メイショウタバル(競走馬)

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メイショウタバル
メイショウタバル
写真一覧
現役 牡3 鹿毛 2021年4月20日生
調教師石橋守(栗東)
馬主松本 好雄
生産者三嶋牧場
生産地浦河町
戦績 6戦[3-0-0-3]
総賞金5,941万円
収得賞金2,950万円
英字表記Meisho Tabaru
血統 ゴールドシップ
血統 ][ 産駒 ]
ステイゴールド
ポイントフラッグ
メイショウツバクロ
血統 ][ 産駒 ]
フレンチデピュティ
ダンシングハピネス
兄弟 ミニストリーメイショウメイスイ
市場価格
前走 2024/04/14 皐月賞 G1
次走予定

メイショウタバルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/04/14 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18127.0417** 牡3 57.0 浜中俊石橋守 500
(0)
1.59.3 2.238.0ジャスティンミラノ
24/03/23 阪神 11 毎日杯 G3 芝1800 10449.451** 牡3 57.0 坂井瑠星石橋守 500
(0)
1.46.0 -1.034.4ノーブルロジャー
24/02/17 京都 9 つばき賞 1勝クラス 芝1800 9556.131** 牡3 57.0 浜中俊石橋守 500
(-2)
1.46.9 -0.034.0キープカルム
24/01/20 京都 9 若駒S (L) 芝2000 844----** 牡3 57.0 浜中俊石橋守 490
(-12)
-- ------サンライズジパング
23/12/24 阪神 3 2歳未勝利 芝2000 14573.311** 牡2 56.0 浜中俊石橋守 502
(-2)
2.00.6 -0.234.7⑥⑦⑧⑥クルミナーレ
23/10/28 京都 3 2歳未勝利 芝1800 10773.925** 牡2 55☆ 角田大河石橋守 504
(+2)
1.48.3 0.435.1⑤⑤ダノンデサイル
23/10/09 京都 5 2歳新馬 芝2000 10555.334** 牡2 55☆ 角田大河石橋守 502
(--)
2.05.9 0.434.2⑧⑧⑧⑨オールナット

メイショウタバルの関連ニュース

羽田盃2着アンモシエラ(栗・松永幹、牝)は、東京ダービー(6月5日、大井、JpnⅠ、ダ2000メートル)と関東オークス(6月12日、川崎、JpnⅡ、ダ2100メートル)の両にらみ。同4着ハビレ(美・武井、牡)は、東京ダービーへ向かう。

皐月賞17着メイショウタバル(栗・石橋、牡)は引き続き浜中騎手で日本ダービー(5月26日、東京、GⅠ、芝2400メートル)へ。同14着シリウスコルト(美・宗像、牡)は、ラジオNIKKEI賞(6月30日、福島、GⅢ、芝1800メートル)を視野に入れる。

青葉賞に登録があったディマイザキッド(美・清水英、牡)は、同レースを回避してプリンシパルS(5月4日、東京、L、芝2000メートル)を田辺騎手で予定。

★山吹賞12着シャンパンマーク(美・蛯名正、牡)は、菅原明騎手とのコンビでプリンシパルSへ。僚馬で新緑賞2着エラン(牡)はあずさ賞(5月11日、京都、1勝、芝2000メートル)へ。

【3歳次走報】メイショウタバルは日本ダービーへ 2024年4月25日(木) 15:40

皐月賞17着メイショウタバル(栗・石橋、牡)は引き続き浜中騎手で日本ダービー(5月26日、東京、GⅠ、芝2400メートル)へ。

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【3歳次走報】ジャスティンミラノは在厩調整で日本ダービーへ 2024年4月16日(火) 22:07

皐月賞を制したジャスティンミラノ(栗・友道、牡)は、日本ダービー(5月26日、東京、GⅠ、芝2400メートル)で2冠を目指す。友道調教師は「栗東トレセンに在厩して調整を進めます」と語った。4着アーバンシック(美・武井、牡)、7着エコロヴァルツ(栗・牧浦)、9着サンライズジパング(栗・音無)、17着メイショウタバル(栗・石橋)も日本ダービーへ。

