ドウデュース(競走馬)

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写真一覧
現役 牡5 鹿毛 2019年5月7日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主株式会社 キーファーズ
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績13戦[6-1-1-5]
総賞金102,726万円
収得賞金43,900万円
英字表記Do Deuce
血統 ハーツクライ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ダストアンドダイヤモンズ
血統 ][ 産駒 ]
Vindication
Majestically
兄弟 フラーレンロンズデーライト
市場価格
前走 2024/03/30 ドバイターフ G1
次走予定

ドウデュースの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/30 アラ 7 ドバイターフ G1 芝1800 16--------5** 牡5 57.0 武豊友道康夫 --1.46.2 0.3----ファクトゥールシュヴァル
23/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16355.221** 牡4 58.0 武豊友道康夫 506
(+2)
2.30.9 -0.134.3⑬⑬⑧スターズオンアース
23/11/26 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 183513.234** 牡4 58.0 戸崎圭太友道康夫 504
(-8)
2.22.7 0.933.7⑥⑥⑥⑥イクイノックス
23/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 11334.327** 牡4 58.0 戸崎圭太友道康夫 512
(+4)
1.56.6 1.435.3④④④イクイノックス
23/03/25 アラ 7 ドバイターフ G1 芝1800 14--------** 牡4 57.0 武豊友道康夫 ---- --------
23/02/12 阪神 11 京都記念 G2 芝2200 138122.511** 牡4 58.0 武豊友道康夫 508
(--)
2.10.9 -0.634.0⑪⑪⑧⑥マテンロウレオ
22/10/02 フラ 4 凱旋門賞 G1 芝2400 20--------19** 牡3 56.5 武豊友道康夫 --2.44.4 8.7----アルピニスタ
22/09/11 フラ 6 ニエル賞 G2 芝2400 7--------4** 牡3 58.0 武豊友道康夫 --2.33.4 0.6----シムカミル
22/05/29 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 187134.231** 牡3 57.0 武豊友道康夫 490
(-6)
2.21.9 -0.033.7⑬⑭⑭⑭イクイノックス
22/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 186123.913** 牡3 57.0 武豊友道康夫 496
(-8)
2.00.0 0.333.8⑮⑮⑯⑭ジオグリフ
22/03/06 中山 11 ディープ記念 G2 芝2000 11672.212** 牡3 56.0 武豊友道康夫 504
(+8)
2.00.5 0.035.0⑤④④⑤アスクビクターモア
21/12/19 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 15597.831** 牡2 55.0 武豊友道康夫 496
(-10)
1.33.5 -0.134.5⑧⑦セリフォス
21/10/23 東京 9 アイビーS (L) 芝1800 8443.821** 牡2 55.0 武豊友道康夫 506
(+12)
1.49.3 -0.034.0グランシエロ
21/09/05 小倉 5 2歳新馬 芝1800 138131.711** 牡2 54.0 武豊友道康夫 494
(--)
1.50.2 -0.134.1⑥④ガイアフォース

ドウデュースの関連ニュース

先週の日本ダービーで9番人気のダノンデサイルに◎を打ち、3連単22万9910円を的中させた大阪サンスポの穴党・悪馬クンこと上辻圭記者が登場。距離&舞台適性は高いとみて、皐月賞ジオグリフを本命視した。春のGⅠではヴィクトリアマイルで3連単91万6640円のホームランを放ったベテランの予想に注目!



オレの人生にも一度ぐらいこんなことがあってもいいだろう―。 昔、どこかで聞いたフレーズだ。じっくり味わっております。

しょっぱい予想続きの『YM砲』に気合注入という趣向らしい。でも安心。塩分高めは悪馬クンだって同じ。少なくとも健康志向の薄味予想だけはやめてくれ。実際の食事もそう。多少は不健康な味付けのほうがウマい。

日本ダービーダノンデサイル。京成杯を好時計勝ちなど上位戦線を張ってきたのに、「皐月賞競走除外」のレッテルだけで評価ガタ落ち。好配の要因はこれに尽きるでしょ。決めつけはアカンな。

一昨年の皐月賞ジオグリフ。「小回り&タフ」な中山を制し、ここのマイル&東京は不向きなレッテルを貼られた印象だ。評価もガタ落ちのまま。

ただ今年は2戦3、5着。前走のGI大阪杯は勝ち馬と0秒3差と復調気配を示した。香港の強力馬も参戦。完全復活のアピールへ絶好機でもある。

芝マイルは2歳時の朝日杯FSのみで❻枠から外だと最先着の5着(自身は❼枠⑬番)。勝ったドウデュース日本ダービー有馬記念)と0秒5差5着で、ここに出走するセリフォスダノンスコーピオンと、のちのGI馬と小差勝負だった。一戦のみも濃く興味深い内容といえる。

東京もそう。4戦して最短距離は1800メートルの2戦。2歳新馬戦でのちの菊花賞アスクビクターモアを完封でV。もう一戦は今年も皐月賞ジャスティンミラノを出すなど出世レースとして名高い共同通信杯で、勝ち馬と0秒2差2着だ。

よ~く見れば神秘性すら感じる舞台適性。雨でタフな馬場ならチャンスが広がるかも。とにかく、決めつけはアカンぞ。ホンマに。

◆悪馬(アクマ)という男◆ 本名・上辻圭。大阪サンスポで中央競馬の予想を始め30年超。齢アラカン。長らく「漂えど沈まず」だった馬券生活が今春は一変し、戸惑うばかりの小心者。昨春から『大阪サンスポちゃんねる』で、競輪大好きの桂輪太郎クンと三流トークを大好評配信中(毎週金曜夜に配信予定)。

【宝塚記念】ファン投票第2回中間発表 1位は引き続きドウデュース 2024年5月30日(木) 15:33

JRAは30日、第65回宝塚記念(23日、京都、GI、芝2200メートル)のファン投票第2回中間発表を行った。1位は第1回に引き続き昨年の有馬記念を勝ったドウデュース。投票は6月2日まで受付中で、JRAホームページでは得票数上位100頭を掲載。




順 馬名 獲得票数

ドウデュース 143364

リバティアイランド 115954

ジャスティンパレス 85508

ベラジオオペラ 85362

ドゥレッツァ 83638

ディープボンド 82183

テーオーロイヤル 81249

ジャスティンミラノ 61517

ジャンタルマンタル 56556

ソールオリエンス 55007

タスティエーラ 53653

ブレイディヴェーグ 51526

ナミュール 51254

ジャックドール 48967

レガレイラ 45537

スターズオンアース 38250

テンハッピーローズ 34064

ステレンボッシュ 33410

アスコリピチェーノ 32803

レモンポップ 30067

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ドウデュースが宝塚記念に向けて帰厩後初時計 友道師「順調にきています」 2024年5月30日(木) 13:48

