週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬(激アツ君)をピックアップします。
【11月2日(土)】
福島2R 2歳未勝利 芝1200m 雨 稍重
5番 ロールザボーンズ(7番人気4着)
見習い騎手で減量効果は高かったにせよ、内容的には素晴らしいレース。パトVで確認すると、スタート直後に両脇の馬に挟まれているが、怯まず割って出た。特に、直線のラスト100mでの伸び方は非常に鋭く、上がり35.6秒もメンバー最速。次走条件を問わず狙えそうな感じだ。 【次走注目度:A】
福島9R 3歳上1勝クラス 芝2000m 雨 重
10番 キヨラ(10番人気5着)
過去にも、今日のような雰囲気ある走りの後で好走した実績がある馬。パトVで見る限り、スタートはモッサリ。悪あがきせずにそのまま先行争いはせず、切れ込んで内に。4角ほぼ最後方からの追い込みとなったが、直線は荒れていない外を通ったにせよ良い伸び。馬の気分にもよりそうだが、今日のような悪馬場に対する適性は高いはず。次走稍重以下の条件ならば狙って面白い存在だ。 【次走注目度:A】
東京3R 2歳未勝利 ダ1400m 雨 重
6番 ホープリュミエール(11番人気7着)
今週の特注馬。血統的にダートは走るが、首の使い方が非常に上手な馬なので、馬場は良いに越したことはない。スタートしっかり出ているのだが、二の脚がなかなかつかずにポジションは自然と後方からに。直線も伸びてはいるのだが、前が止まらなかった分届かなかった感じ。この着順ならば次走も人気にはなりそうにないが、良馬場で走りがどう変わるかぜひ見てみたい。少なくとも人気よりは走るはずだ。 【次走注目度:S】
東京6R 2歳新馬 ダ1600m 小雨 重
5番 ジーティーエンジン(6番人気7着)
今週もう一頭の特注馬。スタートはきちんと出ているが、この馬もやはり二の脚が課題。特に、芝での脚がなかなかつかない感じで、後方からの競馬を強いられた。今日のような馬場だとどうしても前が有利になるが、道中は内ラチ沿いの後方からなので、直線でも馬群を塗って外に出すまでにかなりのロスがあった。真っ直ぐ走れるコースに持ち出せてからはかなり伸びているが、条件が悪すぎた。次走どの程度人気になるかは分からないが、上位人気になる可能性は高くないと見ている。走るということをファンが気づく前に買っておきたい一頭だ。 【次走注目度:S】
【11月3日(日)】
京都6R 3歳上1勝クラス ダ1800m 晴 重
8番 キャロルビアンカ(6番人気5着)
パトVでチェックすると、スタートきちんと出ているし、その後も意欲的にポジションと取っている。過去の成績を見ても、ダートの1700m~1800mあたりが距離としては合っていそう。今日はバテてしまったが、凡走続きでも着順が少しずつ軽くなってきている。ペースやメンバーにも左右されそうな感じはあるが、そろそろ出番が回ってきても良さそうな今日のレース内容。次走、人気になる前に買っておきたい。 【次走注目度:B】
京都7R 3歳上2勝クラス ダ1200m 晴 重
3番 メイショウタイゲイ(5番人気2着)
スタートがそれほど悪いわけではなかったが、先行争いには加わらずに後ろから。4角後方4番手まで下げての直線勝負は、重の京都ダートコースを考えればかなり不利な位置取りだが、最速の上がり36.2秒で2着まで押し上げた。昇級初戦だったが、今日の内容ならばもう一つ上に行けてもおかしくはない。次走、狙ってみたい一頭だ。 【次走注目度:S】