★UAEダービー6着バロンドール(栗・松永幹、牡)は、レパードS(8月4日、新潟、GⅢ、ダ1800メートル)あたりで復帰。僚馬で桜花賞10着ハワイアンティアレ(牝)は、スイートピーS(28日、東京、L、芝1800メートル)を使う。

桜花賞5着エトヴプレ(栗・藤岡、牝)、フィリーズレビュー7着カルチャーデイ(栗・四位、牝)、ファルコンS4着ナムラアトム(栗・長谷川、牡)は、葵S(5月25日、京都、GⅢ、芝1200メートル)に向かう。桜花賞17着ショウナンマヌエラ(栗・高野、牝)は、オークス(5月19日、東京、GⅠ、芝2400メートル)に登録する。

アーリントンC5着ポッドテオ(美・畠山、牡)は、NHKマイルC(5月5日、東京、GⅠ、芝1600メートル)を目指す。

毎日杯6着サトノシュトラーセ(栗・友道、牡)は、M・デムーロ騎手で青葉賞(27日、東京、GⅡ、芝2400メートル)に進む。

★すみれS6着ミカエルパシャ(栗・橋口、牡)は、プリンシパルS(5月4日、東京、L、芝2000メートル)へ。

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【皐月賞2024】重賞レースおさらい帳 涙を拭いて、死力を尽くして! ジャスティンミラノが大激戦の一冠目を制す 2024年4月15日(月) 13:00


その勝利は、”彼”からのエールだったのかもしれない。

土曜福島7R・ゼットカレンの勝利は、弟弟子である高杉吏麒騎手への。

中山グランドジャンプイロゴトシの完勝は、先輩である黒岩悠騎手への。

日曜福島メイン・福島民報杯におけるリフレーミングの快勝は、同期である丸田恭介騎手への。


そして、皐月賞ジャスティンミラノの劇的勝利は、携わった全ての競馬関係者と、どこか重い気持ちでその戦いを見つめていたであろう、私たち競馬ファンへのエール。

さぁ、またこれだけ強い馬が出てきたぞ。競馬から目を離すな、前を向け。

そんな風に言われているようで、直線ではいつものように歓声を挙げていた。


レースは序盤から火花散る攻防で始まった。

好スタートを決め、ハナを切らんとするほどの勢いで前を目指すジャンタルマンタルアレグロブリランテシリウスコルトもそれに続くが、持ち前の前進気勢に任せて内からメイショウタバルが前に出る。

これで勢いが付いたメイショウタバルが刻んだのは、1000m通過が57秒5というハイペース。好天に恵まれ、かなり高速化していた馬場ではあったが、2000mでこのペースはさすがに速い。現状の完成度や能力差がもろに出る流れでレースは進んでいく。

その中を、ジャスティンミラノは好位の外で、コスモキュランダは中団のインで、スタートも含め、序盤でゆったりと入ったレガレイラアーバンシックは後方で折り合いに専念していた。


そして4コーナー。レースを動かしたのはジャンタルマンタル

抜群の機動力で位置を押し上げ、早々にメイショウタバルを捉えにかかると、そこから一気に後続を離しにかかる。急坂を上り切る時点ではかなりのリードがあり、押し切りかと思えるシーンもあったが、苦しい中でも牙を研いでいたジャスティンミラノコスモキュランダが残り100mで強襲。最後は完全に3頭の競り合いとなったが、勝ったのはジャスティンミラノ。前のジャンタルマンタルを捉え、後ろから来たコスモキュランダの逆転を許さず、ねじ伏せるような凄みをもってクラシック一冠目のゴールへと飛び込んだ。


ここまでの2戦はいずれも超スローペースの競馬で、G1特有の厳しいペースへの対応力が課題とされていたジャスティンミラノ

蓋を開けてみれば、これまでとは真逆の消耗戦でもしっかりと好位から運び、全馬が苦しくなる局面でも大きくラップを落とさずに伸び切るという、高い能力と奥の深さを同時に見せる内容。世代の主役に相応しい強さを見せての勝利だったように思う。

