まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 6 | 牡4 | 55.0 | 松山弘平 | 栗 鈴木孝志 | 432(-4) | 1.33.0 | 16.6 | 8 | 35.6 | ①①① | |||
2 | 6 | 11 | 牝5 | 54.0 | M.デムー | 栗 友道康夫 | 422(0) | 1.33.3 | 1 1/2 | 4.5 | 2 | 34.9 | ⑬⑫⑨ | ||
3 | 8 | 16 | 牝4 | 53.0 | 川田将雅 | 栗 藤原英昭 | 486(+4) | 1.33.5 | 1 1/2 | 3.2 | 1 | 34.7 | ⑪⑫⑭ | ||
4 | 5 | 10 | 牡6 | 57.0 | 松岡正海 | 美 畠山吉宏 | 494(-2) | 1.33.5 | ハナ | 7.2 | 3 | 35.3 | ⑦⑥⑦ | ||
5 | 4 | 8 | 牝4 | 55.0 | 三浦皇成 | 栗 藤原英昭 | 482(-8) | 1.33.7 | 1 | 27.1 | 11 | 35.3 | ⑦⑨⑨ | ||
6 | 4 | 7 | 牡5 | 55.0 | 国分恭介 | 栗 牧田和弥 | 456(-6) | 1.33.9 | 1 | 16.6 | 7 | 36.2 | ②②② | ||
7 | 1 | 1 | 牡5 | 55.0 | 西村淳也 | 栗 中内田充 | 472(-4) | 1.33.9 | ハナ | 13.9 | 5 | 35.9 | ⑦⑥④ | ||
8 | 2 | 4 | 牡5 | 57.0 | 角田大河 | 栗 千田輝彦 | 470(0) | 1.33.9 | クビ | 14.4 | 6 | 35.3 | ⑮⑭⑬ | ||
9 | 1 | 2 | 牡7 | 57.0 | 荻野極 | 栗 池江泰寿 | 516(+4) | 1.34.0 | 1/2 | 53.7 | 13 | 36.3 | ③②② | ||
10 | 8 | 15 | 牡7 | 57.0 | 和田竜二 | 栗 矢作芳人 | 468(-2) | 1.34.1 | クビ | 85.8 | 14 | 35.6 | ⑦⑩⑪ | ||
11 | 7 | 14 | 牡7 | 56.0 | 横山典弘 | 栗 北出成人 | 458(-4) | B | 1.34.1 | 1/2 | 88.0 | 15 | 36.1 | ③④④ | |
12 | 6 | 12 | 牡4 | 59.0 | 横山和生 | 栗 安田隆行 | 460(-6) | 1.34.2 | アタマ | 9.1 | 4 | 35.4 | ⑬⑮⑭ | ||
13 | 2 | 3 | 牡6 | 57.5 | 岩田望来 | 栗 友道康夫 | 438(-12) | 1.34.2 | クビ | 35.6 | 12 | 35.9 | ⑥⑥⑦ | ||
14 | 5 | 9 | 牡5 | 58.0 | 坂井瑠星 | 栗 矢作芳人 | 512(--) | 1.34.2 | クビ | 19.5 | 9 | 36.2 | ③④④ | ||
15 | 7 | 13 | 牡4 | 55.0 | 菅原明良 | 美 田中博康 | 558(-2) | 1.34.5 | 1 3/4 | 20.4 | 10 | 35.7 | ⑮⑮⑭ | ||
16 | 3 | 5 | セ6 | 56.0 | 幸英明 | 栗 笹田和秀 | 458(-4) | B | 1.34.6 | クビ | 100.2 | 16 | 36.1 | ⑪⑩⑪ |
ラップタイム | 12.3 - 11.2 - 11.1 - 11.3 - 11.5 - 11.4 - 11.8 - 12.4 |
---|---|
前半 | 12.3 - 23.5 - 34.6 - 45.9 - 57.4 |
後半 | 58.4 - 47.1 - 35.6 - 24.2 - 12.4 |
■払戻金
単勝 | 6 | 1,660円 | 8番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 6 | 400円 | 8番人気 |
11 | 180円 | 2番人気 | |
16 | 160円 | 1番人気 | |
枠連 | 3-6 | 2,830円 | 14番人気 |
馬連 | 6-11 | 4,430円 | 17番人気 |
ワイド | 6-11 | 1,440円 | 17番人気 |
---|---|---|---|
