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イルカとクジラの違いは実は大きさだけで、体調が4m以上のものをクジラと言い、それ未満のものをイルカという。確かにシロナガスクジラは全長24m、重さ150tととてつもなく大きいし、ハラジロカマイルカという水族館などでもよく見る黒と白の2色の小さなイルカは全長2mと小さい。それにしても“大きいのがクジラ”で“小さいのがイルカ”という決め方は乱暴な感じがする(笑)。そう決めたのだからそれで良いのだろうが、何かこう…あまり学術的でないというか…同じ質問に幼稚園児が答えてもそんな答えになるのではないか…などと考えていたら、これに突っ込むべき絶好の素材が見つかった。
サーフィンを趣味としている中学時代の旧友が、私がハマグリ採集をしている浜に世界最小のクジラが来ると言うのだ。春先、彼が波乗りしている最中に見たという世界最小のクジラは「スナメリ」という種類で、なんと体長1m。先ほどの学類上の識別に当てはまらないのだ。
なぜスナメリは1mにも満たないのにクジラと分類されるか調べてみたところ、これは体の見た目の特徴からそう分類されていることが分かった。
イルカは通常、口がくちばしのように前に伸びているのと背中にはヒレが付いているが、スナメリの顔、というか頭は丸く、その口はくちばしのようにはなってはおらず、背中にもヒレがないのだ。この体の構造はむしろクジラに近いため、スナメリは体長1mにも関わらず、“クジラ”に分類されているとのことだった。
さて、2つ目の基準によりクジラに分類されるのはスナメリだが“2つ目”が重要なのは競馬で、今週日曜、東京競馬場で行われるメイン競走、NHKマイルCといえば、“2つ目、3つ目”金言で勝馬予想が可能なレースだ。早速今週の金言を紹介するとしよう。
曰く「NHKマイルCは前走G2、G3の惜敗馬を狙え」。
ここで言う2つ目、3つ目はもちろんレースの「格」の話。歴史を遡ると昨年の優勝馬シャンパンカラーは直前ニュージーランドT(G2)3着だったし、2着ウンブライルはニュージーランドT2着だった。また一昨年2着のマテンロウオリオンもニュージーランドT2着で、このレースを好走する馬の多くは、直前、G2、G3で惜敗している。
ノーブルロジャーは前走毎日杯(G3)2着。同馬はシンザン記念(G3)の勝馬でもあるが、この時負かしたエコロブルームはNHKマイルC前哨戦のニュージーランドTを勝っており、ここで実力上位なのは確かだ。
数年前にはシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)という、獰猛な種類に属するサメが大量発生した、ハマグリ採集の浜。ハマグリ採集の人々が入り込むのは大体腰から、せいぜい胸のあたりまでだが、私はぎりぎり足がつくかつかないか、というところまでいつも入る。周りに人がいないとさすがにちょっと怖いが(笑)、夢中になって採っていたら、少し沖合にプクプクと小さな泡が移動するのが見えた。姿は見えなかったが、あれはもしかしたらスナメリだったのだろうか…。
このニュースへのコメント
のら〜り
うまうまないとさん、こんにちは。当記事は最初からそういう作りの記事ですので、悪しからずご了承下さい😊
2024年5月1日 9:47
うまうまないと
記事の半分以上が競馬に関係ない内容。
2024年5月1日 3:54