第290話 「神戸新聞杯」
09年 35.5-37.0-37.2-34.5 =2.24.2 ▼8△ 2△ 2 瞬発戦
10年 37.7-37.6-36.8-33.8 =2.25.9 ▼4▼10△10 瞬発戦
11年 37.2-40.0-37.5-33.6 =2.28.3 ▼7▼ 8△12 瞬発戦
12年 36.0-37.2-36.2-35.8 =2.25.2 △1▼ 1△ 9 平坦戦
13年 35.3-37.0-38.0-34.5 =2.24.8 ▼9▼3△18 瞬発戦
12年には平坦戦になってはいますが基本的には道中はゆったり流れての瞬発戦というレースでしょう。
次走は3000mの
菊花賞を控えているのであまりダメージは残したくない。
やはりトライアルというレースなのだと思います。
故に12年以外は▼8~▼10という大きめな加速が生じる瞬発戦となっていて「折り合い」と「瞬発力」というのがポイントになるレースでしょう。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
平坦戦実績はあった方がベターですが瞬発戦になりやすいレースと考えればなくてもOKといえるでしょう。
過去5年の連対馬ではそれまでに▼10以上の大きな加速レースで勝利経験があった馬は10頭中9頭でした。
唯一なかったのは
神戸新聞杯が平坦戦になった12年の2着馬の
ロードアクレイムです。
今年の登録馬で条件を
クリアしているのは
クロニクルスカイ、
サウンズオブアース、
サトノアラジン、
ダンディーズムーン、
トーセンスターダム、
トーホウジャッカル、
ハギノハイブリッド、
ヤマノウィザード、
ワンアンドオンリー、
ヴォルシェーブ
の10頭です。
このレースは過去5年では前走ダービー組、
ラジオNIKKEI賞組が圧倒しています。
前走ダービー組の成績が4-3-1-13、ラジニケ組が1-1-1-4、となっているのでこれ以外の馬は3着までという傾向です。
唯一連対したのは昨年の2着馬
マジェスティハーツで500万1000万を連勝してここに出走してきました。
但し、この馬は7月初旬に1000万を勝利して夏場は一旦休養してのローテだったので基本的に夏場使っていた馬はやはり「3着まで」ということになるかも。
前走ダービー組は距離&直線長いコースというのが同じで基本的にはダービーでの着順が信頼できます。
過去5年ではダービーで連対し
神戸新聞杯に出走した馬は6頭いますが全馬て連対しています。
3着以下から巻き返したのはダービー5着だった
ゴールドシップが
神戸新聞杯1着(ダービー1&2着馬は不出走)、ダービー13着だった
セイウンワンダーが
神戸新聞杯3着、という2頭だけです。
一方、ラジニケ組は
神戸新聞杯とはコース形態が全く異なるのでラジニケでの着順はそのまま反映されるとは限りません。
それ以前のレース実績を見ての判断となるでしょうか。
前走この2レース以外の組となると前走1000万下クラスで連対というのが最低条件でしょう。
但し、上記にも書いた通り3着までという評価ですが。
さて、今年のメンバーですがダービー馬
ワンアンドオンリーが主役になるのは間違いないでしょう。
ダービーの2~8着馬が不出走の今年は鉄板と言ってもいいかもしれません。
不安があるとすれば自分自身で出負けして後方過ぎて届かずというパターンか、出して行って引っ掛かってアウトというパターンのどちらかではないでしょうか。
以外の馬となってさぁ困りました。
今年は
セントライト記念が新潟開催となったためそちらに回った実績馬が多く
神戸新聞杯の出走メンバーが例年よりもレベルが低くなった印象です。
ダービーでは
ワンアンドオンリー以外は9着以下の馬ばかり、ラジニケ組は不出走、その他重賞となると前走
青葉賞3着の
ヤマノウィザードのみでOPクラスでもプリンシパルS2着の
キネオペガサスのみというメンバー構成です。
前走条件戦クラスでは「3着まで」という評価でしたが今年に限ってはあてはまらないかもしれません。
一応、前走1000万下クラスで連対した馬は
サトノアラジン、
トーホウジャッカル、
ヴォルシェーブ
の3頭となっています。
(
シャンパーニュは1000万下勝利→1600万下14着)
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
サトノアラジン→ワンアンドオンリー→サウンズオブアース
ついに本格化した感のある
サトノアラジンがここは逆転するという予想。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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ナイス!(
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