第19回
シルクロードステークス(2日、京都11R、GIII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝・内1200メートル、1着本賞金3800万円 =出走16頭)
岩田康誠騎乗で2番人気の
ストレイトガールが好位から末脚を伸ばし、逃げた1番人気
レディオブオペラに2馬身半差をつけて完勝。重賞初制覇を果たし、GI
高松宮記念(3月30日、中京、芝1200メートル)へ弾みをつけた。タイム1分7秒4(良)。3着には13番人気
リトルゲルダが入った。
2番人気の
ストレイトガールが1番人気
レディオブオペラを撃破し、重賞初制覇。満点の回答で本番を見据えた。
「返し馬で落ち着いていました。そのかいがあり、好位で競馬ができましたね。(1)番の馬(
レディオブオペラ)を見ながら競馬ができましたし、うまくいきました」
岩田騎手が頬を緩める。スタートを決めて、内ラチ沿いを追走。手応え十分に直線に向き、他馬に抵抗する機会すら与えず楽々と突き抜けた。
藤原英調教師は、レディをマークする打ち合わせ通りの競馬での勝利に「ジョッキーがパーフェクトに乗ってくれた」と満足げだ。「枠順もよかったし、運があった。オーナーの喜んでいる顔がうれしかった」。