6-16 | 1,000円 | 5番人気 | |
11-16 | 430円 | 1番人気 | |
馬単 | 6-11 | 10,380円 | 37番人気 |
3連複 | 6-11-16 | 4,420円 | 4番人気 |
3連単 | 6-11-16 | 40,300円 | 94番人気 |
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
土曜日の中京芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
中京競馬場はBコース開催の2週目。この中間、雨量計で観測された降水は金曜日の2.5ミリのみ。土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。土曜日早朝におけるJRA測定クッション値は9.6。前週とほぼ同レベルの状態をキープしている。
土曜日に施行された芝競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は3、8、6、9、5番手。内寄りを通る逃げ、先行勢がいい踏ん張りを見せながらも、ゴール前で食われる場面が目立つようになってきた。前週に比べると、好位~待機組の勢いが明らかに強まっている。
実際、上がり3ハロン1~2位馬は【4.2.1.3】と高値安定の成績。土曜日の1着馬は、いずれも上がり3ハロン4位以内でフィニッシュしている。少なくとも、先行力だけで押し切るのは容易ではない様子。末脚の要求度が高いコンディションという捉え方が、もっとも適切だろう。
ちなみに、今開催のBコースにおいて施行された芝1600mのレースは4鞍(22日終了時点)。勝ち馬4頭は、みな上がり3ハロン1位(タイを含む)でフィニッシュしていた。現状、マイル戦ではメンバー上位の上がりを出せる馬が優位の立場にある。その点は気に留めておいたほうがいい。
日曜日開催中の予報は晴れベース(23日7時の時点)。突発的な大雨でもない限り、傾向の急変までは考えづらい。馬場の乾燥が進むようなら、土曜日のトレンドに拍車がかかる可能性もあり得るだろう。それゆえ枠順にはあまり固執せず、長くいい脚を使えそうな馬を優先したほうが正解のように思える。
となれば、頼りになるのは末脚のしっかりしたタイプ。近2走内(海外戦出走馬は直近のJRA戦)に芝のレースで上がり3ハロン最速をマークしている馬や、近2走(同上)とも芝のレースにおいて上がり3ハロンを3位以内でまとめている馬は、人気の有無にかかわらず押さえておきたいところだ。
今年の中京記念の出走メンバーで条件を満たす馬は、①ヴァリアメンテ、⑪ディヴィーナ、⑬ベジャール。よって当欄では、これら3頭を注目株として推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×万券ハンター「ヒノくん」が中京記念を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) ヒノくん(万券ハンター) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第25回は中京記念についてnigeプロ・シムーンプロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【nige】ーレース分析眼を磨き抜いたダート予想界の俊英
ダートレースに絞り、コース形態・馬場・展開・力関係・前走内容など、あらゆるファクターを徹底検証!ダート予想界を席巻するnigeプロに中京記念についてお聞きしました。
―予想のポイントからお願いします。
4年ぶりに中京開催になることと、サマーマイルシリーズなので、ここへの勝負度が馬によって異なることですね。「勝負度」という点で、G1馬ダノンスコーピオンの扱いが一番のポイントだと思います。
―ありがとうございます。ポイントを2つ挙げていただきました。まず、中京開催についてですが、中京芝1600mへの出走がプラスに働く馬を挙げていただきたいです。
プラスに働く馬は結構いますが、その中でもセルバーグはプラスが大きいと思っています。
ここ3戦走っている阪神でも勝っていますが、私の判断では中京の2勝クラスを勝ったレースは好内容でした。
―2馬身差をつけたレースですね。反対にマイナスに働く馬はいるでしょうか。
