩舎のディープインパクト産駒で一口会員400口の期待を背負っているのだろうが、ちょっとクラシック路線には間に合わなかった感じ。

シェルビーズアイ:6月に洋芝である函館2600Mを勝つも2勝クラスの洋芝2600Mで勝ち切れずもたついているように実力不足。

ジェンヌ:北海道シリーズで未勝利、1勝クラスと2600Mを連勝したが2勝クラスで4着だったように、力が足りない。

タイムオブフライト:5月のデビューで4戦2勝と頑張っているが前走2勝クラスで4着と連勝止まり、まだこれからの馬。

シホノスペランツァ:前走2600Mの1勝クラスを勝ち、それまでもステイヤーな感じをみせている馬だが、下の条件での長めの距離で頑張るタイプでは。

<まとめ>
有力:ガイアフォース

ヒモに:ドゥラドーレスアスクビクターモアジャスティンパレスプラダリア

穴で:セレシオンフェーングロッテン

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