ドバイターフ5着ドウデュース(栗・友道、牡5)が30日、宝塚記念(6月23日、京都、GⅠ、芝2200メートル)に向けて栗東トレセンに帰厩後、初の追い切りを行った。

CWコースで単走。道中はゆったりと運び、直線ではダイナミックなフットワークでラスト1ハロン11秒2(6ハロン81秒9)をマークした。友道調教師は「しまいだけやりました。予定よりちょっと速くなりましたが、馬場も良かったので。順調にきています。1週前はジョッキー(武豊騎手)に乗ってもらう予定です」と話した。

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【日本ダービー】ダノンデサイルが7906頭の頂点に 横山典弘騎手はGⅠ最年長V 2024年5月27日(月) 14:30

最後の直線で最内を通って抜け出した9番人気の伏兵ダノンデサイルが2馬身差の快勝。皐月賞で競走除外となった悔しさを晴らし、第91代ダービー馬に輝いた。横山典弘騎手=美浦=はダービー3勝目で、史上最高齢となる56歳3カ月4日でのGⅠ制覇。安田翔伍調教師(41歳)=栗東=はダービー初挑戦Vとなった。今後については未定。無敗での2冠制覇を目指した1番人気のジャスティンミラノは2着で初黒星。史上4頭目の牝馬Vを狙ったレガレイラは5着に終わった。



これぞ騎手冥利(みょうり)。極上の瞬間に、高々と拳を突き上げた。第91代日本ダービー馬はダノンデサイル。史上最年長GⅠ制覇を最高の舞台で成し遂げた横山典弘騎手は、愛馬をクールダウンさせた向こう正面で喜びをかみしめた。

「あのときの自分の決断は間違っていなかった。ああいうことがあっても馬は大事にすると応えてくれる。馬に感謝です」

2021年の秋から拠点を栗東に移し、3年目に出合ったエピファネイア産駒。「大事にしていけばすごい馬になる」とデビュー前から素質を確信した相棒との歩みが暗転したのは、皐月賞のスタート直前。歩様に違和感を覚え、晴れ舞台を見送った。

ゼロからの仕切り直し。1週前の追い切りでも物足りなさは払拭できなかったが、スタッフを、馬を、信じて待った。「(安田)翔伍(調教師)が『いい』って言ってくれただけあって、返し馬で自信を持てた」と、序盤から強気に仕掛けてインの絶好位を確保。直線は内ラチ沿いをするりと抜け出し、「(ダービーを)勝った3回とも同じ競馬をしている」と自身も認める〝ノリ・スペシャル〟で人気馬を手玉に取った。

ゴール後にハイタッチを交わした三男・武史騎手を始め、大勢の後輩たちに祝福され「息子だけじゃなく、一番年長なんでみんなに祝福されてホッとした。でも自分のことというより、携わっている人たちみんなでダービーを勝てたということがうれしい。翔伍とは助手時代から馬の話をしてきて、素晴らしいホースマンになったと思っているんで」と笑顔。下の世代と一緒になってつかんだ喜びをかみしめたが、まだまだ道を譲るつもりはない。

最終レース後のイベントでは「きょうの僕の乗り方を見て、また頑張ってくれるとありがたい」と息子たちにエールを送りつつ、「またダービー勝てるとしたら息子にやりたいと言ってたけど、やっぱりやりたくないね(笑)。きょうが91回だから、100回まで乗りたい。(武)豊さんと背中をさすったりしながらね。まだまだ頑張りますんで、温かく見守ってください」と力強く〝生涯現役〟を宣言した。馬を愛し、馬を信じる孤高のベテランに、ダービーの女神がほほ笑んだ。(内海裕介)

ダノンデサイル 父エピファネイア、母トップデサイル、母の父コングラッツ。栗毛の牡3歳。栗東・安田翔伍厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は㈱ダノックス。戦績5戦3勝。獲得賞金3億8200万円。重賞は2024年GⅢ京成杯に次いで2勝目。日本ダービー横山典弘騎手が2009年ロジユニヴァース、14年ワンアンドオンリーに次いで3勝目、安田翔伍調教師は初勝利。馬名は「冠名+母名の一部」。

日本ダービー・アラカルト=

横山典弘騎手 2014年ワンアンドオンリー以来の通算3勝目は、武豊騎手の6勝に次ぎ福永祐一元騎手と並ぶ歴代2位。JRA・GⅠは18年JBCレディスクラシック(アンジュデジール)以来で通算28勝目。JRA重賞は中山記念マテンロウスカイ)以来で今年3勝目、通算188勝目。56歳3カ月4日での勝利は、武豊騎手の53歳2カ月15日を更新する日本ダービーの最年長勝利記録。JRA・GⅠ勝利の最年長記録も武豊騎手の54歳9カ月10日を更新した。自身の持つJAR重賞勝利最年長記録である56歳0カ月3日も更新した。

安田翔伍調教師 管理馬初出走で勝利。41歳10カ月19日での勝利は、池江泰寿調教師の42歳4カ月17日を抜いて史上最年少。JRA・GⅠはのべ20頭の出走で初勝利。これまでの最高着順は18年JBCクラシック(オメガパフューム)の2着。JRA重賞は前日の葵S(ピューロマジック)に続く今年3勝目、通算10勝目。

エピファネイア産駒 今年出走の2頭を含め3頭の出走で初勝利。前回は21年エフフォーリアで2着。JRA・GⅠはヴィクトリアマイルテンハッピーローズ以来で今年3勝目、通算10勝目。JRA重賞も同レース以来で今年8勝目、通算22勝目。

◆馬主…㈱ダノックス 今年出走の2頭を含む6頭の出走で初勝利。これまでの最高着順は19年ダノンキングリーの2着。JRA・GⅠは22年NHKマイルCのダノンスコーピオン以来で今年初勝利、通算10勝目。JRA重賞はファルコンSダノンマッキンリー以来で今年3勝目、通算44勝目。

◆生産者…社台ファーム 10年エイシンフラッシュ以来の勝利で通算7勝目。JRA・GⅠはヴィクトリアマイルテンハッピーローズ以来で今年4勝目、通算103勝目(他にJ・GⅠ3勝)。JRA重賞も同レース以来で今年12勝目、通算553勝目。

