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【阪神JF】血統診断

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 2006年に舞台が外回りに替わって以降、優勝馬が4年連続で翌年に東京芝2400メートルのGIを勝った。近年はオークスでも通用する決め手と底力が要求されている。

 レーヴデトワールを最上位にみる。10年の覇者レーヴディソール(父アグネスタキオン)が半姉で、さらに上の姉レーヴダムール(父ファルブラヴ)は07年に2着。全て父が異なるほかの兄3頭も重賞連対かオープン特別勝ちがあり、質が高い一族だ。父がジャパンCを制し、種牡馬としてもオークス馬を出したゼンノロブロイに代わり、適性はより強調できる。

 ハープスターは父が3冠馬ディープインパクト。一昨年の勝ち馬ジョワドヴィーヴルのほか、同舞台で行われる桜花賞の優勝馬を初年度から3年連続で出している。母系も祖母が2冠牝馬ベガで、伯父にダービー馬アドマイヤベガがいるなど超一流。こちらも適性は抜群といえる。

 レッドリヴェールは父がステイゴールド。産駒はこれまでに芝重賞を48勝しているが、うちマイル以下は2勝のみ。母の父ディキシーランドバンドからも本質的にマイルはやや忙しいが、オークスに直結するレース傾向を踏まえれば十分に狙える。持久力を問われるタフな流れが理想だ。

 マジックタイムは母タイムウィルテルがサンケイスポーツ賞フローラS2着馬で、ハーツクライ×ブライアンズタイム×サドラーズウェルズの配合。大舞台向きで、厳しい流れにも対応できる。

 ダイワメジャー産駒マーブルカテドラルネオユニヴァース産駒フォーエバーモアはともに父がクラシックホースで、母系も活力がある。

 母の父がサンデーサイレンスのホウライアキコも侮れない。父ヨハネスブルグは2歳時に欧米4カ国でGIを制した名馬で、産駒も仕上がりが早い。スピードと完成度の高さで他馬を圧倒しても不思議はない。 (血統取材班)

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