第306話 「AJCC」
10年 36.3-61.2-35.1 =2.12.6 ▼3▼7△ 8 瞬発戦
11年 37.9-61.2-35.1 =2.14.2 △1▼2△10 平坦戦
12年 37.3-63.7-36.3 =2.17.3 ▼2▼1△ 2 平坦戦 不良
13年 36.0-60.8-36.3 =2.13.1 ▼4▼6△12 瞬発戦
14年 36.5-61.1-36.4 =2.14.0 △1▼5△ 2 瞬発戦
中山芝2200mコースは【瞬4平5消1】で平坦適性が問われやすい舞台。
1800m、2000m、2500mのコースとは異なり外回りコースで行われるのが特徴で他の中山コースと比べても若干特殊。
外回りコースは長い直線がほとんどないコースで坂のアップダウンもあるので脚を溜めにくくなっています。
瞬発戦になったとしてもそのほとんどはラスト2F目で▼5以上の加速が生じる展開で要は直線に入ってグイっと一伸びするレースという感じでしょう。
あとは11年12年の様にジリジリする平坦戦で11年の勝ち馬が
トーセンジョーダン、12年の勝ち馬が
ルーラーシップで父か母父にゼダーン系(グレイソヴリン系)の血統が示す通りの持続力が問われるレースになるかどちらかでしょう。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
トーセンジョーダン、
ルーラーシップのGⅠ馬以外は渋い名前が並ぶなという印象。
やはりそれだけ特殊コースで行われるレースということなのでしょう。
コース適性は【瞬4平5消1】ですが勝ち馬はどちらかといえば瞬発戦実績>平坦戦実績の馬が多くなっています。
このレースは7歳馬以上の高齢馬の成績が1-3-2-17(複勝率26.1%)となっていてなかなかの好走率です。
つまり適性重視のレースとなるのですが流石にGⅡレースということでGⅠ&GⅡでの実績は重要です。
過去5年の連対馬では
ナカヤマナイト、
トランスワープ、
サクラアルディートの3頭の2着馬以外の馬にはGⅠ~Ⅱで連対実績がありました。
ちなみに
ナカヤマナイトと
トランスワープにはGⅢの勝利実績がありました。
今年の登録馬でGⅠ~Ⅱで連対実績がある馬は
エアソミュール、
オーシャンブルー、
クリールカイザー、
コスモオオゾラ、
ゴールドシップ、
ショウナンラグーン、
セイクリッドバレー、
ダークシャドウ、
フェイムゲーム、
マイネルメダリスト、
ユニバーサルバンク
の11頭です。
ちなみの上記の馬で中山芝2200mコースで勝利経験があるのは
クリールカイザー、
セイクリッドバレー
の2頭です。
今年の登録馬で
ゴールドシップの名前があるのにちょっと驚きで圧倒的人気になりそう。
中山コースはGⅠのみ出走で2-0-2-0。
過去の実績では得意舞台といえそうです。
但し、この馬のラップギアは【瞬6平8消0】
今年はスローになりそうなメンバーなので直線入っての急加速を問われる様なレース展開になると思わぬ取りこぼしもあるかなと思われます。
14年の
有馬記念がそんな感じのレース内容でしたがそれでも3着に入っているので格が違うともいえますが。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
クリールカイザー→ゴールドシップ→マイネルメダリスト
先行馬を軸にしたいイメージで。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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ナイス!(
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