マイナスに働く馬は、メイショウシンタケですね。阪神に特化した成績に加えて、前走は高速馬場のハイペースでかなり展開がハマっています。中京替わりだと、より再現性が低くなるのでマイナスになると考えています。
―ありがとうございます。もう1点、ダノンスコーピオンの扱いについてです。昨年の富士S以降はパッとしない競馬が続いています。何か不振の要因などあるでしょうか。
富士Sで時計を縮めて、前哨戦仕上げで成長を感じる内容を見せたことを考えると物足りない内容が続いていますね。でも、マイルCSは「馬場」、香港マイルは「海外」、京王杯SC
は「距離不足」、安田記念は「テン乗りで馬群の中、かつ前に行き過ぎ」と言い訳ができなくはない凡走です。
―理由づけできるわけですね。となると、今回は期待できるでしょうか。
東京がベストですが、時計の出る中京なら合うはずですし、普通ならG3に出てくる馬ではなく、相手が楽になるのは間違いありません。トップハンデ59kgと川田騎手が乗らないことで人気が落ちるようなら買える馬だと思っています。
―対照的に53 kgで出走するルージュスティリアはどうでしょう。阪神牝馬Sは直線の接触、ヴィクトリアMは斜行の影響を受けたように思います。ここ2戦の敗因は不利に求められるものなのか、能力的な問題なのかをお聞きしたいです。
阪神牝馬Sは、強引に外に出す時の接触はありましたが、単純に前有利の流れ。スムーズで
も2着までだったはずです。ヴィクトリアMは、ソダシ斜行の影響を受けた馬が複数いますが、この馬は小さかったです。前走に関しては、現時点での能力差が出たと考えています。G3レベルの相手になるのは歓迎ですが、過剰人気タイプ。買うにしても買い方は考えないといけないと思います。
―なるほど。現状、軸として考えている馬を挙げていただけますか。
セルバーグですね。2走前の 六甲Sはダートで結果を出してきたサヴァが勝つようなかなり時計のかかる馬場。それに加えて、差す競馬でした。前走の米子Sはペースの流れた展開を終始3頭分外追走で、直線では挟まれて、4回くらい接触する致命的な不利。ここ2戦は参考外と判断できるので中京替わりのハンデ55kgなら面白いと思っています。
―妙味も十分でしょうし楽しみです。穴馬として考えている馬がいればお願いします。
カイザーミノルですね。近走は好走がないですが、中京開催の京都金杯で、今年が15番人
気で0.3秒差5着、2年前が2番人気で0.1秒差3着。ハンデもここ2戦の惨敗で、今年の京都金杯より1kg軽くなっています。全く人気はないと思うので、少額なら押さえる価値がある馬だと思います。
―想定ですが最低人気を争うくらいなので期待したいです。人気サイドで危険だと感じる馬がいればお願いします。
抽選対象ですが、ディヴィーナですね。ヴィクトリアMは、強い内容でした。でも、あの一発だけなんですよね。全4勝を中京で勝っているのですが、どれも平凡で3勝クラスは牝馬限定。同じパフォーマンスで走れるのか不安を感じます。人気がないなら買ってもいいですが、ハンデ54kgなら人気になると思うので様子見する予定です。
―一気に妙味がなくなりそうですよね。最後に中京記念の予想とは離れ、今回は該当馬がいないのですが、ダートを使っていた馬が、初めて芝を走るとき、適応可能か否かを見極めるポイントなどあればお聞きしたいです。
私は、パドックも見ないので、馬体で判断するような能力はありません。それに、新馬・未
勝利は勝負せず、上級条件が勝負のメインなので適性がある程度見えた馬を狙っています。そのため、基本は「買わない」ことがベースになっています。芝替わりで苦しむのは、追走スピードの違いと上がりの速さへの対応が難しいからです。買うとしたら、この2つが軽減される雨の影響があるかなり時計の出るような馬場や長距離戦。今年3月の六甲Sでかなり時計のかかる重馬場を勝ったサヴァ、少し昔になりますが長距離で好走したデスペラード、マカニビスティーがこのパターンです。
―非常に分かりやすいです。
適応可能か否かを見極めるよりは「ダート馬が走れそうな条件か?」を考える程度です。そのあたりの見極めについては、馬体派や血統派の予想家さんにおまかせします(笑)。
取材後記:セルバークは中京適性もあり、近走内容で人気落ちとなれば熱いですね。高評価の馬との組み合わせでなかなかの配当になりそうです。
【シムーン】ー元馬乗りの感性が創る芸術予想
育成牧場業務に3年ほど身を投じた異色の経験を活かし、馬の性格や適性、騎手の騎乗技術を的確に分析。鋭い感性とレース映像の徹底検証により、劇的な変わり身のある馬を狙い当てるシムーンプロに中京記念についてお聞きしました。
