美浦所属リーディングジョッキー上位3名の11月9日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
11月9日(土)東京競馬場
4R 2歳未勝利(ダ1,600m) ファミーユウルーズ
5R 2歳新馬(芝1,800m) オルグジェシダ
9R オキザリス賞(ダ1,400m) シャドウキャッスル
10R 奥多摩S(芝1,400m) オメガウインク
11R 武蔵野S・G3(ダ1,600m) キタノヴィジョン
注目は10Rの奥多摩Sで騎乗するオメガウインク。これまでにコンビで【2-1-1-1】の成績をあげている。前走の白秋Sでは初めての3勝クラス出走でしかも4か月の休養明けとなったが、じわじわ伸びて4着と好走した。叩き2戦目の今回はより前進を期待したい。メインレースの武蔵野Sではキタノヴィジョンに初騎乗。前走のマイルCS南部杯では10番人気ながら3着と好走した。これまでに重賞では3、4、3着と上位争いが出来ているだけに、侮れない1頭になりそうだ。
【横山武史騎手】
11月9日(土)東京競馬場
3R 2歳未勝利(芝2,000m) リアンベーレ
4R 2歳未勝利(ダ1,600m) ジュンビクトワール
6R 2歳新馬(芝1,600m) スイモアマイモ
9R オキザリス賞(ダ1,400m) ケイツーギルダー
3Rの2歳未勝利ではリアンベーレに騎乗。デビュー戦でタイム差無しの接戦を演じたアルマヴェローチェは次走の札幌2歳Sで2着と好走。スタートさえ決められれば、勝ち負けを意識できる1頭だろう。9Rのオキザリス賞ではケイツーギルダーに初勝利を飾った前走から継続騎乗。デビュー戦こそ芝のレースで大敗したが、ダートに変わってからは2戦連続で上がり3ハロン1番時計の鋭い末脚を披露出来ている。距離が200m延びるが大きな心配もなさそうだ。
【佐々木大輔騎手】
11月9日(土)東京競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,600m) ザローズハーツ
2R 2歳未勝利(芝1,600m) レイホープ
3R 2歳未勝利(芝2,000m) ルールーリマ
5R 2歳新馬(芝1,800m) ヤマニンエイドロン
6R 2歳新馬(芝1,600m) ジョイフルニュース
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,400m) イーデンテソーロ
8R 3歳上2勝クラス(ダ1,600m) アッチャゴーラ
9R オキザリス賞(ダ1,400m) ルイステソーロ
12R 3歳上2勝クラス(芝1,600m) ピックアチェリー
12Rの3歳上2勝クラスではピックアチェリーに騎乗。初コンビとなった前走では、スタートで遅れるも二の脚がつき集団に取り付くと、直線では外に持ち出しメンバー最速の上がり3ハロン32.5秒の鋭い末脚を披露し見事に差し切り勝ち。タイム差以上に強い勝ち方だった。昇級初戦となるが連勝の勢いそのままに上位争いを期待したい。9Rのオキザリス賞ではルイステソーロにデビュー戦に引き続き騎乗。初戦は出遅れるも、あっという間にハナを奪い直線ではラスト200mで後続を突き放し5馬身差をつけ快勝だった。今回はデビュー戦で逃げ勝ってきた馬も多く、先行争いが激しくなりそうだが前に行き切れれば面白い存在になる。