◆関西馬 22年ドウデュース以来で通算成績は関西馬45勝、関東馬46勝。

◆⑤番 20年コントレイル以来で通算9勝目。

◆単勝9番人気 1977年ラッキールーラ以来で通算4回目。

◆東京デビュー 23年タスティエーラに続き最多の通算18回目。

◆入場&売り上げ 日本ダービーの入場者数は7万8678人で前年比109・5%、売り上げは298億1443万5600円で前年比105%だった。

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【日本ダービー】ジャスティンミラノは無敗2冠ならず2着 戸崎圭太騎手「期待に応えられず申し訳ありませんでした」 2024年5月26日() 19:03

5月26日の東京11Rで行われた第91回日本ダービー(3歳オープン、牡・牝、GI、芝2400メートル、馬齢、17頭立て=メイショウタバルが出走取消、1着賞金=3億円)は、横山典弘騎手の9番人気ダノンデサイル(牡、栗東・安田翔伍厩舎)が好位追走から直線抜け出しV。56歳3カ月4日の横山典弘騎手は、武豊騎手が持つJRA・GI最年長勝利記録(54歳9カ月10日:23年12月23日有馬記念ドウデュース)を更新した。タイムは2分24秒3(良)。

1番人気のジャスティンミラノは、2020年コントレイル以来、史上8頭目の無敗2冠制覇ならず2着。ゆったりとした流れの中、道中は3、4番手を追走。直線で鞍上のGOサインに応えて懸命に脚を伸ばしたが、内ラチ沿いを抜け出したダノンデサイルには2馬身届かなかった。

戸崎圭太騎手「返し馬は元気が良く落ち着いていました。少し出負けしましたが、いい形で運べました。道中でまくられても冷静だったし、直線でも反応しましたが、内から(勝ち馬が)来てしまいました。期待に応えられず申し訳ありませんでした」

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【日本ダービー】シンエンペラーは力強い伸び脚も3着 坂井瑠星騎手「勝てなかったことが悔しいです」 2024年5月26日() 19:03

5月26日の東京11Rで行われた第91回日本ダービー(3歳オープン、牡・牝、GI、芝2400メートル、馬齢、17頭立て=メイショウタバルが出走取消、1着賞金=3億円)は、横山典弘騎手の9番人気ダノンデサイル(牡、栗東・安田翔伍厩舎)が好位追走から直線抜け出しV。56歳3カ月4日の横山典弘騎手は、武豊騎手が持つJRA・GI最年長勝利記録(54歳9カ月10日:23年12月23日有馬記念ドウデュース)を更新した。タイムは2分24秒3(良)。

凱旋門賞馬ソットサスの全弟で皐月賞5着のシンエンペラー(7番人気)は、中団馬群を追走すると、直線では鞍上のゲキに応えるように力強い伸び脚を見せたが届かず3着に敗れた。

坂井瑠星騎手「スローペースになると思っていましたが、ゲートのタイミングが合わず後ろのポジションになってしまいました。直線でも最後まで止まらず脚を使ってくれました。馬の状態はとても良かっただけに、勝てなかったことが悔しいです」

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ドウデュースの関連コラム

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有馬記念武豊騎手騎乗のドウデュースが、鮮やかに差し切り勝ち。スタートは決して良くなかったものの、その後はじっくり溜めて、3コーナーから徐々に進出。直線は粘るタイトルホルダースターズオンアースを測ったように差し切った。

期待した◎タイトルホルダーも、絶好枠を生かしての逃げ。4コーナーでは後続を突き放し、直線もギリギリ一杯まで粘り込んだ。引退レースでの見事な3着激走だった。

また、勝ち切れなかったとはいえ大外枠の不利を克服して2着に粘ったスターズオンアース&ルメール騎手も素晴らしかった。とにかくゲートに集中し、トップスタートからスッと2番手を確保すると、そこからはいつも通りの運び。道中はスムーズにリラックスさせ、直線も最後まで持たせた。惜しむらくは2週目の3コーナー入り口で内ラチに接触したことで少しリズムを崩してしまったこと。あそこがなければもっと際どかったかもしれない。以前より器用さも出て来ており、今後もコースや距離を問わず走れそうで、崩れるイメージはあまりわかない。とにかく順調に使えれば2024年も大いに活躍に期待ができるだろう。

4着ジャスティンパレスは、中山のコーナー適性があまりない中でもよく追い込んできた。最後の脚は目立っており、得意の京都の長丁場なら改めて期待大。天皇賞(春)は順調に行けば勝ち負け濃厚だろう。

今年は3歳勢の出番はなかったが、タスティエーラは再三不利を受けながらもラストで伸びて来ており、改めて地力の高さを印象付けた。こちらは父同様に宝塚記念か、あるいは気は早いが暮れの香港ヴァーズあたりが最も合いそうだ。スタミナ豊富なので、天皇賞(春)でも十分に好勝負可能だろう。以前から申し上げている通り、外国人騎手が合うタイプだ。

それにしても、天皇賞(秋)直前にケガをしてしばらく戦線を離れながらも、暮れに戻って来てグランプリを勝つのだから、武豊騎手はすごい。

ドウデュースも私も帰ってきました」

という第一声で思い出したのは、2013年の日本ダービーキズナで制した後のインタビューだ。当時の武豊騎手は落馬の影響などもあり長きに渡る不振にあえいでいたが、そんな状況からの復活を遂げたのが、あのダービーだったように思う。当時もレース後のインタビューで同じように、「帰ってきました」と口にしていた。

ドウデュース自身もこれで完全復活。順調なら来年は再度秋のフランスの大舞台に挑むことになるのかもしれない。今からその瞬間を楽しみに待ちたい。3歳時とは違い、馬体を見ても明らかにパワーをつけた今なら、また異なる結果がもたらされる可能性もありそうだ。

~ホープフルSの注目馬は?~

さて、最後はホープフルSの注目馬で締めたい。注目はこの馬。

レガレイラ(ルメール騎手)

注目はレガレイラ&ルメール騎手。とにかく追ってからグッとギアが入る走りが素晴らしく、牝馬同士のスローの決め手比べよりは、牡馬相手でも暮れの中山のタフな馬場のほうが合いそうなタイプ。前走は究極の上がりのレースになり、位置取り負けしただけ。中山芝2000mなら巻き返せるとみる。抽選対象(11/14)だったが突破をはたし出走が叶ったここは有力だろう。