―予想のポイントからお願いします。
過去3年は別の競馬場で行われているので、当然ですが近年のデータはあてになりません。最終日になるので、内と外、どちらの馬場が良いのか注意する事が大事だと思います。16日の最終レースは最内を通った逃げ馬が押し切りましたので、まだ内は大丈夫です。そこから中間の天気も含め、レースまでにどうなるかチェックしたいところです。
―未確定の馬場傾向は要確認ですね。さて、真っ先にお聞きしたいのはディヴィーナについてです。ヴィクトリアM取材時に、「2走前は直線不利。前走はスローの流れを後方から外を回る形で参考外。今回は穴馬として期待している」とコメントいただきました。結果、レースでは大健闘の15番人気4着。いやあ、驚きました。
ヴィクトリアMは本命登録で馬券も単複を買っていたので私的には最悪の結果でした。配当が多少安くなってもいいので、4着でも当たりになる馬券を売ってほしいと切に思いました(笑)。
―(笑)。推奨理由のひとつとして、母が2連覇のレースなので舞台適性もあるはず、と挙げていただきましたが、中京へ舞台を移しても期待できるでしょうか。
今回に関してですが、東京芝1600mから中京芝1600mに替わることでの大きな違いの1つは、スタート後すぐにカーブがある点です。外から内に切れ込んでくる馬もいますから、最初のポジション取りにより神経を使います。
―スタートが1、2コーナーの間にある引き込み線にあるんですよね。
ディヴィーナは3走前に不利を受けて後は流しているので、馬が「不利を受けたらもう
走らないわ!」みたいな気性になっている可能性があります。なので最初のカーブを狭くならずに上手く立ち回れるかがカギとなりそうです。能力が足りるのは前走で証明しているので、あとは精神的な部分だけですね。
―力を出し切ってほしいです。個人的に気になるのは、サブライムアンセムで、内回りのフィリーズRは差し切り、外回りの阪神牝馬Sは先行して好走しましたが、どのような運び方が最もこの馬に合うとお考えでしょうか。
阪神牝馬Sはスローの前残り展開を好位のインで理想的なポジションでした。直線は捌くのにちょっと手間取ったんですけどね。まあでも、競馬としてはかなり上手くいった部類です。フィリーズRで後ろからになったのは出遅れたからで、この馬は結構出遅れることがあります。前走や3走前もそうです。出遅れず、阪神牝馬Sのように運ぶのが理想でしょうね。
―よかれで差しに回っているわけではないんですね。中京マイルという舞台は合いますかね。
左回りはデビューした頃から内にモタれるんですよね。その点も課題です。
―難しいレースになりそうです。ダノンスコーピオンは注目されている方が多いかと思います。昨年は世代限定G1を勝ったものの、富士S以降馬券内好走がありません。この馬をどう見ていますか。
前走の安田記念はスムーズに運べていたんですけど……。相手も揃っていましたが、もう少し頑張って欲しかったところです。今回のメンバーに入ると、G1勝ちの実績は光るので無視は出来ないですけどね。今回とは関係ないですが、この馬に関しては意外とダートが合うのではと思っています。
―ダートですか。
1つ上の姉ダノンバジリアは芝で2戦したあと、ダート路線で2勝を挙げました。母父Sligo Bayは日本であまり馴染みがありませんが、母父として中央ダート重賞3勝のスワーヴアラミスを輩出しています。ダノンスコーピオンもダートで良い可能性はあるはずなんですよ。今回も結果が出ないようなら、ダートを試してみてもいいかもしれません。
―なるほど。スワーヴアラミスと同じ母父なんですね。人気サイドを中心にお聞きしましたが、穴でこれといった馬はいるでしょうか。
セルバーグに期待しています。前走はハイペースの好位外を回る展開になり、苦しい位置取りになりました。そのうえ直線ではぶつけられ、あとは流しただけなので度外視できるレースです。中京芝1600mでは2馬身差の圧勝経験がありますし、舞台は合っていると思います。控える競馬でも走れていますが、前目には付けたほうがいいので内枠を引いてロスなく好位を取りたいところです。
―かなりハイペースでしたよね。内枠を引いてほしいです。反対に近走内容から嫌いたい馬がいれば挙げていただきたいです。
メイショウシンタケの前走は全てが上手くいっての勝利。再現性は薄そうです。あと、過去の左回りのレースを見るとあまりお行儀のいい走りはしていない印象です。全力を出せない感じなので中京替わりもどうでしょうか。
