まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
今年のジャパンCには外国から5頭が参戦する。内訳は米国から3頭、英国から2頭で、なじみが薄い各馬の戦力を分析し、福岡で開催中の大相撲に例えて“番付”発表してみた。
確定枠順へ
横綱に評価できるのが英国のコンデュイットだ。通算14戦7勝。勝ったGI4レースを分析すると、'08英セントレジャー(芝約2920メートル)は世界最古のクラシックレース(創設1776年)で、伝統がある一方、距離の長さが嫌われて評価が下落して久しい。だが、それ以外はスーパーGIといえるレース。昨年、今年と連覇した米国のブリーダーズCターフ(芝2400メートル)は、北米とヨーロッパと世界でも上位の2地域の芝中長距離界トップクラスが激突するので価値が高い。もうひとつ、今年勝った英キングジョージVI&クイーンエリザベスSは、ヨーロッパの2400メートル路線の上半期総決算的レース。最近は3歳の一線級が出てこないが、ランクとしては高い。
日本の芝コースは世界的にも速いタイムが出る傾向にある。ジャパンCの外国馬にはこれが大きなテーマになるが、この点も大丈夫。ここ2年BCターフの舞台となったサンタアニタ競馬場の芝2400メートル戦は日本のコースの感触に近いうえ、最初の600メートルで8メートルも下る構造になっているため、コースレコードが2分22秒4/5というように速いタイムが出る。コンデュイットは2年連続2分23秒台をマークしているので問題ない。ちなみに今年のJCの推定タイムは2分23秒4。他には左回りのレースで5戦全勝というのも頼もしい。
それでも、競馬は他のどの競技よりもホームのアドバンテージが大きい。横綱とはいっても、今年の白鵬並みの安定感までは望めない。今場所の朝青龍級か。
他はかなりランクが落ちるが、近年、大相撲の大関がふがいないことを考えれば、米国のマーシュサイドは大関にランクしていいかもしれない。カナダの芝最大のレース、カナディアンインターナショナルSの昨年の勝ち馬。GIはこの1勝ながら、2走前の加GIノーザンダンサーターフS4着は進路妨害で1位入線からの降着。実質GI2勝とみることができる。昨年は来日しながら感冒で前日に出走を取り消した経緯もあり、陣営は力が入っており、来日前の調整過程からどの馬よりも意欲が伝わってくる。
NDターフSで繰り上がって優勝したのが、同じ米国のジャストアズウェル。GIはこの1勝のみで、恵まれた面もあるので前頭の上位くらいか。
米国のもう1頭、インターパテイションは関脇。50戦目の前走、ターフクラシックでGI初制覇。スローペースの逃げが打てたとはいえ、2着馬に直線でいったんかわされながら差し返した点が評価できる。2着ジオポンティがその後、世界最高峰のレース、ブリーダーズCクラシックでも2着と好走しており、インターの評価が上がっている。ただし、米国の3頭はいずれも日本の軽い芝に不安が残る。
英国のもう1頭、シンティロのGI制覇は2歳時の07年、イタリアのグランクリテリウムだけ。GIIに近いくらいのレースのうえ、速い決着も有利とはいえないので、前頭の下位という評価が妥当か。(栗原純一)
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|