キズナも、そしてその産駒も、どちらかと言えば厳しい流れのレースで結果を出しているように、血統的には前2戦の内容のほうがむしろイレギュラーだったのかもしれない。今回のペースで勝ち切ったこと、そして刻んだラップの内容から、400mの距離延長が極端なマイナスになるとは思えず、当然ダービーも最有力の1頭だろう。長い直線における切れ味勝負でもすでに結果を出しているだけに、二冠制覇に期待が高まる。


2着惜敗のコスモキュランダは、鞍上のモレイラ騎手の手腕がクローズアップされがちだが、この短期間における馬自身の上昇度も凄まじい。

思えば、父のアルアインも同時期に低レベル決着だった毎日杯から皐月賞本番で一気にパフォーマンスを上げており、本馬の上昇カーブはそっくりだ。父はその後、主に小回り巧者として活躍し、古馬になって大阪杯を制したが、本馬はどのような戦績を刻んでいくだろうか。次に控えるダービーの舞台は、デビュー戦で最下位に終わった苦い経験のある東京コース。血統や戦績から、どうしても父同様の小回り巧者のイメージが強くなってしまうが、今の上昇度でどこまで走れるか。キーホースの1頭として挑むことになりそうだ。


3着のジャンタルマンタルは、これぞ負けて強しという競馬。

速いペースもあってか、ここ数戦に比べると折り合い面はスムーズ。一気に後続を引き離した直線の瞬発力はさすがと思わせるものだったが、残り100mを切った辺りで脚が鈍った。バテバテだったというほどラップを落としているわけではないが、仕掛けのタイミングと本質的な距離適性の差が最後の最後に出たような印象。1600mと2000mならば、どちらかと言えば前者向きであるように思えた。

とは言え、ジャスティンミラノコスモキュランダとの差は僅かで、後ろにはかなりの差を付けている。世代の中でも総合力上位なのは間違いなく、レースの流れや質が大きく異なってくるダービーも、展開やレース運びひとつでチャンスがあるだろう。目先を変えてNHKマイルカップ参戦の可能性もありそうだが、いずれにしても目を離せない存在になりそうだ。


4着のアーバンシックはいつも通りにゆったりとしたスタートから後方追走。だが、序盤では意外と前進気勢が強く、鞍上が折り合いに苦心する様子が窺えた。

勝負所は勝負所で、4コーナーから直線入口にかけて、モタれるような面を見せて上手くエンジンが掛からない感じに。本格的に伸び始めたのは坂を上りきった辺りからだったように映る。上位馬と比べると粗削り感が強い走りで、色々な部分でまだまだ改善の余地がありそうだ。

いかにも東京向きと思わせる走りでの敗戦だったがゆえに、ダービーでは大きく人気を上げることになりそうだが、あと1ヶ月で完成度の差がどこまで埋まるか。当日の馬場傾向や展開にも大きく左右されそうなタイプなだけに、評価に悩む存在だ。


5着のシンエンペラーは、やや淡白だった弥生賞に比べるとだいぶ上昇。勝負所での手応えには見どころがあった。

それでも直線は内にモタれる感じの走りで、坂を上る頃には前に離され気味。現状の能力差とも考えられるが、個人的にはこの馬こそマイラー質の強い馬であると見ており、厳しいペースのなかで距離適性の差が出たように映る。凱旋門賞馬の全弟という血統イメージが先行しているが、父はスプリンターに近いタイプだっただけに、兄とは少し違ったタイプに出ていても不思議ではないはずだ。

この後は当然ダービーが目標になると思われるが、東京コースに舞台が変わるのは大歓迎でも、さらに距離が延びてどうなるか。そこが本馬にとってキャリアの分かれ目になってくるのではないだろうか。


最終的に1番人気に推されたレガレイラは、スタートから下げる形で後方3番手から。3~4コーナーでは他馬に囲まれて動きにくそうなシーンがあったし、直線では外へ外へ行こうとするアーバンシックに追いやられる形で大きく外を通ることに。しっかりと伸びる雰囲気を感じたのは坂を上り切った辺りからだっただけに、全体的に不完全燃焼感の強い内容だった。