―ありがとうございます。最後に、挙げていただいた馬以外に注目している馬がいればお願いします。
ヴァリアメンテですかねぇ。以前中京を使った時にいい決め手を見せていましたし、乗れている西村淳騎手の初騎乗も魅力です。ここなら実力はヒケを取らないので、11ヶ月ぶりのぶん舐められてくれるようなら楽しみです。
取材後記: ディヴィーナのヴィクトリアMは惜しかったですよねえ。家でテレビを見ながら「うわあ、惜しい」と思いました。今回は果たして……。
以上、プロ予想家2名の中京記念への見解と注目馬を紹介しました。セルバーグ、メイショウシンタケへの見解は一致していましたね。
(文・垣本大樹)
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
日曜日に行われる中京記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ヴァリアメンテ【A】
栗東CW併走(19日)。右手前の強い走法だが、本番は左回り。不安視する必要はない。併走遅れの形ではあるが、ゴール板直前で鞍上が軽く手綱を譲ると首を使って躍動感のあるフォームに。その後も気持ちの乗った走りを見せていた。動き自体は休養前と遜色ない。上々の仕上がり。
②シュリ【B】
栗東坂路単走(19日)。日曜日に攻めているので、今回は軽めの調整。鞍上が抑えていたせいもあってか、やや単調に映るが、折り合いはしっかりついており、集中力も高い。最後まで余力十分に走ることができている。ここ2戦の成績が案外な点は気がかりも、稽古の雰囲気は決して悪くない。
③アドマイヤビルゴ【C】
栗東P単走(19日)。余力残しの内容。低い重心を保ち、力むことなく進んでいる点は評価できる反面、覇気が不足しているようにも映る。オーバーワークを避けた調整とはいえ、もう少しハミを自らしっかり取って欲しい印象。そのあたりを考慮すると、どうしても物足りなさは残る。
④メイショウシンタケ【B】
栗東CW単走(19日)。コーナーから直線間もなくまでは、雑な走りが目についたが、ギアが入ってからの反応は良く、体の使い方も伸びやかだった。稽古も実戦もムラ駆けタイプとあって、見極めに難しい面はあるが、気配自体は決して悪くない。いい意味での平行線だろう。
⑤ワールドウインズ【C】
栗東坂路併走(19日)。ハミ取りが浅く、マイペースな面は相変わらずだが、身のこなしに硬さはなく、前肢の使い方も悪くはない。一方、いい頃と比べて後肢の踏み込みが若干弱く映るのは気になるところ。可もなく不可もなし、といった感じ。評価は上げづらい。
⑥セルバーグ【C】
栗東坂路単走(19日)。手前変換の際にフラつき気味。その後もモタれる仕草を出していた。ただ、かなり癖が強い馬なので、手の合う騎手が跨れば変わる可能性もある。見映えが良くないため、判定はCにとどめておくが、当日の気配次第では再検討の必要があるかもしれない。
⑦アナゴサン【A】
栗東坂路単走(19日)。脚さばきが気持ち硬く映るものの、許容範囲の部類。手前変換後の反応が良く、終盤あたりで軽く肩にステッキを入れられるとさらに加速。グイグイと脚を伸ばすさまは迫力があった。相手関係は強化されるが、気配の良さを活かせるようなら一撃あってもおかしくない。
⑧サブライムアンセム【B】
栗東坂路単走(19日)。体幹しっかりの安定したフォームで登坂。前進気勢が高く、それでいて鞍上からの指示を待てる精神的な余裕が感じられるのも良い傾向。折り合い重視の内容ゆえ派手さには欠けるが、いつになく気配が柔らかく映る点は評価したい。
⑨ホウオウアマゾン【B】
栗東CW併走(19日)。相手と並んだ際の競る気配が薄く映るが、それはいつものこと。体幹はしっかりしており、脚さばきも悪くない。厳しく見れば、もう少しラストの鋭さが欲しいが、鞍上の叱咤激励に応えるべく、懸命に前へ進もうとする姿は好感が持てる。及第点の仕上がりだろう。
⑩ウイングレイテスト【A】
栗東CW単走(19日)。単走表記だが、併せ馬に近い形。他厩舎の馬を目標にして、折り合いをつけながら自身のリズムをキープ。鞍上の促しに対する反応も良かった。手控え気味で見映えの悪い内容だった1週前よりも、随分と気配は上向いている。力を出せる態勢と判断したい。
⑪ディヴィーナ【B】
栗東坂路単走(19日)。頭の位置が安定せず、やや雑な走り。とはいえ、四肢のさばきは俊敏。気持ちがっしりとした乗り手を背に、右手前1本で登坂したことを思えば、ラストもよく踏ん張っている。判断するに難しいが、好内容だった1週前追い切りを加味してのB判定としたい。
