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【京成杯】血統診断

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 例年、上がり3ハロンの時計を要するレースになりやすく、スタミナが重要だ。このレースに強いステイゴールドの血(または母系)を持った馬が今年はいないので、今回は別の切り口から探りたい。

 大きな魅力を感じるのが新種牡馬ヴィクトワールピサ産駒のナムラシングンだ。父は中山で皐月賞有馬記念のGI2勝を含む重賞4勝を挙げたコース巧者。タフな馬場をものともしない重厚な末脚は子供にも受け継がれている。母系は凱旋門賞馬バゴと同じで、昨年は同産駒のブラックバゴが僅差の2着。父母系ともに相性が良さそうだ。

 同じ舞台の葉牡丹賞を勝ったメートルダールも血統的な後押しがある。母はイタリアで中長距離の重賞を2勝しておりスタミナは豊富。母の父が中山を得意とするロベルト系のシルヴァーホークなのもプラス材料だ。その直子にあたるグラスワンダーが母の父に入ったヤマカツエースマイネルフロストが今年の中山金杯で1、2着だった。

 中山初挑戦のマイネルラフレシアは、近親のショウナンアチーヴニュージーランドTを勝った中山巧者。母系にロベルト系の血が入っているのも好印象だ。ジャングルポケット産駒も主場4場(東京、中山、京都、阪神)で中山が勝率、連対率ともに一番高い(過去5年が対象)。プランスシャルマンも近親のシングウィズジョイが中山のターコイズSを勝っており、舞台適性は高そうだ。

 ウムブルフは父ディープインパクトの軽い切れよりも、重厚なドイツ牝系の特徴が出ているか。今回と同じ中山の未勝利戦で圧勝を飾ったように、上がりがかかる馬場での末脚勝負が得意なタイプだ。 (血統取材班)

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