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阪神牝馬S G2

日程:2020年4月11日()15:35 阪神/芝1600m

阪神牝馬Sデータ分析

コース図阪神芝1600m

ヴィクトリアマイルの前哨戦で、2016年から距離が1600mに変更された。2015年以前の内回り1400mとはまったく異なるコース形態のため、今後傾向が変わる可能性はかなり高い。よって、各種データは参考程度にとどめておくといいだろう。大きな特徴として挙げられるのは、2016年以降の連対馬の多くは、1800m以上の中距離戦で実績を持っていた点。1400m施行時はスピードまたはキレに優る馬が幅を利かせていたが、G2格のマイル戦ということもあってか、スピードとキレだけではなく、それなりの持久力も備えていないと勝ち負け争いには加われていない。舞台となる阪神1600mは直線が長いうえに急坂もある、末脚の持続力が問われるコースである。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
1400m施行時は2012年に11番人気のクィーンズバーンが優勝するなど、波乱傾向の強かった阪神牝馬ステークス。しかし、1600mに変更された2016年以降は、すべて4番人気以内が勝利と、上位人気が堅実な走りを見せている。サンプルが少ないので難しい部分はあるが、人気サイド有利の前提で予想を進めたほうがいいだろう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 6-2-2-10 30.0% 40.0% 50.0% 65.0% 62.0%
2番人気 3-2-3-12 15.0% 25.0% 40.0% 59.0% 68.0%
3番人気 2-5-3-10 10.0% 35.0% 50.0% 55.0% 103.5%
4番人気 3-3-4-10 15.0% 30.0% 50.0% 149.5% 163.5%
5番人気 3-1-1-15 15.0% 20.0% 25.0% 162.0% 71.0%
6~9番人気 2-4-6-68 2.5% 7.5% 15.0% 54.5% 85.4%
10番人気以下 1-3-1-114 0.8% 3.4% 4.2% 46.3% 44.9%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 3-0-1-2 50.0% 50.0% 66.7% 73.3% 70.0%
2.0~2.9倍 3-1-1-3 37.5% 50.0% 62.5% 90.0% 72.5%
3.0~4.9倍 4-3-1-13 19.0% 33.3% 38.1% 83.3% 65.7%
5.0~7.9倍 1-3-6-14 4.2% 16.7% 41.7% 27.9% 91.7%
8.0~14.9倍 6-8-4-32 12.0% 28.0% 36.0% 124.6% 109.6%
15.0~19.9倍 1-0-1-15 5.9% 5.9% 11.8% 117.1% 51.2%
20.0~49.9倍 1-3-6-60 1.4% 5.7% 14.3% 33.9% 99.1%
50.0倍以上 1-2-0-100 1.0% 2.9% 2.9% 53.5% 35.5%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 5,510円 220円 1,246円
複勝 1,920円 110円 420円
枠連 12,230円 340円 3,390円
馬連 26,760円 350円 8,697円
ワイド 5,900円 170円 2,136円
馬単 60,320円 700円 17,447円
3連複 149,940円 980円 31,560円
3連単 727,770円 3,320円 188,831円

【脚質】
2015年以前と大きく異なるのが、好走馬の脚質である。中団待機からの差しがよく決まっており、2016年以降は上がりの速い馬がコンスタントに好走。さすがに4角12番手以下に位置するような追い込み一手は厳しいが、中団から速い上がりを繰り出せるタイプは、高確率で3着以内に入ってくると考えてもよさそうだ。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 5-0-1-16 22.7% 22.7% 27.3% 347.3% 108.6%
先行 8-6-6-52 11.1% 19.4% 27.8% 66.4% 128.6%
差し 6-8-10-77 5.9% 13.9% 23.8% 69.7% 72.0%
追込 1-6-3-94 1.0% 6.7% 9.6% 2.1% 25.1%

【枠順】
枠順別成績からは「やや中~外枠有利」の様相。事実、1~3枠同士のワンツー決着は2004年を最後に出ていない。特に1枠は苦戦しており、近年の連対馬は2011年1着のカレンチャン1頭のみという厳しい状況が続いている。対照的に、6~8枠は2004年以降必ず馬券に絡んでおり、4~5枠の成績も決して悪いものではない。従って、中~外枠から軸馬を選ぶのがセオリーとなる。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 2-0-1-28 6.5% 6.5% 9.7% 35.2% 37.1%
2枠 2-2-2-26 6.3% 12.5% 18.8% 58.1% 65.6%
3枠 2-3-3-26 5.9% 14.7% 23.5% 19.1% 57.1%
4枠 5-3-2-27 13.5% 21.6% 27.0% 105.9% 71.6%
5枠 4-5-2-27 10.5% 23.7% 28.9% 53.4% 85.3%
6枠 2-1-3-33 5.1% 7.7% 15.4% 85.4% 45.9%
7枠 1-1-5-36 2.3% 4.7% 16.3% 19.5% 92.6%
8枠 2-5-2-36 4.4% 15.6% 20.0% 132.4% 104.0%

【血統】
1600mに距離が変更された2016年以降はディープインパクト産駒が毎年馬券に絡む好パフォーマンスを見せつけている。とりわけ、ノーザンダンサー系の肌馬との相性が良く、連対馬はすべて該当。条件を満たす馬がいれば一番の狙い目となる。ステイゴールド産駒も健闘。連対馬の母父はミスプロ系で共通しており、該当馬の出走があればしっかり押さえておきたい。傾向を踏まえると、当レースと同じ舞台で行われる牝馬限定重賞の阪神ジュベナイルフィリーズやチューリップ賞と似ていることが確認できる。ゆえに、血統面については阪神1600mのリーディング上位を中心とした主流血統を重視するという、王道スタンスが最も適していると結論付けたい。

◆同コース種牡馬別成績(阪神競馬場/芝/1600m/過去5年)集計期間:2015/04/05~2020/04/05

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 54-46-46-281 12.6% 23.4% 34.2% 56.3% 77.9%
2 ダイワメジャー 15-21-22-143 7.5% 17.9% 28.9% 69.0% 83.8%
3 ロードカナロア 14-8-8-75 13.3% 21.0% 28.6% 329.9% 82.9%
4 ハーツクライ 13-10-16-120 8.2% 14.5% 24.5% 34.7% 59.4%
5 キングカメハメハ 12-11-15-96 9.0% 17.2% 28.4% 87.9% 67.9%
6 ステイゴールド 12-7-6-90 10.4% 16.5% 21.7% 87.5% 82.2%
7 ハービンジャー 11-12-6-87 9.5% 19.8% 25.0% 123.1% 73.3%
8 アドマイヤムーン 6-5-5-55 8.5% 15.5% 22.5% 80.1% 78.2%
9 オルフェーヴル 5-3-5-36 10.2% 16.3% 26.5% 24.7% 40.8%
10 エピファネイア 5-2-1-7 33.3% 46.7% 53.3% 1,582.7% 220.7%

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