15日の札幌10Rコスモス賞(2歳オープン、芝1800メートル)は、池添謙一騎手騎乗の7番人気ラヴアンドポップ(牡、栗東・安田隆行厩舎)が叩き合いを制してV。無傷の2連勝を飾った。タイムは1分51秒2(良)。
内からホッカイドウ競馬のトッケンドーナが気合をつけて先行策。マイネルサグラは控えて2番手から進み、その後ろにネコダンサー、ラヴアンドポップ、ミトノグラスなどが続く。人気のシャクンタラーは中団からの競馬。淡々とした流れになり、マイネルサグラが抜群の手応えから前をかわして直線に向かう。ややゴチャつく場面も見られたが、直線半ばからは早め先頭のマイネルサグラと、その後ろから迫るラヴアンドポップとの一騎打ち。激しい叩き合いの末に、最後はラヴアンドポップがわずかに先着して、中京の新馬戦に続くV2を果たした。アタマ差の2着は2番人気のマイネルサグラ。さらに1馬身1/2差の3着にシャクンタラーが入っている。
ラヴアンドポップは、父アドマイヤムーン、母ラヴィングプライド、母の父Quiet Americanという血統。通算成績は2戦2勝となった。
池添騎手は「レース前はテンションが高く、駄々をこねるなど若さを見せていましたが、レースはスムーズに運べました。4コーナー手前で手が動いたんですが、そこで離されずに我慢してくれたし、直線もよく頑張ってくれました。洋芝も悪くありませんし、勝負どころの反応が良くなれば」とさらなる良化の余地を指摘していた。
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