陣営によれば返し馬の雰囲気もあまり良くなく、勝負所から苦しさを出していたということで、体調面で万全でなかった可能性も考えられる。中間の調教時計の出方は素晴らしかったが、見ようによっては時計が出すぎていたと考えることもできる。木村調教師は”調教の失敗”も敗因の一つに挙げていたが、それがどういった失敗だったのか、次走までには精査しておきたいところだ。能力が世代上位なのは間違いないので、次走以降の巻き返しに期待がかかる。


恐らく多くの方がそうだったと思うが、筆者もまた気持ちの面で重さの残る開催だった。

それでも、レースに出ている馬の頑張り、騎手の奮闘、陣営の努力。こうした”全力”を目の当たりにすると、自然と気持ちは熱くなってくるし、応援しようという気持ちにさせられる。自分は競馬が好きなのだなぁと再認識するのだ。

”彼”の兄、藤岡佑介騎手は言っていた。

「競馬を応援してくださるファンの方々の記憶の中に、悲しい出来事として残ってしまうことを康太は臨んでいないと思います」と。きっと”彼”……藤岡康太騎手ならそう考えるのだろう。遺された方々が紡ぐ言葉の一つ一つに、故人の人柄が浮かぶ。

そんな彼が最後の最後まで調教を付けていたジャスティンミラノ。これからも勝ち続けるかもしれないし、時には敗れることもあるだろう。だが、どんな戦績を刻んだとしても、その走りの中に康太騎手がいるという記憶は消えない。その血が繋がれば、さらに後世に語り継がれるだろう。筆者もまた、その一端を担うために全力で競馬を楽しんで行きたいと思う。もちろん、全ての人馬の無事を心から祈りながら。

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【皐月賞】レースを終えて…関係者談話 2024年4月15日(月) 04:54

◆横山武騎手(アーバンシック4着)「スタートが出られずあのポジション(後方)から。道中はしっかりと我慢して、進路が見つかってからはしっかりと脚を使ってくれた。さらなる成長に期待です」

◆坂井騎手(シンエンペラー5着)「勝ち馬をマークしながら道中はいい感じで運べました。時計が速かったが、現状の力は出してくれました」

武豊騎手(エコロヴァルツ7着)「やりたいレースはできた。折り合いさえつけば、脚は使ってくれますね」

◆松山騎手(ルカランフィースト8着)「ペースは速かったが、自分のリズムで運びました。強い相手でもいいレースができました」

◆菅原明騎手(サンライズジパング9着)「道中は馬場に脚を取られていました」

◆菱田騎手(ホウオウプロサンゲ11着)「ゲートの出がもうひとつで、やりたい競馬ができませんでした」

◆M・デムーロ騎手(サンライズアース12着)「元気が良すぎて、集中できていなかった。能力は高いが、気持ちがまだ子供ですね」

◆ムルザバエフ騎手(ビザンチンドリーム13着)「4コーナーで(前をカットされる)不利を受けバランスを崩した。そこからトップスピードに上げていくのは難しかった。スムーズなら、もう少し上位に来られたはずです」

◆三浦騎手(シリウスコルト14着)「ペースが速くなるのはわかっていたけど、1頭で走らせたかったので2番手から。よく頑張ってくれました」

◆横山和騎手(アレグロブリランテ15着)「この舞台で強いメンバーでも自分のレースで頑張ってくれました。いい経験になりました」

◆幸騎手(ウォーターリヒト16着)「デキは良さそうでしたが、3コーナーから反応が思わしくなかったです」

◆浜中騎手(メイショウタバル17着)「返し馬は落ち着いていたが、ゲート入りで手こずりテンションが上がってしまった。リズム良く運びたかったが、力みが強かったです」

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【皐月賞】メイショウタバルはハイペース逃げで力尽き17着 浜中俊騎手「リズム良く運ぼうにも力みが強かったですね」 2024年4月14日() 18:01

4月14日の中山11Rで行われた第84回皐月賞(3歳、牡・牝、GI、芝2000メートル、定量、17頭立て=ダノンデサイルが競走除外、1着賞金=2億円)は、戸崎圭太騎手の2番人気ジャスティンミラノ(牡、栗東・友道康夫厩舎)がゴール前で差し切りクラシック1冠目を奪取した。タイムは1分57秒1(良)のコースレコード。