……というわけで、いよいよホープフルSで2023年の中央競馬は終わり。そして、2018年10月より続いて来た本コラムも今回でひと区切り、ラストとなります。5年間、テーマもすべて自分自身で決め、本当に好きなように書かせていただきました。一度も途切れずに続けられたことは自信になりましたし、今後もこれまで通りコツコツ続けて行く選択肢もあったのですが、自分自身のさらなる成長のために、キリの良いところでひと区切りとさせていただきました。今までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。何か一つでも、お役に立てたなら幸いです。またどこかでお会いしましょう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年12月21日(木) 11:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 有馬記念2023
閲覧 1,940ビュー コメント 0 ナイス 2



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月24日(日)中山11R 第68回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

🏇『過去5年の成績(2018年~2022年)』は👉こちら👈
🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉こちら👈

【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)


<前走:ジャパンカップ 東京芝2400m(レース映像)> 中3週

スターズオンアース(3着 496kg(+12kg))<B>
🏇『前走の追い切り
前走は天皇賞(秋)回避明け&休み明けで、最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残り懸念から軽視。ただ実際にはプラス体重でもそれほど太い感じには見えず、仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが、1週前追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるので、そのあたりはポイントになりそう。

ドウデュース(4着 504kg(-8kg))<A>
🏇『前走の追い切り
天皇賞(秋)ジャパンカップと秋2戦を使われてきて、前走時も良化気配を感じさせていたが、この中間の1週前追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり、前走時からの上積みに期待できそうな気配。他にも、追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようにスムーズになっているように見えた。馬の出来が良くなってきたことと、武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで、前走からのさらなる上積みに期待。

タイトルホルダー(4着 476kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあってか、動きこそ良く見せていたように思うが、1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで叩き台という印象だった。この中間は、単走追いで好時計を出すこの馬の好調子時のパターンできており、引退レースに向けて調子を上げてきている模様。

ディープボンド(10着 494kg(-14kg))<D>
🏇『前走の追い切り
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが、年々追い切りの動きがズブくなっている。この中間の1週前追い切りも、若い頃に比べると走る気持ちが感じられない動きだった。


<前走:菊花賞 京都芝3000m(レース映像)> 中8週

タスティエーラ(2着 480kg(+2kg))<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが、入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとしていて仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで、2週前、1週前と南Wで好時計で先着しており、あいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計をマーク。かなりの上積みが窺える。

ソールオリエンス(3着 464kg(+4kg))<A>
🏇『前走の追い切り
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが、条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点も強みになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく、終いの時計もしっかり出ていて末脚が切れる。


<前走:エリザベス女王杯 京都芝2200m(レース映像)> 中5週

ハーパー(3着 484kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
秋に入って馬体が大きく増えており、前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており、1週前追い切りでは同厩舎のドウデュースとの併せ馬を消化。動きはやや見劣ったもののしぶとく喰らい付いていて前走以上の動き。

ライラック(4着 442kg(-6kg))<D>
🏇『前走の追い切り
牝馬限定なら好走するが、今年の春3戦のように牡馬相手だとやや力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは、1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時のほうが迫力があった印象。やや物足りない動きに見えた。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中10週

プラダリア(1着 470kg(+6kg))<B>
🏇『前走の追い切り
京都大賞典から少し間隔が空いているが、前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で、1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるものの最終追い切りもCWを長めから強めに追われたほうがこの馬の好走パターンに当てはまる。最終追い切りにも注目したい。

ブローザホーン(中止 414kg(-8kg))<C> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
前走(競走中止)から間隔を空けて、この中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが、時計はそれほど目立たず。


<前走:アルゼンチン共和国杯 東京芝2500m(レース映像)> 中6週

ヒートオンビート(3着 476kg(-8kg))<B>
🏇『前走の追い切り
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬。この中間もかなり乗り込まれていて、1週前追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い。好調キープ。

ディアスティマ(13着 488kg(+4kg))<E> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
休み明けの前走を一度使われたが、この中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き、調子が上がってきていない印象を受ける。


<前走:その他のレース出走馬>

スルーセブンシーズ凱旋門賞:4着 芝2400m 3ヶ月)<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
凱旋門賞からの休み明けだが、入念な乗り込みで2週前、1週前には南Wで好時計。1週前の動きを見ても、宝塚記念の時よりもハードに追われていて状態面はかなり良さそう。

シャフリヤール(BCターフ:3着 芝2400m 中6週)<C>
🏇『前走の追い切り
🏇『12月6日香港での追い切り
BCターフ後に、有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で、中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても、香港での取り消し後のバタバタや、米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの調整ができていない点もマイナス材料になる。

ウインマリリン(BCフィリー&メアターフ 芝2400m 中6週)<D>
🏇『前走の追い切り
米国から帰国後、美浦で調整されているが、1週前追い切りは舌を出して走っていて動きも重く、伸び脚平凡といった様子。

ジャスティンパレス天皇賞(秋):2着 芝2000m 468kg(-2kg) 中7週)<B>
🏇『前走の追い切り
1週前にCWで強めに追われる馬で、休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかった。この中間の1週前追い切りでは重め感が解消し、直線でも一気に突き放してみせた。出来は前走以上。

アイアンバローズステイヤーズS:1着 芝3600m 504kg(-10kg) 中2週)<C>
🏇『前走の追い切り
2走前の京都大賞典の時は、追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力を欠いていたが、前走時は坂路での調教中心に変えてきたことも手伝ってか追い切りの動きもパドックも集中していた様子で、好仕上がり。この中間も坂路での調整が続けられているが、1週前追切は終いに頭が上がり気味で、前走時の仕上がりには及ばない動きだった。

ホウオウエミーズ福島記念:1着 芝2000m 450kg(±0kg) 中5週)<B>
🏇『前走の追い切り
前走時の追い切りでもかなりの動きを見せていたが、この中間の1週前追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で、出来は引き続き良さそう。

マテンロウレオ(チャレンジC:5着 芝2000m 484kg(+14kg) 中2週)<C> ※除外対象馬
追い切りでは速い時計が出る馬だが、1週前追い切りの映像からは力みがあって押さえが効かず、走り過ぎてしまっている感じあり。

ドゥラエレーデ ※出走回避


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスドウデューススルーセブンシーズの4頭をあげておきます。


