【函館2歳S】追って一言2015年7月23日(木) 05:01
◆アルマククナ・勝浦騎手 「ひとつ勝った後も強めに調教ができているし、上積みしかないと思う」
◆シャドウアプローチ・丸山騎手 「追い切りは思った以上に進んで行かなかった。若さも残しているが、前走はあの勝ち方。能力は高いと思う」
◆タイニーダンサー・角川秀師 「前走は2歳馬らしからぬレース運びで圧勝。芝に替わってもやれそうに思う」
◆ヒルダ・黒岩師 「滞在で落ち着きがある。騎手の指示に従って走れていたし、いい状態ですね」
◆ペイシャオトメ・長岡騎手 「中1週なのでサラッと。動きはしっかりしていたし、疲れも取れてきている。あとは芝への適性がどうか」
◆メジェルダ・四位騎手 「元気いっぱい。勝った後もさほどテンションは上がらず、いい感じで調整できている。スピードはあるからね」
◆ラッキーボックス・黒岩師 「輸送は無事にクリア。きょうは反応を確かめたが、いい感じだった。メリハリのある調教ができました」
◆ラプレシオーサ・田中淳師 「芝は何ともいえない。中距離タイプで追走に苦労するかもしれないが、体調とポテンシャルには自信がある」
◆リンダリンダ・角川秀師 「ここ1本に調整して、メンタルも充実して非常にいい状態で臨めそう。スピードを生かすレースをしているが、脚質には柔軟性がある」
◆レディトリス・菱田騎手 「動きはいいですね。スピードがあるから1200メートル向きだと思うし、一発狙いたい」
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【函館2歳S】ヒルダ&ラッキーボックス軽快に併入2015年7月22日(水) 11:03
黒岩厩舎の2頭は函館Wコースで併せ馬。ともに中2週とあってペースを上げることはなかったが、軽快に併入した。
●黒岩調教師「反応を確かめる程度。ラッキーは先週末の輸送をうまくクリアできたし、動きにもメリハリがあった。ヒルダは滞在で落ち着きがあるし、雰囲気は上々」
(夕刊フジ)
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【函館2歳S】レース展望2015年7月20日(月) 19:24
6週間にわたる今年の函館開催は早くも最終週を迎える。日曜メーンは、今年JRAで行われる最初の2歳重賞・函館2歳S(26日、GIII、芝1200メートル)だ。2012年に施行時期が早まり、それまでの最重要ステップだったラベンダー賞が廃止。能力比較の材料が新馬戦と未勝利戦中心になったこともあり、JRAの重賞の中でもかなり難解なレースといえるだろう。
今夏、函館の2歳芝1200メートル戦で最速タイムをマークしたのは、オデュッセウス(美浦・手塚貴久厩舎、牡)で1分10秒0(良)。馬場状態が絶好の開幕週だったが、前半3ハロン34秒5と速めのペースで逃げて押し切っただけに高く評価できる。3/4馬身差の2着だったシャドウアプローチが次走で楽勝したことからも、この一戦の価値が上がった。洋芝巧者のファルブラヴ産駒で、ダービー馬ロジユニヴァースなどがいる一流ファミリーの出身。主役級の評価は動かせない。今回は吉田隼人騎手とのコンビで挑む。
牝馬限定ながら評判馬がそろった新馬戦(6月27日)を快勝したブランボヌール(栗東・中竹和也厩舎)も、上位人気が濃厚。稍重の芝1200メートルでマークした勝ちタイム1分10秒5も優秀だ。直線で1頭分の隙間を割って伸びたセンスと根性は特筆できる。母ルシュクルは2008年の函館2歳Sで6着だったが、そのリベンジを初子の娘が果たせるか。
メジャータイフーン(美浦・高柳瑞樹厩舎、牝)も侮れない。7月11日の新馬戦では、4コーナー2番手から左ステッキ一発であっさり抜け出して4馬身差の圧勝。タイム1分11秒4(良)は平凡でも、勝ちっぷりのインパクトは今回のメンバーではナンバーワンだった。母の半弟にダービー馬エイシンフラッシュがいる血統背景も見逃せない。今年の2歳戦で大活躍しているダイワメジャー産駒という点でも注目される。
前述のシャドウアプローチ(栗東・須貝尚介厩舎、牡)、初戦2着後、2戦目で3馬身差の圧勝を飾ったメジェルダ(栗東・昆貢厩舎、牝)は20日現在、抽選対象(2/3)だが、出走できれば好勝負が期待される存在。
18日の新馬戦を勝ち上がったドナルチア(栗東・矢作芳人厩舎、牝)は、出走してくれば連闘になるが、勝ちっぷり、タイムともに上々だった。大幅な馬体減などがなければ、上位争いも期待できるだろう。
芝1000メートルの新馬戦を勝ち上がったアルマククナ(美浦・中舘英二厩舎、牝)、レディトリス(美浦・高市圭二厩舎、牝)も、好位から抜け出す勝ち方を演じており、距離延長に大きな不安は感じられない。ただ1頭、福島芝1200メートルの新馬戦から転戦してくるラッキーボックス(美浦・黒岩陽一厩舎、牝)もマークしておきたい存在だ。好調・藤岡康太騎手とのコンビは興味深い。
また、ホッカイドウ競馬からはトライアルを制した3頭が登場してくる。社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、父が新種牡馬ダノンシャンティという2戦2勝のラプレシオーサ(田中淳司厩舎、牝)が道営馬のなかでは最も高い評価を集めそうだ。前走に続いて丸田恭介騎手とコンビを組むリンダリンダ(角川秀樹厩舎、牝)は、母がラベンダー賞3着馬。その後も中央に挑戦してフサイチパンドラの3着(3歳2月きんせんか賞)など芝適性を示した。芝適性は十分にありそうで、上位に食い込むシーンも考えられる。
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