毎日杯を6馬身差で圧勝したメイショウタバル(4番人気)は、1000メートル通過57秒5のハイペースで逃げると、直線ではさすがにもうひと脚は残っておらず、力尽きて最下位の17着に終わった。

浜中俊騎手「返し馬では落ち着いていたけど、ゲート入りに手間取っているうちにテンションが上がってしまいました。リズム良く運ぼうにも、力みが強かったですね」

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メイショウタバルの口コミ


口コミ一覧
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まずは先々週の皐月賞の回顧から。藤岡康騎手の親友の浜中騎手の大逃げからの逃げ切り勝ちを期待してメイショウタバルに本命打ったのですが、レース前から入れ込んで、速いペースで逃げてビリという残念な結果でした(笑)まあ逃げ馬は沈む時はこんなものです。素直に康太騎手が調教つけていたジャスティンミラノで良かったようです。ダービーと皐月賞が昔ほど直結しなくなったのかなあ、と思って、ひねり過ぎてしまいましたが、やはり普通にダービー馬にふさわしい馬を皐月賞でも、まず買うべきだったようです。

それでは天皇賞(春)の話題へ。菊花賞同様、長距離の評価が昔より低い時代でもありますが、およそ34年になる競馬歴の中でもメジロマックイーンは、武豊騎手もコメントしてたようにマイルでもこなせるくらいのスピードと、春天で圧勝するくらいのスタミナを兼備している強い馬だったと思います。オルフェーヴルやゴールドシップにマックイーンの血が引き継がれているのは嬉しい限りですが、今年の出走馬はちょっと好走厳しいか。ポイントとしては、スプリント路線同様、ステイヤー路線は層が薄いので、中距離のすごく強い馬が通用してしまう、特に京都の高速馬場だと、というところでしょうか。

1番人気想定 ドゥレッツア:名前から連想できるようにドゥラメンテ産駒の菊花賞を強い勝ち方をしたルメール騎手のお手馬(5連勝でG1馬に)で、コテコテのステイヤーという感じでもないが、前走の金鯱賞はちょっと距離足りない感じと、勝ったプログノーシスが内ぽっかり空いたところを通ったのもあり、勝負決まってから差してきての2着だった。今回は戸崎騎手への乗り替わりとなるが、そう癖のある感じの馬でもなく、逆にかなり自在性あるとも言え、普通にやれそう。調教の動きもよく、ここにしっかり照準あわせてきた。菊花賞は4番人気で本命打って、いい馬券取らせてくれたが、強いのばれちゃって今回は人気になりそうなところがつらいが、やはり強く本命視が妥当。

2番人気想定 テーオーロイヤル:不発感の強いリオンディーズ産駒(エピファネイアの半弟で父がシンボリクリスエスからキンカメにかわり、むしろ芝ダート問わず距離も融通きくかと思われたが)の代表産駒の恐らく現役最強クラスのステイヤー(母父のマンハッタンカフェの影響が強そう)。ただステイヤーズSやダイヤモンドSで強い走りを見せる本物ステイヤーは京都の春天は案外向かなかったりする。阪神大賞典も5馬身差の強い勝ち方だったが、これまた適性的に春天とちょっと違うかもしれない。6歳というのも微妙。馬体もピカピカで、調教の動きは引き続きかなり良いが、本格ステイヤー過ぎてヒモまでが良いか。オーストラリアのメルボルンCとかに遠征してみてほしい。菱田騎手は元々うまくて、朝弱いようで調教での遅刻癖など結構言われていたが、再評価の時期では。私も早起き苦手で少年野球の朝練で4時半起きとか地獄でした(笑)


