週末の注目レースを
伊吹雅也プロが「1点」の傾向に注目して分析する連載。特別登録を基に各レースを予習する際の参考資料としてご活用下さい。今週のターゲットは、
平安S・メイS・韋駄天S・
オークスの4レースです。
▼2024年05月18日(土) 京都11R 平安ステークス
【馬齢別成績(2019年以降)】
●5歳以下 [5-2-4-33](3着内率25.0%)
●6歳以上 [0-3-1-30](3着内率11.8%)
→高齢馬は基本的に過信禁物。なお、馬齢が6歳以上、かつ“前年以降の、中央場所の、今回より短い距離の、オープンクラスのレース”において2着以内となった経験がない馬は2019年以降[0-0-0-23](3着内率0.0%)と上位に食い込めていません。
▼2024年05月18日(土) 東京11R メイステークス
【前走の着順が5着以下だった馬の、前走の条件ならびに前走の出走頭数別成績(2017年以降)】
●条件が重賞、かつ出走頭数が13頭以上 [3-2-3-29](3着内率21.6%)
●条件が重賞以外、もしくは出走頭数が12頭以下 [1-0-1-40](3着内率4.8%)
→前走の着順が4着以内だった馬は2017年以降[3-5-3-9](3着内率55.0%)と堅実。一方、前走の着順が5着以下だったにもかかわらず3着以内となった10頭のうち8頭は、前走の条件が重賞、かつ前走の出走頭数が13頭以上でした。
▼2024年05月19日(日) 新潟11R 韋駄天ステークス
【馬番別成績(2018年以降)】
●1~10番 [2-1-2-55](3着内率8.3%)
●11~16番 [4-5-4-23](3着内率36.1%)
→今年も外寄りの枠に入った馬を重視したいところ。ちなみに、馬番が1~10番、かつ馬齢が4歳の馬は2018年以降[0-0-0-9](3着内率0.0%)、馬番が1~10番、かつ馬齢が6歳以上の馬は2018年以降[0-0-0-35](3着内率0.0%)と、それぞれ苦戦しています。
▼2024年05月19日(日) 東京11R 優駿牝馬(オークス)
【前走の着順が2着以下だった馬の、前走のレースならびに前走の1位入線馬とのタイム差別成績(2019年以降)】
●レースが
桜花賞、かつ1位入線馬とのタイム差が0.5秒以内 [0-2-2-12](3着内率25.0%)
●レースが
桜花賞以外、もしくは1位入線馬とのタイム差が0.6秒以上 [1-0-1-46](3着内率4.2%)
→前哨戦を勝ち切った馬と、
桜花賞で善戦した馬が中心。
桜花賞以外の前哨戦で敗れてしまった馬はもちろん、
桜花賞で大敗を喫した馬も疑ってかかるべきでしょう。