⑫ダノンスコーピオン【B】
栗東坂路単走(19日)。口向きの悪さを修正しながらの登坂。その点はいただけないが、直線半ばからしまいにかけての加速度合いは秀逸。これを見せられると、安易に低評価をつけることはできないように思える。判断に悩ましいが、今回はB判定としておきたい。
⑬ベジャール【C】
美浦南W単走(20日)。ラストまで右手前のままだったが、左回りのマイル戦に臨むことを思えば、悪い傾向ではない。ただ、1週前と同様に首周辺の発汗が多い点は気になるところ。四肢の使い方は悪くないのだが……。見た目が良くないため、C判定とするが、当日の気配を再確認したい1頭ではある。
⑭カイザーミノル【C】
栗東坂路単走(19日)。当該週を軽めの調整で済ませるのはいつものこと。それはいいとしても、頭の位置が高く、推進力を上に逃す完歩が多い点は割引材料。脚元の動き自体は悪くないものの、好調時の気配には及ばないように思える。
⑮ミッキーブリランテ【B】
栗東坂路単走(19日)。ハミ取りが浅い点は相変わらず。とはいえ、安定したフットワークでキビキビと登坂。整ったフォームを最後まで保てている様子から、体調面の不安はなさそう。最近の成績こそイマイチだが、もっと着順を上げてきても、おかしくない攻め気配ではある。
⑯ルージュスティリア【A】
栗東CW併走(19日)。強い前進気勢を見せながらも、踏み込みには力感があり、それでいて四肢のさばきは実にしなやか。気性的に表裏一体の部分があるのは否めないが、動きの質は非常に高く、状態面の不安はなさそう。実戦で折り合うことを前提に高評価してみたい。
◆アドマイヤビルゴ・前川助手「6歳になるが、フレッシュ感がありいい状態」
◆アナゴサン・牧田師「今回も前々で自分のペースで運びたい」
◆ヴァリアメンテ・福永助手「マイルで前半の折り合いがつきやすくなると思う」
◆ウイングレイテスト・木塲迫助手「競馬に注文がつかないタイプ」
◆カイザーミノル・北出師「当日落ち着いて臨めれば」
◆サブライムアンセム・藤原師「ゲートをうまく出られれば」
◆シュリ・池江師「左回りのマイルは良績があるし、力を出せる状態」
◆セルバーグ・鈴木孝師「ある程度前めでリズム良く運べれば」
◆ダノンスコーピオン・安田助手「相手や斤量どうこうより、能力を出し切れるかどうか」
◆ディヴィーナ・松館助手「中京は合っているし、スムーズな競馬ができれば」
◆ホウオウアマゾン・池田厩務員「馬格があるので、58キロの斤量は気にしていない」
◆ミッキーブリランテ・貝澤厩務員「元気いっぱいですね。できれば内枠がほしい」
◆メイショウシンタケ・千田師「マイルぐらいの距離は合っている。馬混みに入れずに運べれば」
◆ルージュスティリア・藤原師「条件はいいし、狙っていたレース。53キロの斤量も魅力」
◆ワールドウインズ・笹田師「もまれずに運べればいい脚を使ってくれると思う」
中京施行の過去7回(2013~2019年)における、1~3着馬延べ21頭の馬齢をみると、3歳から7歳までの範囲で収まっている。ただし、7歳の好走(3着以内)は、過去の中京記念で2着以内の連対経験があった馬のみ。4歳以下の2着連対圏入りは、牡牝混合G1からの臨戦馬に限られる。気に留めておきたい傾向のひとつだ。
(減点対象馬)
②シュリ ⑥セルバーグ ⑧サブライムアンセム ⑬ベジャール ⑭カイザーミノル ⑮ミッキーブリランテ ⑯ルージュスティリア
中京施行で行われた過去7回における、1~2着馬延べ14頭はいずれも、前走でOPクラスのレースに出走していた。条件クラスからの参戦馬は、2着連対圏に届きそうで届かない状況が続いている。
(減点対象馬)
⑬ベジャール
中京で行われた過去7回における、1~3着馬延べ21頭の前走使用距離を確認すると、芝1400m、芝1600m、芝1800mの3通りに集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は、複勝圏に達していない。
(減点対象馬)
⑬ベジャール
中京施行の過去7回、前走2着以内の馬が当レースでも2着連対圏を確保したのは4頭だけ。前走の着順に寛容なレースとみて差し支えない。その一方、前走が東京以外のレース、かつ前走で8着以下に敗れていた馬の好走(3着以内)例はゼロ。前走8着以下敗退馬を狙う場合は、前走の開催場に注意したいところだ。
(減点対象馬)
③アドマイヤビルゴ ⑥セルバーグ