3番人気想定タスティエーラ:クラシック三冠で常に好走していたが、その後不発続きでソールオリエンスとともにこの世代が弱いと言われる原因となっている状況。安定感あった馬だが瞬発力やスピードがちょい足りない感じが本質か。前走は終い投げ出したような感じもありメンタル要素での不振もあるか。香港あたりは向きそうで海外遠征が向くかも。モレイラ騎手で堀厩舎だけに人気になりそうだが立ち直るのを確認するまでは消してみるのも手か。調教の動きは悪くない。
4番人気想定 サリエラ:エリザベス女王杯や有馬記念で2着したサラキアの全妹でマイル近辺で強かったサリオスの半妹。ディープインパクト産駒だけに本質的にはステイヤーというより距離もこなせる中距離馬の印象だが阪神でなく京都の高速馬場ならこの距離も歓迎では。ルメール騎手から武豊騎手への乗り替わりも、「平成の盾男(若い世代にはわかりにくいかもしれませんが)」だけに問題なし。調教の動きも良い。

5番人気想定 ブローザホーン:420kg前後の小さな、昔で言うとライスシャワーを思い出させるステイヤー。阪神大賞典は小さい馬だけに適性イマイチで3着止まりだったが、京都に変われば逆転も可能では。大舞台でも強いエピファネイア産駒だし、菅原明騎手も若手の中ではかなり良い。調教の動きも良い。

6番人気想定 ワープスピード:ドレフォン産駒の地味なステイヤー(母父ディープインパクトの影響が強そう)で阪神大賞典で2着と頑張った。ただここでよく書いているように、G1で三浦騎手乗せてくるというのは、どうぞ、消してください、ということでは(笑)調教の動きは悪くないが。

7番人気想定 サヴォーナ:キズナ産駒で昨秋は神戸新聞杯2着で臨んだ菊花賞でまくって5着と頑張った。日経新春杯2着、阪神大賞典5着と勝ち切れていないがヒモには買いたい伸び盛りの馬。母系は短いところやダートでの活躍馬が多いので、そこを言っている人も多いが、父がSS系の本格派で、母が短距離やダート馬でスピードやパワー補うというのは活躍馬によくある配合で、距離気にする必要ないのでは。調教の動きよく、G1ではやる気が増す池添騎手だけに期待できそう。

8番人気想定 チャックネイト:AJCCをキング騎手で差し返しての重賞制覇だった馬だが、不良馬場だったのも良かった印象。金子さんの馬で、堀厩舎で余分に人気にもなりそうだが同厩舎のタスティエーラよりこっちの方が、案外いいかも。調教の動きは良い。ただ高速馬場より重馬場要員か。

9番人気想 ディープボンド:3年連続このレースで2着しているステイヤー路線の代表的な馬だが、さすがに7歳となり衰え感じる現況で阪神ならまだごまかし利くのかもしれないが、京都だとスピード的にもちょっときついのでは。調教は年齢を感じさせないくらい元気で良い。3着に来てくれればいい感じか。

10番人気以下想定
シルヴァーソニック:昨年のこのレースで3着したのだがその後調教休養で前走の阪神大賞典で11着と残念な結果。8歳だけに普通だったら、終わった、と思われそうだが、調教の動きはかなり良くて、ここでないもう少し相手弱いところならまだやれる感じか。

マテンロウレオ:昨年のこのレース5着馬だが、どちらかというと中距離向きで、また14か月前の京都記念2着以降は馬券になっていない状況で、横山典騎手の奇襲込みでもG1では厳しそう。調教の動きは良い。

ゴールドプリンセス:数少ないゴールドアクター産駒のステイヤー牝馬。3勝クラスを勝ったばかりで、今夏のローカル2600M戦あたりが活躍の場か。調教の動きは良い。

ハピ:キズナ産駒のダート馬。一昨年のチャンピオンズCでも3着にきたり、オープンでも勝たないまでも上位に来る馬。前走初芝で大阪ハンブルグCで9着だったように、ダート路線に戻した方が良さそう。調教の動きは普通。

スマートファントム:ここ2戦の2勝クラスと3勝クラスを藤岡康騎手で連勝してきたハービンジャー産駒。勢いあるとも言えるが、前走は狭いところを割って差し切ったようにかなり鞍上の腕で勝った要素も強くG1ではまだ厳しそう。調教の動きはかなり良い。

