中央競馬ニュース

【ジャパンC】血統診断

 0   0   913
シェアする  x facebook LINEで送る

 過去10年中5年でレースの上がり3ハロンが34秒5以内で、GIのなかでも特に決め手が問われる。

 昨年の覇者ジェンティルドンナが今年も最有力だ。2006年にジャパンCを制した父ディープインパクト譲りの決め手が武器で、広く直線の長い東京は絶好の舞台。今年もスローペースの瞬発力勝負が必至で、連覇の可能性は十分ある。

 同じディープ産駒のデニムアンドルビーは伯母にドバイワールドC2着のトゥザヴィクトリーがいるなど、近親に活躍馬が多数。牡馬一線級に混じっても、母系の底力では見劣らない。

 ディープ産駒とは対照的にステイゴールド産駒は中山や阪神で上がりのかかる競馬が得意で、ゴールドシップもそのタイプ。あまり上がりが速くなるのは好ましくない。

 ルルーシュは父が04年の覇者ゼンノロブロイで、東京のGIと相性抜群のSS系×グレイソヴリン系の配合だ。

 アドマイヤラクティは父ハーツクライが05年に日本レコード決着のハナ差2着。母の父エリシオは1996年3着で、産駒に07年2着のポップロックがいる。スタミナと成長力に優れ、タフな消耗戦になれば怖い。

 ダービー馬のエイシンフラッシュは父の父キングマンボが98年エルコンドルパサー、05年アルカセットと優勝馬を2頭出し、舞台適性は抜群。父系は長くタフに活躍するタイプも多く、6歳でも評価は落とせない。

 アンコイルドは好調期に入ると活躍が続くストームキャット系のジャイアンツコーズウェイが父。母系も超一流で、充実著しい今、侮れない。

 外国馬で最も注目したいのはシメノン。父マルジュの産駒には99年JC2着のインディジェナスがおり、母の父アルザオも同じ母の父としてディープインパクトなどを出している。日本の馬場に適性を示しても不思議はない。 (血統取材班)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る