中京施行の過去7回における、1~3着馬延べ21頭の前走馬体重を検証すると、2016年の3着馬ケントオーの464キロが最軽量。前走が国内戦、かつ前走の馬体重が464キロ未満だった馬は、劣勢を強いられている。
(減点対象馬)
③アドマイヤビルゴ ⑤ワールドウインズ ⑥セルバーグ ⑦アナゴサン ⑪ディヴィーナ ⑭カイザーミノル
中京で行われた過去7回における、1~3着馬延べ21頭すべてが、中12週以内での臨戦だった。前走からのレース間隔が中13週以上となる馬は、評価を下げたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
①ヴァリアメンテ ②シュリ ⑨ホウオウアマゾン
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
---------------------
2020年の最低人気メイケイダイハードの大激走(U指数13位、18番人気、1着)には驚かされたが、基本的に指数、人気ともに低い馬の馬券絡みは少ないレースで、2018年1着のグレーターロンドン(1位、1番人気)、2019年3着のプリモシーン(1位、1番人気)、2021年1着のアンドラステ(2位、1番人気)、2022年3着のファルコニア(3位、1番人気)のように、人気を集めた指数1~3位の馬は比較的安定した走りを見せている。4~6位あたりもコンスタントに馬券に絡んでいるので、中心は指数上位勢というアプローチでまったく問題ない。
最初に推奨するのは、U指数堂々トップの⑫ダノンスコーピオン(97.5)。昨年のNHKマイルC優勝など重賞実績は抜けており、レベルの高いレースでしのぎを削ってきた戦歴はおおいに評価できる。59キロのハンデが嫌われるようなら、オイシイ狙い目になってくれるだろう。
2位⑨ホウオウアマゾン(97.0)も馬券的には面白そうな1頭。馬柱の成績はあまり冴えないものの、大きく負けているのはG1、G2、ダート、海外などで、芝のG3以下だけを見ればほとんど崩れていない。メンバーレベルが一気に下がるここはチャンス十分だ。
以下、抜群の舞台適性を誇る5位タイ⑯ルージュスティリア(95.5)と7位タイ⑪ディヴィーナ(95.2)の2頭を押さえておく。
今年は4年ぶりに本来の中京芝1600mを舞台に行われるため、血統傾向も当該コースで施行された2012~2019年を参考にしたい。まず目に留まるのはトニービンの血を引く馬の活躍で、勝ち馬では12&13年フラガラッハ、15年スマートオリオン、19年グルーヴィットの延べ4頭が該当。また、13年が13番人気、14年が11番人気と2年連続二ケタ人気で2着に好走したミッキードリームも2代母の父にトニービンが配されている。
ほか、ノーザンテーストやNijinsky、Danzigといったパワーや持続力に優れたNorthern Dancer系種牡馬を内包する馬も有力。なお、現行条件の中京記念を二ケタ人気で連対した13年2着&14年2着ミッキードリーム、15年2着アルマディヴァンの延べ3頭は、ともにノーザンテーストとNijinskyの血脈を併せ持っていた。
ヴァリアメンテは、父ドゥラメンテ×母ヴァリディオル(母の父Dynaformer)。父はトニービン、ノーザンテースト、Nijinskyを併せ持つ注目の種牡馬となるが、直近に中京芝1600mで開催された19年中京記念の勝ち馬グルーヴィットが近親にいることもポイントだろう。本馬においては半姉アンドラステが小倉で代替開催された21年中京記念の勝ち馬。今回は11か月ぶりの実戦であることが懸念されるが、人気薄に甘んずるのであれば注意したい。
ワールドウインズは、父ルーラーシップ×母エイシアンウインズ(母の父フジキセキ)。同じ「キングカメハメハ系×サンデーサイレンス系」となる配合は「1-3-0-5」と相性がよく、19年1着グルーヴィットなどが出た。また、父はグルーヴィットの近親となり、トニービン、ノーザンテースト、Nijinskyを併せ持つことも共通。母が08年ヴィクトリアマイルの勝ち馬であることも興味深く、本馬も左回りのマイル戦では人気以上の走りを見せている。
ベジャールは、父モーリス×母エスジーブルーム(母の父アフリート)。同産駒は中京記念に初出走となるが、父系曽祖父グラスワンダーは15年1着スマートオリオン、父系祖父スクリーンヒーローは19年2着クリノガウディーを出しているため、注目に値する系統といえるだろう。本馬は父系でノーザンテーストとDanzig、母系でNijinskyの血を引く血統構成もよく、4歳時にマイル王として躍進を遂げた父に倣えば本馬も本格化を果たす頃だろう。