プリュムドール:一昨年のステイヤーズS2着した後に1年近く休養したステイヤー牝馬。復帰後もそう大きく負けていないのだがG1でどうこういう感じではないゴールドシップ産駒。調教の動きは悪くない。

メイショウブレゲ:ゴールドシップ産駒らしいステイヤーで万葉Sを勝ったが前走の阪神大賞典で8着だったようにG1レベルにはまだまだ遠い印象。調教の動き自体は良い。

スカーフェイス:13か月前のリステッド競走(大阪城S)勝ち以降馬券になっていないように、ここでは力不足な馬。調教の動きは普通。

ヒンドゥタイムズ:セン馬だけに8歳でも元気なハービンジャー産駒。ただ14か月前の小倉大賞典勝ち以降は馬券になっていないようにG1では不要。調教の動きは普通。

<まとめ>
有力:ドゥレッツア

ヒモに:ブローザホーン、サリエラ、テーオーロイヤル、サヴォーナ、ディープボンド

穴で:出番なさそう

 YASUの小心馬券 2024年4月16日(火) 19:31
【レース後コメント・回顧】皐月賞2024 YASUの小心馬券
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1着:〇ジャスティンミラノ 戸崎

「前走も強い内容だったので、今回も馬を信じて騎乗させていただきました。返し馬の出だしで少し興奮しているところはありましたが、あとはどっしりした感じで、精神的にも安定していると思います。
 いいリズムで行けましたし、3コーナーから4コーナーで戸惑っていたのかなというところはありましたが、またハミをとって伸びていってくれました。初めての課題がいろいろありましたが、すぐクリアしてくれたのは能力の高さだと思います。

(友道調教師)

ストライドが大きい馬なので、ジョッキーとはスムーズな競馬をしたいと話していました。良いポジションで馬のリズムで、内にこだわらず、外々を回りたいねと話していました。ゲートを上手く出て、4、5番手につけましたが、(1000mが)57秒5と出て、そこだけが心配でした。そのペースで走るのは初めてだったので、戸惑っていました。
 しかし、坂を上がったぐらいからエンジンがかかって、最後まで伸びてくれました。皐月賞の前からダービーの方が競馬しやすいと思っていましたし、改めて皐月賞馬として二冠目を狙いたいです」



YASU:巷にもれず、左回りの経験しかない、スローの経験しかないという不安から甘んじて対抗印としてしまいましたが、全くもって関係ありませんでした、強いですね。

皐月賞の舞台設定よりもダービー向きと感じていましたので、

二冠濃厚と今から思っています。



2着---コスモキュランダ モレイラ

「調教に1度騎乗し、ビデオを見て、長い脚が使える馬だとイメージしていました。ゲートも速くないイメージでしたが、良いスタートを切れました。前の位置が取れて、スムーズに運びましたが、1頭だけ前にいました」



YASU:弥生賞勝利をフロック視した訳ではないが、並み居る素質馬の中にあって手が回らなくてのノーマーク・・。

道中は内で脚を溜め、外から息の長い末脚を使っての②着は鞍上モレイラの好騎乗もあるが地力も大したものでした。

中山2000M前後への適性はかなり高いといえるでしょう。

対してダービーでは瞬発力を要求されるコース、東京コースでは

割引が必要かもしれません、皐月②着馬で人気するようなら危ないかもしれません。

(アルアインの子供ですしね)



3着:×ジャンタルマンタル 川田

「全力でトライして、素晴らしいといえるレースだったと思います。残り1ハロンで完全に止まりましたが、気持ちで走り切ってくれました。最優秀2歳牡馬を取っている馬として、素晴らしい走りだったと思います」



YASU:距離不安と共同通信杯のレース振りから少し評価を割り引いてしまったが、速い流れを先行抜け出し、先行馬全滅という展開での③着は負けて強し、1ハロンで完全に止まったという鞍上のコメントからダービーでは距離不安説が大きく取り上げられ、

人気を落とす可能性がありそう、もしそうなれば私は是非狙ってみたいですね。



4着:△アーバンシック 横山武

「馬場を考えて、もう2列くらい前が欲しかったのですが、スタートがうまく出られず、思った位置を取れませんでした。道中は我慢して、直線で進路を見つけてからは脚を使ってくれました。一歩ずつ成長しているので、さらなる成長を期待しています」