◇今回は有馬記念編でした。
12月に入っても暖かい日が多く、例年だとキリの影響で動きがしっかり確認できないことがある有馬記念の追い切りも、今年はそんな気配もないのかななどと思っていたら1週前に一気の冷え込み。何とか冬を間に合わせたような形で、急な季節の変化に人間の体もついていかなくてはならず、体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところですね。人が大変なら馬も大変、気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので、例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。
過去5年の連対馬の調教内容は、「最終追い切り=馬なり」の馬が7頭とまず目立つところ。ただ、間隔を空けて臨んだ馬は最終追い切り等で強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスもほぼ馬なりの調整だったものの、1週前の日曜日だけは坂路で一杯に追われていました。1週前か最終追い切りで強めの追い切りを消化できるだけの状態にあるという点は、過去5年の連対馬に共通しているところで、今年もそのあたりは一つのポイントとなりそうです。
毎年いろいろなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。暗いニュースが多い世の中ですが、大谷選手や阪神タイガースに続き最後は競馬が盛り上げて、明るい話題を届けてもらいたいですね。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年12月17日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年12月17日号】特選重賞データ分析編(389)~2023年有馬記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 有馬記念(グランプリ) 2023年12月24日(日) 中山芝2500m内


<ピックアップデータ>

【前走の条件がG1、かつ前走のコースが国内だった馬の、前走の着順別成績(2016年以降)】
○4着以内 [6-4-6-21](3着内率43.2%)
×5着以下 [0-2-0-43](3着内率4.4%)

 前走の条件がG1以外だった馬は2016年以降[0-0-0-22](3着内率0.0%)と3着以内なし。また、前走が国内のG1だった馬に限ると、大敗直後の馬も苦戦していました。ビッグレースで好走を果たした直後の馬に注目するべきでしょう。

主な「○」該当馬→ドウデュースハーパー
主な「×」該当馬→タイトルホルダーディープボンド


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降の、JRAの、G1のレース”において1着となった経験がある」馬は2016年以降[6-4-7-22](3着内率43.6%)
主な該当馬→タイトルホルダードウデュース

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2023年11月22日(水) 17:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック ジャパンC2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月26日(日)東京12R 第43回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
※注意※ジャパンカップは12Rです。

🏇『過去5年(2018年~2022年』は👉こちら👈


<外国馬招待馬>

イレジン(コンセイユドパリ賞:1着 芝2200m(2.17.9) 中5週)<C>
☆前々走2着(フォワ賞)の『レース映像
凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞に出走して好成績を収めているが、セン馬のため凱旋門賞には出走できず。昨年はロイヤルオーク賞、今年はコンセイユドパリ賞に出走して共に勝利していて勢いはありそうだが、2年前のフォワ賞ではここにも出走するディープボンドに敗れており、これまでのレースを見ても持ち時計が遅く速い時計の競馬には向かない感じあり。


<前走:天皇賞(秋) 東京芝2000m(レース映像)> 中3週

イクイノックス(1着 494kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
前走の天皇賞(秋)では追い切り、パドック、レース内容と予想以上に完璧に近い内容。この中間も1週前に併せ馬で持ったまま楽に先着。日曜日にも坂路で速い時計を出していて、引き続き良い状態で最終追い切りを迎えられそう。

ダノンベルーガ(4着 500kg(-8kg))<C>
☆『前走の追い切り
この中間は1週前の木曜に追い切り1本と、昨年と比べても本数は少なく、動きを見ても併せ馬で併走相手に見劣る動きで期待していたほど良くなってこない。

ドウデュース(7着 512kg(+4kg))<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、パドックではフックラとまだ締まりそうな馬体。この中間もプールで毎日のように泳ぎ、1週前追い切りでは力強い動きを見せている。前走からの変わり身はあって良さそう。

エヒト(8着 462kg(-4kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックで細い感じには見えなかったが、休み明けから使われるごと馬体が減ってきていて、この中間も何とか先週金曜に1週前の時計が出せたくらいで余裕はない。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中6週

ディープボンド(3着 508kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
なかなか勝ちきれないレースが続くが、休み明けの前走は追い切りでは硬さのない走りで上々の仕上がり。この中間も前走時と同じような、坂路、坂路、CWで一杯に追われるという入念な過程を踏んできているが、1週前追い切りの動きを見ると走りが硬くやや物足りないようにも見えた。ただ1週前に良く見えた時は意外と最終追いがイマイチだったりすることがある馬なので、今回は逆に最終追い切りで硬さのないスッキリした動きなら狙いたい。

ヴェラアズール(7着 526kg(+6kg))<D>
☆『前走の追い切り
昨年は一番勢いがあった時期で、レースでも内に突っ込んでいったムーア騎手の好騎乗があっての勝利。ここ1年不振が続いているが、個人的な見解としては、胸前の筋肉が発達して前脚をかき込む走りに変わってしまっていることが影響しているのではないかと思う。胸前の筋肉が発達している割にトモの筋肉がそれと比例して成長していないぶん、前が強すぎてバランスが取れておらず、それが理由で終いの伸びが甘くなってしまい、良い頃のスピード感のある走りが近走では追い切りで見られていない。そのあたりは坂路での終いの時計にも表れていて、この点はデビューから坂路中心の追い切りだったものがここ1年はCW中心に変わっていることも影響しているのではないだろうか。今の走り方だと時計勝負の高速競馬には向かないので、合う条件に変えたほうが良さそう。

インプレス(12着 536kg(+12kg))<C>
併せ馬で遅れることがあまりない馬で、この中間は併せた相手も前走時よりも上のクラスの馬で状態面は悪くない。ただレースで前に行けなかったり、追い出されてモタれる面があったりとロスが多い点が懸念材料としてあり、このクラスになってくるとレース結果にも大きく影響してきてしまう。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中8週

タイトルホルダー(2着 472kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
休み明けのオールカマーを使われてこの中間は坂路と南Wでの調整。乗り込み量も豊富で、2週前の単走での追い切りでは良い時のものに近い動きを見せた。1週前の併せ馬は反応がイマイチに感じたが、それでも本数も乗られていて反動はなさそうなので、最終追いは単走で速い時計が出ていれば理想的。

チェスナットコート(15着 462kg(-15kg))<E>
前走のパドックを見ると、日経賞で2着に好走した頃のスラっとした感じからガッチリとしたダート馬の馬体に変わっていて、年齢的にも大きく変わる感じはない。


<前走:その他のレース出走馬>

パンサラッサ(ドバイWC:10着 ダ2000m 8ヶ月)<D>
☆『前走の追い切り
繋靭帯炎による休養からの休み明け。矢作厩舎なのでそれほど乗り込まれていないが、1週前がCWでの併せ馬で本来の調整内容ではない。動きを見ても大差先着はしているが、内外の併走相手はまともに追われておらず、追い比べの併せ馬にはなっていないので仕上がっている調教内容ではない。