編集部(以下、編) JRAの番組は、障害レースを含め基本的に毎週2つ以上の重賞が組まれていますが、今週は1年で唯一、1重賞しか行われない番組構成になっております。
新良(以下、新) 確かにそうですね。宝塚記念週は平地重賞はひとつながらも、土曜日に障害重賞が組まれていますからね。
編 はい。ある意味、とてもレアな週と言えるでしょう。
新 そのぶん、4重賞の週より心の負担は軽くなりますが、全力投球が求められることに変わりはありません。全体のレース数は同じなので(苦笑)。
編 おっしゃる通り。ただ、おもに重賞を狙っているこのコーナーとしては、ターゲットが絞れるのでやりやすいのではないでしょうか。
新 そういう面はあるかもしれません。選択肢が限られているからこそ、予想に集中できることもありますので。
編 ぜひとも集中力を高めていただいて、今週唯一行われる重賞の中京記念を攻略してもらいましょう。
新 このレースは過去10年で乗り替わりが5勝していて、2020年に最低人気で勝ったメイケイダイハードのように、人気薄の激走も目立ちます。今年も乗り替わりに頑張ってもらいたいですね。
編 では、注目の狙い目を教えてください。
新 ここは藤岡佑介騎手から西村淳也騎手に乗り替わる①ヴァリアメンテを狙います。
編 登録時点では抽選対象でしたが、見事に突破しましたね。
新 はい。よくぞ出走にこぎつけてくれました。出てきたら買いたいと思っていましたので。
編 西村淳騎手といえば、函館2歳Sのナナオが記憶に新しいです。
新 今週も陣営の期待に応えて、しっかり結果を残してくれるのではないかとみています。
編 推奨根拠を教えていただけますか?
新 西村淳騎手が重賞でも積極的に買える騎手になったことは、あえて強調するまでもないでしょう。格的にも、藤岡佑騎手を上回ったという印象です。
編 ご指摘の通り、西村淳騎手のここ最近の勢いには、目を見張るものがありますね。
新 ヴァリアメンテを管理する中内田充正厩舎の主戦は、言わずと知れた川田将雅騎手。それに次ぐセカンドのポジションを長らく藤岡佑騎手が務めてきまいしたが、最近の騎手の起用ぶりを見るに、西村淳騎手が完全にその座を奪った感があります。マーメイドSでも、中内田厩舎のビッグリボンで勝利。川田騎手の不在を見事にカバーしてみせました。
編 蜜月関係が出来上がりつつあるんですね。
新 あくまで川田騎手に次ぐ2番手ですが、関係性が劇的に良くなっていることに疑う余地はないでしょう。西村淳騎手の厩舎別の勝利数は、杉山晴紀厩舎が1位、中内田厩舎が2位。お互いの思惑が一致して、今回のテン乗りにつながったとみています。
編 中京芝1600mというコースもまったく問題ないと?
新 7月に入ってから、すでに3勝を挙げていますからね。問題ないどころか、本人的にも大歓迎といったところでしょう。
編 馬のほうの評価はいかがですか?
新 オープン入りしてから大敗したことはないので、能力的には不安なし。ハンデ戦なら、実績馬とも対等に渡り合えると思います。中内田厩舎は状態が悪かったら使わないタイプなので、長期休養明けでも心配は要らないでしょう。加えて、マイル前後、距離短縮に良績が集まっている厩舎ゆえに、千八から千六という短縮ローテもプラスに評価できます。
編 舞台は異なりますが、ヴァリアメンテの姉アンドラステは2年前の中京記念を勝っています。
新 きょうだい制覇達成の可能性は十分にあると思います。今週も西村淳騎手のハッスルプレーに期待しましょう。
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
中京最古の重賞で、2012年に2000m戦からマイル戦にリニューアル。ハンデ戦ながらも、2000m戦時代からトップホースの参戦が多く見られるレースで、第38回(1990年)のオサイチジョージ、第39回(1991年)のレッツゴーターキン、第43回(1995年)のチョウカイキャロル、第47回(1999年)のエリモエクセル、第48回(2000年)のメイショウドトウ、第50回(2002年)のツルマルボーイ、第58回(2010年)のシャドウゲイトなど、G1馬やのちのG1馬による勝利は枚挙にいとまがない。マイル戦になってからは、第60~61回(2012~2013年)をフラガラッハが連覇。第62回(2014年)は、皐月賞2着、マイルチャンピオンシップ1着の実績を持つサダムパテックが制した。