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【秋華賞】血統診断

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 過去10年の優勝馬を見ると、サンデーサイレンス系が4頭、ミスタープロスペクター系が3頭、ノーザンダンサー系が3頭。舞台は京都の芝・内回り2000メートルなので、スピードの持続力が重要視されるうえ、底力も要求される。

 中心はやはりSS系だ。マルセリーナの父ディープインパクトは、初年度から桜花賞を勝った本馬と安田記念を快勝したリアルインパクトを輩出した。無敗で3冠を制した父の瞬発力と底力は、しっかり産駒に受け継がれている。ノーザンダンサー系の母は仏のマイルGIを勝っており、スピードを補強。バランスのとれた好配合で2冠制覇の可能性は高い。

 オークスエリンコートの父はマイルCSを連覇したデュランダル。産駒は父ほどの切れ味はないが、息の長い末脚を発揮している。母は伊1000ギニー馬で、近親にはBCターフ、“キングジョージ”などを制したコンデュイット。母系の質は高く、オークス勝ちがフロックでないことは確かだ。

 母の父SSにも有力馬が多い。クイーンSで古馬を一蹴したアヴェンチュラの父はダービー&JC馬ジャングルポケット。産駒は息の長い末脚を武器に活躍している。全姉トールポピー阪神JFオークスに優勝。大一番に強く、勢いのある時は信頼度が高い。ローズS2着のマイネイサベルはトニービン系のテレグノシス産駒で、母の父がSS。アヴェンチュラと同じ配合パターンだが、スケールはやや見劣る。

 ローズSを勝ったホエールキャプチャの父はノーザンダンサー系のクロフネ。産駒のスリープレスナイトカレンチャンスプリンターズSに優勝。父に似てストライドは大きく、切れ味より持続力で勝負するタイプが多い。

 穴ならば、カワカミプリンセスを出したキングヘイローの産駒リヴァーレが面白い。 (血統取材班)

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