リバティアイランド秋華賞:1着 芝2000m 476kg(+10kg) 中5週)<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
同じ休み明けでも桜花賞時と比べると前走の秋華賞の時にはかなり攻めた内容の調整で、+10キロでも仕上がりは良かった。休み明け2戦目は気合乗りが良くなったり、テンションが高めになる馬。前走が前述の攻めの調整内容だったことを考えると、馬体は仕上がっておりこの中間は単走で馬なりでの調整で十分。あとは最終追いで川田騎手が騎乗して反応を確かめる程度で仕上がる。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 6ヶ月半)<C>
☆『前走の追い切り
蹄の不安で天皇賞(秋)を回避。1週間休ませての仕上げ直しで1週前追い切りこそ南Wでの併せ馬だったが、日曜日にも2週連続で坂路で速い時計を出していて急仕上げ気味。

スタッドリー(ケフェウスS:2着 芝2000m 512kg(-6kg) 中9週)<D>
休み明け2戦目だが前走から中8週での出走の割に追い切りの本数が少なく、強めにも追われてもいない。1週前の動きを見ても前が上がり気味でバネがない走り。

フォワードアゲン(ケフェウスS:6着 芝2000m 426kg(±0kg) 中9週)<D>
この中間、乗り込み入念で速い時計は出ているが内めを走ったものばかり。1週前追い切りの動きを見ると、併せ馬ではないが外めを走っている他厩舎の馬にスイスイ抜かれている。

ショウナンバシット菊花賞:11着 芝3000m 492kg(+6kg) 中4週)<C>
☆『前走の追い切り
乗り込みは豊富なこの中間だが、春の調子が良かった時のような坂路での好時計が出てこない。

トラストケンシンダイヤモンド゙S:11着 芝3400m 472kg(-2kg) 9ヶ月)<E>
長期休養明けもこの中間美浦坂路での4本のみで目立つ時計も出ていない。

ウインエアフォルク(古都S:5着 芝3000m 470kg(-6kg) 中3週)<D> ※除外対象馬
前走時までは南Wで終い良いタイムもマークされていたが、この中間は内めを走って平凡な時計で上積みなし。

クリノメガミエース(兵庫クイーンC:4着 ダ1870m 482kg(-2kg) 中3週)<E> ※除外対象馬
この馬なりに前走時よりも追い切りで好タイムは出ているが、芝のレースは1回しか走ったことがなく距離も長めでの勝利が少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスリバティアイランドドウデュースの3頭をあげておきます。


◇今回はジャパンカップ編でした。
先日、北海道の浦河にある『軽種馬育成調教センター(BTC) 』を見学させてもらえる機会があり、渋谷区と同じくらいの広さがあるというその壮大なスケール感に圧倒されてきました(個人的にはここに夏場だけオープンする宿泊施設や、馬のアミューズメントパークつきの競馬場でも作ってしまえばいいのに……と思ってしまいました)。緑一杯の果てしなく続く芝コースに、屋内コースだけでも1000mある坂路、直線1000mのウッドチップ、600mのダートトラックコースと、雪の降る季節でも十分に調教できる施設が備わっていて、調教技術の進歩とこれだけの施設で調教されている日本の馬が強くなっているのにも納得しました。日本のトップが世界1であるということはそれ以外の馬たち全体もレベルアップしているということでもあり、どうしても強い馬がJRAに集中してしまうのは仕方がありませんが、昨今では地方競馬にも確実にレベルの上がっている馬たちが多くなってきているのも事実。これから先地方から強い馬が出てくる機会が多くなって交流レースがさらに盛り上がっていくのではと期待しています。
そんなハイレベルの日本馬トップが出走する今年のジャパンカップ。過去5年の連対馬の調教内容を調べてみたところ、1週前、最終追い切りと2週連続馬なりでの調整の馬が半分の5頭というのが目立ちました。このレースに関しては、秋華賞菊花賞天皇賞(秋)など秋の最初の目標になるレースがあり、そこを使って参戦してくる馬も多いことからこのような傾向が表れているのではないかと思います。そのことから、前走秋のG1レースを好走している場合は馬なり中心の調整タイプを、ジャパンカップを目標に使ってきているローテなら1週前か最終追い切りで強めの追い切りを行っている馬を狙ってみることをおススメします。


ジャパンカップ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年11月19日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年11月19日号】特選重賞データ分析編(385)~2023年ジャパンカップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


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<次週の特選重賞>

G1 ロンジン賞 ジャパンカップ 2023年11月26日(日) 東京芝2400m


<ピックアップデータ>

【馬番別成績(2017年以降)】
○1~8番 [6-5-5-32](3着内率33.3%)
×9~18番 [0-1-1-47](3着内率4.1%)

 枠順が明暗を分けそう。2017年以降は外寄りの枠に入った馬が期待を裏切りがちでした。たとえ実績上位であっても、内寄りの枠を引けなかった馬は過信禁物と見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→未定
主な「×」該当馬→未定


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降の、JRAの、今回と同じ距離の、オープンクラスのレース”において1着となった経験がある」馬は2017年以降[3-4-4-9](3着内率55.0%)
主な該当馬→ヴェラアズールドウデュース

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2023年11月4日() 10:00 TARO
【TAROの競馬研究室】晴れればルメ馬場、雨降れば危ルメ馬場の東京芝/みやこステークス展望
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注目された天皇賞(秋)イクイノックスが圧勝。ジャックドールのハイペース逃げにも動じることなく、スッと手応え良く3番手につけ、直線は悠々と抜け出すだけ。ゲートで遅れた後方待機組が2~3着に突っ込んできたのをみても展開は厳しかったが、ただ一頭レベルが違った。これで昨年の天皇賞(秋)から、海外を含めてG1・5連勝。まさに向かうところ敵なし。

もっとも、2着以下も注目馬多数。2着ジャスティンパレスはスピード競馬にも対応。展開が向いたにしても中身の濃い競馬だった。距離が延びるジャパンカップではさらに差が詰まる可能性もある。

3着プログノーシスは位置取りこそハマったが少し仕掛けが早かった。タイプ的にはマイルCSで見たいが、連戦で使えるタイプの厩舎ではないだけにどうだろうか。距離は2000mが限界か。逆に有馬記念あたりも良さそうだが、そうなると騎手を選ぶことにもなる。現実的ではないか。