YASU:決して中山向きとは思っていなかったが能力で連対ならとの印でしたが結果は④着、位置取りを考えたら頑張ってくれたとは思っています。

出遅れとはいわないまでも、相変わらずスタートが遅く、後方からの競馬になってしまいそうですが、東京コースは本領発揮の場、ダービーでも何らかの印はつけたいと考えています。



5着△シンエンペラー 坂井

「勝ち馬をマークして、道中良い感じで運べました。この馬としては、時計が少し速かったですが、現状の力は出し切っていると思います。次に向けて、ギアをもう一段上げられるように仕上げていきたいと思います」



YASU:3~4コーナーの手応えはジャスティンやコスモキュランダよりも良い感じで最後伸びきれなかったのは陣営のコメントどおり、現状は力負けだったのでしょうか・・。

東京の瞬発戦が良いと思うタイプではなく、ダービーでの巻き返しというと疑問を抱きますが、精一杯走っていないような気もします、力負けだとは個人的に思えないので今後も注目していきたいです。



6着:◎レガレイラ 北村宏

「ゲート裏でテンションの上がるところがありましたが、駐立までには整いました。1歩目が速くなくて、他馬に入られて、後方になりました。道中は進路を作りながら運んで、3コーナーから押し上げていきました。4コーナーで少しもたれながらも伸び始めましたが、思ったより苦しい伸びでした」



YASU:大混戦レースと予想していただけに素材重視で本命としましたが、ルメール騎乗ではなかった事は不運でした・・。

決して北村宏騎手が悪いといいたのではなく、クラシックでのテン乗り、気性的にも難しそうな彼女を操るのは厳しかったでしょう、とはいえ上がり最速で差してきた脚をみると能力がないわけではありません、次走はオークスかと思いますが再度北村宏騎乗なら狙っていくつもり。



17着:危メイショウタバル 浜中

「返し馬は落ち着いていましたが、ゲート入りに手間取ってテンションが上がってしまいました。リズム良く運ぼうと思いましたが、掛かってしまいました。力みが強かったです」



YASU:人気の逃げ馬は・・と思っていましたが、やってしまいましたね、毎日杯の圧勝ぶりから弱い馬とは思っていませんが、

人気では買いづらい馬となるでしょう、重馬場は鬼かもしれませんね。



※:今回のレースで、世代の縮図が見えてきたという印象、

ジャスティンミラノは相当に強い馬だと言えそうです、どんなコース、距離でも対応してしまいそうな操縦性の高さを感じるだけに三冠馬誕生の気配も感じています。

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 競馬戦略研究所所長 2024年4月16日(火) 06:47
重賞回顧 皐月賞
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中山 11R 皐月賞(G1)
◎:1枠 2番 メイショウタバル
◯:4枠 8番 ジャンタルマンタル
△:5枠 10番 レガレイラ
△:7枠 13番 ジャスティンミラノ
△:8枠 16番 ダノンデサイル除外

ダノンデサイルの場外に時間がかかり、レース前に明暗が分かれたレースになってしまいました。ゴールドシップ産駒の悪い面がもろに出た所長◎のメイショウタバル。ゲートを嫌がり、ゲートが開くと掛かっていき暴走気味の逃げで4角では脚が上がりました。このペースなら差し決着かと思いきや、上位に来たのは好位に位置した馬たち。その中で最後まで脚を残して優勝したのはジャスティンミラノ。

遅いデビューでしたが新馬、共同通信杯と連勝で臨み、無敗で皐月賞を制覇。馬体を見てもまだまだ余力がありそうでダービー馬はこの馬かもしれません。

 2着にはコスモキュランダ。絶好調のモレイラ騎手が馬を信じて最後の脚に賭けましたがクビ差及ばず。次走の巻き返しに期待です。

 3着のジャンタルマンタルは今の力を出し切ったと思います。ここで馬体現では、次走は危険な人気馬になってしまうかもしれません。

 所長◎のメイショウタバルはスタート前に終わってました。気性の成長に期待したいと思います。

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