【ユニコーンS】横山典でベンガルトラ変幻自在2017年6月17日(土) 11:21
まさに飛車角落ちの’17砂のダービー。シゲルベンガルトラが玉座に腰を下ろしても何ら不思議はない。
ベンガルトラを将棋の駒に例えれば香車、はたまた桂馬か。5戦連続でOP特別ばかりを走り、(7)(3)(4)(3)(3)着。例年なら単なる善戦マンの評価で終わるところだが、今年に限ってはそう簡単に問屋は卸さない。
確かに地方交流GI勝ちがあるリエノテソーロが別格、に異論はない。しかし、肝心要の中央のOP実績馬となると大いに心許ない。3歳ダOP特別勝ち馬の動向を以下に並べると…。
ヒヤシンスS=エピカリス→不出走、昇竜S=テイエムヒッタマゲ→出走、伏竜S=リゾネーター→不出走、端午S=マイネルバールマン→不出走、青竜S=サンライズソア→出走、鳳雛S=ローズプリンスダム=不出走、となる。
つまり、各レースの覇者6頭のうち出走するのはたった2頭だけ。ヒヤシンスS、昇竜S、伏竜S、青竜Sの勝ち馬がそろっていた昨年とは比べるべくもない。
さらにヒヤシンスS2着アディラート、鳳雛S2着リヴェルディまで除外の憂き目に。もし、今回不出走のOP上位馬がベンガルトラの前5戦でも不在だったら、机上の空論とはいえ(1)(2)(2)(2)(3)着に様変わりしてしまうほどだ。
もちろん、鬼の居ぬ間に…だけの期待だけではない。2走前は4角12番手から、一転、前走は逃げていずれも3着と見せ場を作った。「どんなポジションであろうとしぶとい脚を使える。そういう意味では長い直線は合う」と、服部調教師もファイティングポーズを崩さない。
この自在味あふれるベンガルトラに、こちらも変幻自在の横山典騎手が降臨。あまりにもお似合いすぎて怖いくらいだ。
“究極の3連単”は“別格”リエノテソーロとの1・2着固定で勝負といく。
(夕刊フジ)
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【ユニコーンS】追って一言2017年6月15日(木) 05:03
◆ウォーターマーズ・内山助手 「まずまずの動き。坂路で自己ベストが出たし、上積みもある」
◆サヴィ・福永助手 「しまいをサッと伸ばす感じ。きびきびとしたいい動きでした」
◆サンオークランド・前川助手 「じっくり攻めてきたし、いい感じ。長くいい脚を使える」
◆シゲルコング・松永康師 「動きは十分。ゲートは練習でだいぶ良くなった感触はある」
◆シゲルベンガルトラ・服部師 「今週は上がり重点。しぶとい脚を使うので東京は合う」
◆タガノカトレア・内山助手 「先週びっしりとやっているので、今週はサラッと。順調」
◆テイエムアンムート・柴田光師 「いつも通り、しまい重点で悪くない動き」
◆テイエムヒッタマゲ・福島師 「十分に乗ってきたし、今週も上がり重点で12秒1の時計ならいいね」
◆トラネコ・堀井師 「いい動きだった。中間も順調で本数もこなしている。うまく流れが向けば」
◆トロピカルスパート・高橋文師 「しまいだけで、反応をみる程度。調教で走る馬ではないし、我慢ができていた」
◆ハルクンノテソーロ・高木師 「動きはよかった。途中(ハミを)かんでいたが、リラックスして走れていた」
◆バンケットスクエア・矢野師 「もともとけいこは動くタイプ。うまく折り合って進めれば」
◆ブライトンロック・江田照騎手 「行きっぷりがいいので、うまくタメを利かせれば」
◆ブルベアバブーン・藤沢則師 「しまいまでフォームを崩さずにしっかり走れていた」
◆ホーリーブレイズ・佐藤正師 「予定通りしっかりやった。乗り替わりも問題ない」
◆ラユロット・千島助手 「前回よりも動きはいい。前回のような差す競馬ができれば」
◆リヴェルディ・柴田大騎手 「力強くて、追ってからの反応もよかった」
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【ユニコーンS】リヴェルディ1馬身抜け出す2017年6月14日(水) 10:59
リヴェルディは新コンビの柴田大騎手を背に美浦Wコースで併せ馬。外コスモクウェンチに楽な手応えで並びかけると、ゴール前でグイッと1馬身抜け出した。
●篠島助手「前走は最後の200メートルくらいしか競馬をしていない。まだ雑な面はあるが、特徴をつかんでもらえれば違うはず。スムーズに外に持ち出せれば」(夕刊フジ)
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