5着ガイアフォースも強気に攻めていって能力を証明した。こちらはマイルCSなら有力。京都外回りは合う。

惨敗組の中ではドウデュース。良くも悪くもマッチョになってきており、3歳時のような溜めて鋭く伸びるタイプではなくなっている。ジャパンカップで期待したいところだが、今回の内容を見る限り、仮に武豊騎手に手綱が戻ってもどうかなというのが正直なところ。有馬記念、あるいはマイルで再び見たい気もする。

ジャックドールはレースを盛り上げる逃げを打ったが、一度でいいから外国人騎手で見てみたい。香港カップなら有力では。

ちなみにルメール騎手は今年の秋開催の東京芝で12勝。複勝率は73%と、いい馬に乗っているにしても、それを上回る圧倒ぶりだ。

今の東京芝はルメール騎手のスタイルに極めて合っていることも大きい。乾いて差しが届く「ルメ馬場」が続くならば、人気でも嫌ってはいけないか。

ちなみに秋の東京開催、唯一良馬場ではなかった10/9(月)は、ルメール騎手(0-1-1-3)と不発。雨が降ってタフな馬場になると切れ味をそがれるので、一転して「危ルメ馬場」にになる。ルメール騎手の人気馬を素直に信じるかどうかは、空模様次第ということになる。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はみやこステークスから。

ワールドタキオン斎藤新騎手)

注目はワールドタキオン斎藤新騎手。
前走のエルムSは、好スタートから好位追走、逃げ馬が早々にバテたことで早めに動かされる形で厳しい流れだったが、それでも最後は地力で2着に粘り通す強い内容。出戻り後はずっと好内容を続けており、重賞でも安定して走れそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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ドウデュースの口コミ


口コミ一覧

ナミュール2着か

 キタクロ 2024年6月2日() 19:45

閲覧 42ビュー コメント 0 ナイス 0

この臨戦過程で2着は立派

ただし2着なんだよな

例年なら勝てていたが

一頭前に怪物がいたと

終わってみれば

2着馬→マイルCS1着、香港マイル3着
3着馬→マイルCS2着、香港マイル4着

このまま力関係変わらず

それよりも

ロマンチックウォリアーが強かったと

そんな感じなのかな

ナミュールには

できれば秋天とか行って欲しい

ドウデュースはでないだろうし

鞍上確保できそう

 赤萬坊 2024年6月2日() 17:10
安田記念 おおざっぱ予想 結果 
閲覧 60ビュー コメント 0 ナイス 4

帰宅して観るとそれは当たり馬券だった

ロマンチックウォリアー強いね
◎ナミュールの単勝を取れなかったのは残念だけど
まぁ良しとしましょう(瑠星はアカンかったか…ボソッ)
オークス・日本ダービー・安田記念とG1レース三連勝中なので
なにやら調子がよろしい

少し間を空けて宝塚記念も頑張りたい
ロマンチックウォリアーには是非出走して欲しい
そして本命は◎ドウデュース(今のところ)(^ ^)

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 覆面ドクター・英 2024年5月30日(木) 21:12
覆面ドクター英の 安田記念 2024
閲覧 567ビュー コメント 2 ナイス 14

まずは先週の回顧から。ジャスティンミラノが2着に負けてWIN5を逃して、あ~あ・・・、と思ってたら、今回は3連単マルチ100円買ってたんだ、と22万馬券をうまいこと引っ掛けることができ、毎年この時期やってくる固定資産税の支払いに貢献してくれました。相変わらず本命が勝ち切ってくれないもどかしさがありましたが(ジャスティンミラノが前に出てればもう3倍くらいの払い戻しだったのですが、接戦じゃなかったのでしょうがないです)、ここでそれほど強調しなかったシンエンペラー(調教の動きはかなり良化)、ダノンデサイルも皐月賞は重い印打つ予定も順調さ欠き、ちょっぴり買う程度。ジャスティンからの人気サイドとの三連単があまりにもつかないので、少しヒモ増やして正解でした。横山典騎手おみごとでした。ただまだ56歳で自分より4つしか上じゃないのか、と不思議に思いました。私が競馬はじめた頃の24年前とかは、横山典騎手まだ22歳くらいなのに確固たる地位を築いている貫禄十分の一流ジョッキーだったので(ライバルは岡部騎手とか柴田政騎手とかかなりベテラン)、今の若手騎手もサッカーとかによくある下から勝ち抜いてきたシステムなだけに技術的には上手ですが、22歳といえば永野騎手や松本騎手や永島騎手や小沢騎手あたりの世代なので、横山典騎手の22歳時のあのふてぶてしさは、ゼロですね(笑)「オレが一番追える」と豪語して、敢えて後方一気の競馬を今よりずっとたくさんしていたように思います。馬のリズム重視なのかもしれませんが、派手な勝ち方をよくしていました。今だと大きい事言うと発言切り取られて批判されて干されるリスクありますが、そういう個性派も少しは居てもいいかもしれません(笑)ただビッグマウスと言わせないだけ、確かに若いのに上手かったです。若い頃はちょっと前の川田騎手みたいに、とっつきづらい感じあったかもしれませんが、今回のコメントのように本当に馬も競馬も愛しているホースマンなんだと思います。

次に安田記念の話題へ。今年は強い香港馬が2頭やってきて、かつ日本馬がちょっと層が薄めでもあり、香港馬にあっさりやられるのか、日本の高速馬場への対応力含め、アウェイの香港馬をどうにかやっつけるのかという香港対日本の図式で馬券的にも面白そうではあります。ちなみに私は香港馬が強いと思っています。

それでは恒例の全頭診断へ。
<全頭診断>
1番人気想定 ソウルラッシュ:ソングラインも引退したし、日本のエース格の馬。調教の動きも素晴らしく、まさに今がピーク。モレイラ騎手が乗ってくるのもあり人気になりそうで悲願のG1制覇間近なのだろうが、今年は厄介な香港馬が2頭やってきた。6歳で最後のピークと思われ、ここで勝てるかで種牡馬としてやっていけるか、功労馬止まりか決まってくるのでは。このレースは一昨年13着、昨年9着と、あんまり向いている舞台とは言えなさそう。秋のマイルCSに期待か。


2番人気想定 ロマンチックウォリアー:香港では2000M中心に使われているが、東京のマイル戦ならむしろ歓迎のタイプでは。香港馬らしいセン馬でマッチョなデカイ馬で、先行からジリジリ伸びて勝っちゃうのでは。血統的にも父父父にワージブが居て日本ではそう成功しなかったが、少し馬場渋る予報もプラスで、イメージ的にはダイワメジャーみたいな感じか。速い脚を使うというよりジリジリ伸びて来て、競り勝つ感じな競争心強いタイプ。

