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【浦和・さきたま杯2024】血統アナリシス 昨年はエスポワールシチー産駒のワンツー決着、ゴールドアリュール直系が異彩を放つ

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【浦和・さきたま杯2024】血統アナリシス 昨年はエスポワールシチー産駒のワンツー決着、ゴールドアリュール直系が異彩を放つ

2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が10頭、Northern Dancer系が2頭、Kingmambo系が2頭、そのほか1頭。なお、昨年はエスポワールシチー産駒のイグナイターが勝ち、2着にも同産駒のスマイルウィが入線。サンデーサイレンス系は好走馬の半数がゴールドアリュールの直系でもあり、2022年においては1着サルサディオーネ(父ゴールドアリュール)、2着ティーズダンク(父スマートファルコン)、3着シャマル(父スマートファルコン)と同系統で1~3着までを占める結果となっていた。

ほか、ブレイヴエストローマンの血脈も存在感を放ち、全兄弟の間柄で好走実績を持つ2016年3着ドリームバレンチノと2019年1着ウインムート、2023年に産駒2頭が人気薄で1~2着となった種牡馬エスポワールシチーなどは、同血脈を2代母の父として内包している。

イグナイターは、父エスポワールシチー×母ビアンコ(母の父ウォーニング)。本馬は昨年の勝ち馬であることから適性については証明済みといえるが、異彩を放つゴールドアリュール直系のなかでも、父エスポワールシチーはブレイヴエストローマンの血を引く点でも強調しやすい部分がある。2022~2023年と2年連続でNARグランプリ年度代表馬に選出された逸材であり、昨年はJBCスプリントも制してダートスプリント戦線の頂点も手中に収めた。ダート1400mは7勝(ダートグレード競走2勝)を挙げる得意距離であり、この路線のチャンピオンとして主役を担う存在だろう。

シャマルは、父スマートファルコン×母ネイティヴコード(母の父アグネスデジタル)。父スマートファルコンはゴールドアリュールの直仔で、現役時には2009~2010年とさきたま杯を2連覇した実績を持つ。本馬自身もさきたま杯は2022年に3着と好走しているが2023年も1番人気(故障で競走中止)の支持を集めていたほどで、同じ浦和ダート1400mで施行される2022年テレ玉杯オーバルスプリントを制しているようにコース適性は高い。直近2走の連勝は逃げの手が板についてきた感じもあり、その姿は無類の逃げ馬として名を馳せた父を彷彿とさせるものがある。


■注目馬
イグナイター、②シャマル


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