3番人気想定 セリフォス:ダイワメジャー産駒らしからぬ鋭い末脚の持ち主なのだが川田騎手が好位置につけると、意外に終い伸びない馬でもあり、もう一度藤岡佑騎手に戻してみてもいいのになあ、とも思いますが、中内田厩舎だけに戻さないでしょうね(笑)末脚凄味なくなり、ヒモまでか。調教の動きは良い。

4番人気想定 ナミュール:前走のヴィクトリアマイルは出遅れて、直線も微妙に前があかない感じで、あまり追われることなく流した感じで終わってしまった。海外遠征帰りの疲れあったよう。ただここもそれほどは上向いておらず、巻き返してくるかといえば、そうでもなさそう。調教の動きは普通。結果論になるが。日程的に厳しい前走は敢えて使わず、ここ一本だった方が、良かったのかも。

5番人気想定 パラレルヴィジョン:キズナ産駒でここ2連勝しており充実期にある。前走のダービー卿CTも安田記念と直結しないと言われてはいるが、着差小さいがなかなかいい競馬で、ここも楽しみ。ルメール騎手が乗ってくるのも当然良い。調教の動きは引き続き良い。あとはルメール騎手が乗ると余分に人気になりすぎるところだけか。

6番人気想定 フィアスプライド:6歳牝馬だがヴィクトリアマイルで2着したように今がピークなのだろう。ただ、相手や展開に恵まれての好走な面も強く、ここで再度の好走は厳しいのでは。調教の動きは普通。前走かなりうまくいって、それなりに人気しそうだけに、どちらかというと評価下げたいタイプ。

7番人気想定 ガイアフォース:芝でもダートでも距離も幅広くどこ使っても対応する一方勝ち切れない感じだが、昨年のこのレースで4着だったように、この条件近辺がもっともよいのでは。長岡騎手もかなり地味だがいい仕事するので、同期の悲願のG1制覇の波にのって好走期待できそう。調教の動きは良く、そろそろ人気も落ちて来て、こちらは積極的に狙っていきたい(ヒモだが)タイプ。

8番人気想定 ヴォイッジバブル:香港遠征馬のもう一頭の方で、こちらはマイル中心で戦ってきた。ただ戦績見てもわかるように香港での圧倒的マイルチャンピオンではなく、やれて良い能力あるのだろうが、マイル適性あるにしてもロマンチックウォリアーよりはだいぶ格的に落ちるのでは。血統表みてもおなじみの血統があちこちにいて日本の馬場対応も大丈夫そうだし、Zパートン騎手も良い。

9番人気想定 ステラヴェローチェ:めったに見なくなったバゴ産駒で、長期休養明けから復活してきたのだが、やはり往年の力は無くG1では要らないのでは。ただ調教の動きはかなり良く、ヒモには入れておいた方が無難か。

10番人気以下想定
ウインカーネリアン:逃げてそれなりに結果出してきた馬だが、当たりの硬さなのか、三浦騎手の逃げは最後ほぼ必ず止まるだけに、「G1での三浦騎手」でもあり、G1勝つまでは、引き続き消しが正解だろう。調教の動きは良い。

エルトンバローズ:昨年は春から秋まで充実期で4連勝して毎日王冠まで制したが、その後はイマイチな感じ。ディープブリランテ産駒だけに大物感足りず、G1では厳しいのでは。調教の動きは普通で、昨秋の勢いは無い感じ。

レッドモンレーヴ:前哨戦は強くて、本番のG1で負ける、というところもあり、また1600Mよりは1400M向きかなというところもあるが、展開次第であと1Fくらいはどうにかもったりは、ありそうで、人気無い中では期待できる一頭では。調教の動きはまあまあか。

ジオグリフ:一昨年の皐月賞でイクイノックスやドウデュースに勝ってしまったのだが、以降トンネルに入ってしまった。前々走の中山記念で約2年ぶりに馬券になったが、上りの速い競馬は向かなそう。調教の動きは良いが。

ダノンスコーピオン:一昨年のNHKマイルC勝ち馬なのだが最後に馬券になってから1年半が経過しており、前走久々に二桁着順でなかったのだが、G1でどうこういう感じではない。調教の動き自体は良いが。

ドーブネ:千葉サラブレッドセールで約5.2億した超高額馬。オープンまで上がってきて重賞でも2回馬券になっているように頑張っている方なのだろうが、すんなり先行しての馬だけあり、ここは向かない。そもそも重賞勝ち無い時点でG1では厳しい。調教の動きは良い。

コレペティトール:今年の京都金杯を8番人気で勝ったのだが、つづくマイラーズCが8着だったように金杯は色々うまく行き過ぎた感ある激走だったよう。4歳で強くなる時期なんだろうがジャスタウェイ産駒だけにいかにもあてにならない。調教の動きは良い。

エアロロノア:昨年の京都金杯で2着したのが最後に馬券になったという7歳セン馬だが、あまり衰え感じないが、そもそも重賞勝ちが無いように何もここ使わなくても、という馬。調教の動きは良い。

カテドラル:8歳になっても割と元気ではあるが、1年3か月馬券になっていないように、G1でどうこういうレベルにない。調教の動きは普通。

<まとめ>
有力:ロマンチックウォリアー

ヒモに:ソウルラッシュ、パラレルヴィジョン、ヴォイッジバブル、セリフォス、ガイアフォース、ナミュール

穴で:レッドモンレーヴ、ステラヴェローチェ

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コメント一覧
7:
  HELPRO   フォロワー:3人 2023年12月24日() 15:48:47
ラスト有馬おめでとう。もう十分でしょ。次は解説者だ!
6:
  HELPRO   フォロワー:3人 2023年10月29日() 16:05:54
武が乗れない上に直前代役戸崎では救い様なし。友道も武のせいでとんでもない馬を世話する羽目になったと同情する。
武豊、お前はレジェンドでも名手でもない。ただの縁故人間の最高峰に居るだけの騎手モドキ。
大谷翔平や羽生結弦などの本物のレジェンドとは大違いのただのゲス。道理で女好きな訳だ。
武よ、もうヤラセ屋は沢山だ。とっとと消えろゲス野郎!??
5:
  うしかったクン   フォロワー:8人 2023年2月12日() 17:11:16
京都記念 よしよしよし😁😁

次は🏆ドバイの歓喜だあ🎉

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